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第46話

悲しんでいるエルアーノにアクセルのことを知らせて一緒に孤児院に戻ろうとしたトトトゥーナに、商人ギルドの職員が声をかけようとして、ムイフレスに睨みつけられムイフレスに声をかけた。

職員は冷や汗をかく。

「登録が終わりましたので一度商人ギルドへお越し下さい」

「分かった」

ホッとして立ち去ろうとする職員にムイフレスは睨みつける。

「トトトゥーナに邪な考えを抱いたな?」

「えっ!?」

「俺の番は可愛いからな。そう思うだろう?」

職員は考える。素直に頷いてもいいものか。

「私には恋人がいますので」

困った挙げ句逃げた。恋人なんてものはいない。

「ムイ。この人は邪な考えなんて思ってないの」

トトトゥーナは職員に名前を聞いた。

「名前教えてなの」

「え?」

職員は下っ端で、名前を知りたがる者なんていなかった。なので聞かれたことに感動したが、ふと目に入ったムイフレスが睨みつけていたので気持ちが萎んだ。

「私はイル・アールと申します」

「ボクはトトトゥーナなの」

「はい。では」

ペコリと頭を下げて立ち去った。

「孤児院に向かうの」

エルアーノはその場から立ち止まる。

トトトゥーナはムイフレスに立ち止まらせる。

「どうしたの?」

「私は。彼は私のことも忘れているだろう」

「だから会わないの?」

「記憶があるときも、、私は必要てはなかった」

「会わなくていいの?」

エルアーノは黙り込み、顔を伏せる。

トトトゥーナはムイフレスに下ろしてとお願いし下ろしてもらう。

「エルアーノ。エルアーノは会いたくないの?」

そっとエルアーノの手を掴むトトトゥーナにエルアーノは顔を上げる。

「まだちゃんとお互いに自己紹介もしてないの」

「番殿……そうだな。まともに自己紹介もしていない。まずは自己紹介だな」

トトトゥーナとエルアーノは互いに笑い合った。

ムイフレスはトトトゥーナが掴むトトトゥーナエルアーノの手を引き離した。

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