表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
55/132

55

「ずっと、気になってたこと、ある」


「言ってみな」


「魔物を呼んだやつ、目的、なんだ?」


「ああ」


ブン・ラッハの疑問を聞くと、アリッサは眉間にシワを寄せた。


「そもそもだ…今回の誘拐事件、色々と不可解で気に食わないね」


「不可解…ですか」


ブランにとっては、魔法が関わることはすべて不可解でる。


「まず、ウォルターの息子をさらったやつの目的だ」


そう言いながら、アリッサは近くにあった木箱に座った。


「さんざん脅迫しといて、いざ誘拐すると音沙汰なしときた」


「確かに、騎士団長さんも言ってましたね」


「誘拐しといて何も要求してこないってことはつまり…ウォルターの息子を手に入れることそのものが目的だった可能性が強い」


「レイモンドさんに何か秘密があるんですかね」


「そんなことあたしが知るかい」


「はぁ…」


「しかしね、だとすると目的が達成されたのに、あたしたちを襲って来る理由がないんだよ」


「捜査の邪魔をしたかったんじゃないですか?追跡を恐れて」


「それだけなら、あんな力技で来る必要はないよ。あたしらの目をくらませる術法は他にいくらでもある、特に闇魔術にはね」


「それじゃあ、今度はウォルター議員を誘拐するつもりなんでしょうか?」


「かもしれん。あるいは…あるいはだ、やつらの真の目的は…」


そう言うとアリッサは、座っていた木箱からヒョイとおりた。


「あたしたち『魔法使い』かもしれないね」


その時、周りの空気が不気味にざわつきはじめた!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ