第一話【楽屋裏トーク】
――ピツ、と空間のノイズが消え、配信ドローンがオフになった直後のギルドの合同控室 。
モスト:「ハロー、画面の向こうで私の物語をスクロールしてくれている君! 5人それぞれの尖りすぎた筋肉(様式美)のリレー配信、我ながら実に熱いワークアウトだったと思うぞ!」
受付嬢ひより:「――ああっ、画面の向こうの読者の皆様、初めまして! ギルド受付のひよりです! 楽屋裏から失礼します、って……ちょっとモストさん!! 開幕からマッスルポーズの圧だけでドローンのカメラレンズをバキバキに割るのやめてください! ギルドの備品なんです!」
恋ちゃん:「おつかれん〜。ってかひよりさん、れんのデレ病み挨拶、最高に可愛かったでしょ? 画面の前のあんた、今すぐ評価入れないと空間ごと重力で更地にするからね」
白雪さん:「ご機嫌よう、ひよりちゃん。わたくしは、ガッツポーズをしただけで指の骨がバキリと折れてしまいましたわ」
受付嬢ひより:「白雪さんも笑顔で自分の骨折るのやめてください! 救護班の胃が死んじゃいます! ――って、零さんは何してるんですか!」
零:「……お前ら、タダ読みしてブラウザバックすんなよ? 」
さっちゃん:「ひよりお姉ちゃ〜ん! 魔石拾ったよ、あげる〜♪」
受付嬢ひより:「さっちゃんは可愛いからよし!!
――ああっ、もう、全員まともじゃないわ!!」
モスト:「はーはっはっはっ! ひより嬢のツッコミも今日もキレキレだな!!
ガイズ、もしこの物語のハジマリが気に入ってくれたなら、画面下にある【ブックマーク・評価】という名の、君たちの熱い『チャンネル登録・高評価』を全力で叩き込んでくれ! 次回第1話:『世界1位の黒光りマッチョ、エントリー!』 ――誰よりも優しい世界最強の盾――筋肉を鍛えて待っていなさい!」




