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第十八話 違和感の正体

「ボコボコに・・・ですか、出来るんですかねぇ?」

「お前の作戦は見破った、ここからは俺のターンだ」


 違和感の正体はわかった。サイコパス野郎は俺がカードをセットするまで自分からカードをセットしようとはしていなかった。つまり、何かの方法でセットされたカードの役を見破っているのだろう。ハートのロイヤルストレートフラッシュに対して一番弱い3のフォーカードという安全策を打ってきたことからも、ほとんど確実と言っていいだろう。

 それを確かめるために、次のセットもサイコパス野郎からカードをセットさせる。


「それでは五セット目、ですねぇ折り返しとなります。カードを伏せて置いてください」

「今度はそっちからどうぞ」

「いえいえ、あなたからどうぞ?」

「これが作戦なんだろう?先にセットさせることで何らかの方法を用いて俺の役を当てている、違うか?」

「証拠はあるんですかねぇ?」

「ないさ、そして証拠を見つける気もない。俺はここからテメェに勝つ、それだけだ」

「ほう、今までの方は必死になって証拠を探していましたけどねぇ、まあそのうち証拠を発見した人はごく一部だけだがな」

「俺に証拠を探すなんざ似合わねぇよ、ギャンブラーとして貴様に勝つ」

「そうですか。あなたのその愚直さに惚れました。ここからのカードは私が先にセットしましょう。ですが、今はまだ私の有利ということは変わりませんがねぇ」

「そんなもん丁度いいハンデだぜ」


 サイコパス野郎には悪いがここからは俺の独壇場だ。

評価ブクマレビュー感想、それから俺の他の小説もよろしくお願いします!

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