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『ダンジョン配信のトップ層、まともな奴が一人もいない件』 〜規格外のソロ配信者5人が集まったら、同接1億の伝説パーティになりました〜    作者: うちの猫
愛染 恋 編

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新・第19話『その少女、クラッシャー』【後編】:『世界1位が救った、一人ぼっちの少女』


「おい、大人しくしろよれん! 配信なんてどうせこれでもう終わりだ、だったら俺たち全員のモノになれよ……っ!」


「や……嫌だ、放してっ! たくみくん、しょうたくん……お願いだから放してよぅっ!!」


 中層の薄暗い広場。冷たい石床に強引に組み伏せられ、涙を流して叫ぶれんの声が、ドローンの高性能マイクを通じて世界中に生放送されていた。


だが、その生放送のカメラの存在すら、今の男たちにはれんを蹂躙するための極上の興奮剤スパイスに過ぎなかった。 大剣使いのたくみが、濁った、獣のような粘着質な目つきでれんの顔を覗き込み、下卑た笑みを浮かべて覆い被さってくる。


「何が『みんな大好き⭐︎』だ。俺たちをいいように踊らせやがって。その生意気な口、二度とそんなふざけたファンサができないように、ここで徹底的に分からせてやるよ……っ!」


 バリバリッ!!! と、耳を裂くような残酷な破壊音が広場に響き渡った。 たくみの汚い手が、れんがヒロくんのために買い揃えた、世界と戦うための大切なピンクのギャル服を乱暴につかみ、容赦なく引き裂いたのだ。


衣服の繊維が悲鳴を上げて四散し、冷たいダンジョンの大気が剥き出しの肌を容赦なく叩く。 逃げようと身をよじるが、魔術師のしょうたが彼女の両腕をがっしりと床にピンで留めるように力任せに押さえつけ、さらに弓使いのれんじがその細い脚を容赦なく踏みつけて完全に固定していた。


 自由を奪われ、完全に蜘蛛の巣にかかった蝶のように固定されたれんの首筋へ、たくみがぬるりとした舌を這わせ、その柔らかな皮膚をこれ見よがしに激しく舐め上げた。


「ひっ……! 嫌あぁっ! 汚い、触らないで……っ!!」 


たくみが下卑た息を吐きながら、れんの華奢な胸を大きな手のひらで乱暴に、果実でも潰すかのように力任せに揉みしだいた。指先が容赦なく肌に食い込み、あまりの激痛と侮辱に、れんの脳裏は一瞬で白く染まる。 れんは必死に胸の奥で、


固有スキル【純愛過剰負荷ピュアラブロード

を叫んだ。だが、彼女の防衛本能は、男たちのこの生々しい暴力を『愛(注目)』と変換することを完全に拒絶していた。脳内を埋め尽くすのは、ヒロくんを失ったあの日を超えるような、圧倒的な「恐怖」と「絶望」。


向けられた明確な悪意と陵辱の意図を前に、彼女のスキルはピクリとも発動せず、れんはただの、力のない、155センチの怯えるだけの普通の女の子へと引きずり下ろされていた。


「……ヒロくん。」


れんの唇から、震えるようにその名前が零れた。


(ごめんね……。)

(れん……約束、守れないかもしれない……。)


あの日。

「笑ってる顔が一番可愛い。」


そう言ってくれた男の子。

彼だけのために守り続けてきた笑顔も、ツインテールも、心も。


全部、ここで終わってしまう。


(ごめんね、ヒロくん……。)

(れん……もう、笑えないよ……。)


「ハハハ! 泣け、もっと泣けよ! ほら、しょうた、れんじ、脚をしっかり広げてろ! 今からこいつの、いちばん奥の場所まで俺のモノにしてやるからよぉッ!!」


 たくみが下卑た獣の笑みを浮かべ、自身のズボンのベルトに手をかけ、それを乱暴に引きちぎるように外した。男の最悪の欲望が剥き出しになり、れんの震える太ももの間に滑り込んでくる。 


――あと数センチ。あと一呼吸でも遅ければ、取り返しのつかない絶対の暴力が、彼女がヒロくんのために命がけで守り抜いてきた絶対の純潔を、無残に貫き、蹂躙し、引き裂いていた。その、まさに肉体が触れ合おうとした最後の、絶望の刹那だった。 


――バゴォォォォォンッ!!!!!


広場の頑丈な岩壁が、まるで紙細工のように粉々に爆砕した。 凄まじい爆風と土煙が吹き荒れ、れんの身体をまさに貫こうとしていた男3人が「ぶふっ!?」と風圧だけで強烈に横へ吹き飛ばされる。何事かと顔を上げたたくみたちの視界を遮ったのは、ダンジョンの光を背に浴びて、悠然と立ち塞がる黒光りする巨大な『影』だった。


「ガイズ。ウエイトトレーニングの基本は、自らの意思で負荷をかけることだ。他人に理不尽な暴力を強いるのは、筋肉の道に最も反する、醜い『怠惰』だぞ」


 モストだ。 『慈愛の重戦車グランド・マッチョ』ことモストが、いつもの定期パトロールの最中に彼らの異変を察知し、この絶望の戦場へと真っ正面から割って入ったのだ。もちろん、世界1位の男の肉体には傷一つなく、いつもの特注タンクトップを堂々と身に纏っている。


「ヒッ……!? な、なんで世界1位がこんなところに……っ!」


「クソっ、邪魔するな脳筋野郎!!」


のすべての人々の心を本気で揺さぶり、掴んで離さなくなっていた。 


これが、彼女がこれからの配信時代で、嘘の仮面ではなく【本当の自分】だけで世界を魅了し、不動のリアルタイム視聴者数第2位(同接世界2位)の伝説へと上り詰めていくための…。


れんは子どものようにモストの胸へ顔を埋め、堰を切ったように泣き続けた。


――本当の始まりの瞬間だった。 激しく泣きじゃくるれんの背中を、モストは大きな手で、ただ静かに、優しくトントンと叩きながら見守っていた。

「続きを読みたい!」と思ってくれたあなた!


その気持ち、ブックマークで私に届けてくれると嬉しいな♡


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感想も大歓迎だよ!

みんなの言葉、ちゃんと私に届いてるからね♡


それじゃあ――


次の物語でも、また会おうね♪


「ねえ……私のこと、忘れないでね?」


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