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第43話

「私の番だ。私の半身」

赤髪の男は手を伸ばし、魔方陣を構成させる。黒ずくめたちは剣を構える。

「生贄置いて去れ! 今ならまだ見逃してやるぜ?」

ステラが意識を取り戻し、赤髪の男に目を向けた。

「兄さん?」

ステラは赤髪の男にハッとして、叫ぶ。

「兄さん! 兄さん!」

ムイフレス以外驚く。ムイフレスはステラが赤髪の男の妹だろが興味がないようだ。

「ステラ! テメーの使命を果たせ! テメーは邪神様の生贄だろうがっ!」

「わたしっ」

グレンアーグが前に出た。

「やめるんだ。お前はエルアーノを見て何とも思わないのか!?」

赤髪の男はアハハ、と笑う。

「エルアーノって言うのか。もちろん俺の番だと認識しているぜ? だがそれがどうした? 邪神様の前では無だ」

エルアーノは傷ついた顔をする。

ムイフレスは手を伸ばし、魔方陣を構築させる。それを見て赤髪の男は狂ったように笑う。

「アハハハハハ! アクセル・フィールドだ! 俺の名前を覚えて死にやがれ!!」

魔方陣が構築され無数の炎の玉が放たれる。

ムイフレスの魔方陣からも無数の炎の玉が放たれ、ぶつかり合う。

爆風に紛れて黒ずくめたちが襲いかかってきた。

振り下ろされる剣が止まる。グレンアーグの糸によって動きが封じられていた。

その糸を魔方陣によって構築させた剣によってアクセルが切断し、魔方陣によって構築させた双剣でファーリスがアクセルに切りかかった。

アクセルは剣でファーリスの双剣を受け止め、振り払う。

ムイフレスは翼でトトトゥーナを包みながら黒ずくめたちに魔方陣を構築させて電撃が黒ずくめたちを痺れさせる。

「きゃあっ」

アクセルに切りつけられたファーリスを、エルアーノが手をかざして魔方陣を構築させて癒していく。

黒ずくめたちは糸で巻き付けて動きを封したグレンアーグはアクセルに手をを伸ばして魔方陣を構築させる。

魔方陣を構築して手の中に剣を握りしめたギットレイドがアクセルに切りかかった。

アクセルは勢いよく振り下ろされる剣を受け止め、二人は激しい攻防を繰り返す。

ギットレイドの攻撃をアクセルは受け止めようとしたが、急に重みで膝をつき腕が重みで上げられない。

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