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『ダンジョン配信のトップ層、まともな奴が一人もいない件』 〜規格外のソロ配信者5人が集まったら、同接1億の伝説パーティになりました〜    作者: うちの猫
序章

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第7話【楽屋裏トーク】

――ピツッ。


配信終了の電子音とともに、ギルド控室へ静かな空気が戻る。


モストは静かにプロテインシェイカーを机へ置き、大きく息を吐いた。


モスト

「ふぅ……今回は少々、心拍数が上がるパトロールだったな。」


控室の扉が開く。


受付嬢ひより

「モストさん、お疲れ様です。」


今日は冷えたプロテインではなく、温かいお茶を差し出す。


モストは少し驚いたように笑った。


モスト

「おや?今日はプロテインではないのか。」


受付嬢ひより

「今日くらいは、お茶です。」


モストは素直に受け取り、一口飲む。


モスト

「……うむ。」


受付嬢ひより

「さっきの親友のお話……あれ、本当にあったことなんですよね。」


控室が静まり返り、モストは少しだけ目を伏せた。


モスト

「昔の話だ。だが、今でも忘れた日は一日もない。」


「だから私は急ぐ。誰かが助けを求めた時、一秒でも早くそれが私にできる唯一の償いだからな。」


ひよりは静かに頷く。


受付嬢ひより

「だから壁を壊しながら最短ルートで走るんですね。」


モスト

「もちろんだ、遠回りをしている間にも命は減っていく。」


「壁なら後で直せる、たが命は、戻らない。」


一瞬だけ沈黙。


そして、


ひよりは苦笑した。


受付嬢ひより

「……修理費を見るのは私なんですけどね。」


モストは目を丸くする。


モスト

「おや。」


受付嬢ひより

「『おや。』じゃありません。」


「また施設管理課から電話が来るんですよ?『モストさんが壁を七枚ほど突破しました』って。」


モスト

「最短ルートだったので仕方あるまい。」


受付嬢ひより

「仕方なくありません。」


二人は顔を見合わせ、思わず笑った。


モストは読者へ向き直る。


モスト

「ガイズ、今回の物語で一つだけ覚えて帰ってほしい。


「画面の向こうの『すごい!』という言葉より.目の前の『生きて帰る』という結果の方が、何倍も価値がある。だからどうか君たちは、どうか無茶だけはしてほしくない。」


ひよりも読者へ頭を下げる。


受付嬢ひより

「そして後編では……モストさん、本気ですね…デス・ウルフさんたち、ご愁傷様です。」


モストが豪快に笑う。


モスト

「はーーっはっはっはっ!!悪い犬たちには、正しい筋肉教育ワークアウトを受けてもらうとしよう!」


ひよりは肩を落とす。


受付嬢ひより

「教育って言いながら、毎回地形が変わるんですよねぇ……。」


モストはカメラへ親指を立てた。


モスト

「ガイズ!もし今回の物語が気に入ってくれたなら、画面下の【ブックマーク】【評価】で応援してくれると嬉しい!君たちの応援は、私だけでなく、未来の若き冒険者たちを守る力にもなる!」


受付嬢ひより

「それでは皆さん!」


モスト

「次回新・第8話【慈愛の重戦車グランド・マッチョ】【後編】:『「画面を見るな、現実を見ろ」――親友を亡くした男の魂の説教』で会おう!」


「ナイスバルク!!」


──バシィィィンッ!!!


受付嬢ひより

「あーーーーっ!!」


「だから控室で全力ポーズしないでください!!今度は壁にヒビ入りましたぁぁぁ!!」


モスト

「おや?」


受付嬢ひより

「今日はレンズじゃなくて壁ですーーっ!!」


ギルド控室に、いつもの笑い声が響いた。




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