誤用
ちょっと時間かかりましたが3話です。
まだまだ探り探りなので読みにくいかもしれません。()の中の文字はモノローグとなってます。
会話の勢いや区切りたい時に合わせて「」の使い方も変えてるのでわかりにくいかもです。
───とある放課後の1年教室前の廊下にて───
「お~い〜さおりー、ハムナプトラの秘密が解けたぞ〜」
「はい!どうしました先輩?」
「……お?おお……」
「あの?どうかしたんですか?」
「ああ、ごめん。すごい爽やかでびっくりした。流石はスポーツ女子……バスケ部のエースなだけはあるな」
「はあ……?大袈裟と思いますけど」
「だってさ?私は例えば先生とかに名前呼ばれたら小声で「は゛ぃ゛…」ってなるから…… よく叱られるんだよ……。
……なんか尊敬しちゃうよ」
「いや……うそですよね?」
「え!?」
「今大きい声出せてますよね?」
「それはそうなんだけど……ほら?実際さおりの友達と出くわした時も苦笑いで「や゛ぁ゛……」ってなるじゃん」
「先輩はすれ違いざまに手を振っても顎しゃくれさせてるだけじゃないですか。
……あれって喋ってたんですか?
それと先輩は影薄くて私の友達に認知されてませんし、というか興味持たれてないです」
「え!?まじかよ!?あのキラキラ青春バスケ軍団め!」
「先輩場所を弁えてください。……壁に耳あり、障子に目ありですよ」
「す、すまん。一年生のフロアだったな」
「……うーん。なんだろなあ……人見知りするのかなあ?」
「いやいやいや、嘘だぁー。先輩……私との初めてはあんなことしたのに」
「さおりは特別じゃん!!」
「なんですかそれ……」
「あの、……その妙な関係を匂わせるみたいなの大きい声で言うのやめてください。誰かに聞かれたら誤解されるんで」
「す、すまん」
(でもさおりが初めての言い方が卑猥なんだよな……言ったら怒るんだよな……エッチ系はさおりにはダメ!!)
「……その、なんだ、さおり。私は見た目より繊細で臆病なんだよ多分。緊張すると小声になるようなか弱い女の子ってことなんだよ」
「……まあ先輩がその豊満な胸で男と言われたらびっくりしますが」
「いや見た目はそりゃ女だよ!?たった一つの真実だよ!?今世紀最大の無駄巨乳と言われてるけどさ!?違うんだ!心だよ!マインドの話!胸の90%は脂肪だけど残りは乙女心も詰まってるんだ!!」
「……ごめんなさい。疑いすぎましたね。……それじゃあ私達は繊細仲間ですね!なんか嬉しいです!」
(え!?乙女心のくだりツッコミなし!?……でもさおりから手握ってくれた!!もうどうでもいい!)
「うんうん私は繊細なんだよ!繊細マンなんだよ!
はぁはぁはぁ。……さおりは耳出してるのほんと可愛いよなあ〜!!」
「え……?」
(なんか急に近いし……気持ち悪いなあ)
「………ありがとうごさいます先輩」
「耳は褒められたことあるので髪を片耳に掛けて出すようにしてます。
この髪型も気に入っててここ数年ずっとこの感じですね」
「流石だよ。ふんわりしたミディアムボブほんと大人っぽくて綺麗だよ……」
「ふへ(笑)嬉しいです。年の離れたお姉ちゃんが美容師目指してて、これお姉ちゃんが全部やってくれたんですよ」
「私のこと昔から男の子みたいとか意地悪言うんですけどなんだかんだ世話焼いてくれて、よく練習台としてお客様やらされたりするんですよ」
「……たまに「お客様の耳切り落としマース!さおりんミミガー食べたーい!」とか馬鹿な事も言いますけどね」
「さあ、さおり!!もっとスキンシップしよう!!」
「……は?……え……?あの?どういうことです??」
「さおりの香りと私の匂いがマリアージュするんだよ!」
「いやさっきからなんですか!ちょっ、抱き寄せるのは流石に無理ですって!
やめてくださいよ! まるで変態親父のセクハラじゃないですか!」
「うっ、ごめんなんかさおりがやらしくて……じゃなかった調子乗りすぎたごめん……」
「やな謝り方しないでくださいよ……」
「でもさおりとのスキンシップ大切だから!!」
「帰ります」
「ああ、待って!!」
「離してください!」
「待って!?なんで!?さっきは乗り気だったじゃんか!ちょっとだけだから!!手だけスキンシップしようよ!!いや小指の先っちょ!先っちょだけ!!」
「なんなんですかほんともう……先輩は私の手好きですね……」
「さおりの手は白くて細長くて綺麗だからなあ……」
(まーた気持ち悪いこと言ってるなあ……)
「ん?おーーい!そこの生徒早く帰りなさい!!」
「あっ、……先輩先生ですよ!」
「はーい!先生!すみません今帰ります!!」
「さおり待て!今いいとこだから!!いいとこだから……待ってくれ!気持ち抑えきれない!」
「ちょっと先輩!あの先生凄い怖い学年主任の剣持先生ですよ!?
後で触らせてあげるから行きましょ?生徒指導されますって!!」
「……君達は下校時間過ぎてるのに一体なにをやってるんだ。……ん?君はバスケットボール部の……」
「はい!1年の橋本沙織です」
「うんうん、いつも元気でよろしい。ん?……君の方はなんだその顔は?なにか不満でもあるのか?」
(しまった!!ダメだ!!この状況はマズイ!
先輩は緊張したら顎をしゃくれさせることしかできないんだ!!先輩は私が守らなきゃ!!)
「ふぅあああいいいい!!!ありまてーーーーーーーーーーーん!!!」
「せっ先輩!?」
「な、なんだこの生徒はぁ!?」
「先輩やっぱりやればできるじゃないですか……先生の前でも大きな声出せるじゃないですか!」
「あ、ああ!!私さおりといるおかげでちょっぴり成長してたのかもしんない!!もう誰にもバカにさせないぞ!!ビビりしゃくれクソヤロウという汚名も挽回だぁ!!!!」
「…君達!!」
「ひ!?」
「教師をおちょっくとるのか?明日生徒指導室くるように!」
「は゛ぃ゛……」
「先生ごめんなさい……」
読んでくださりありがとうございます!!
今回は少し情報足しすぎてくどくなってる気がしますが話広がってきたかなと思います。
行間読んでもらうとこがいくつもあって通じてるかちょっと心配なりますが、意味不明な言葉にも意味を持たせています。
まだまだ続くのでよろしくお願いします!




