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かわいい少女に癒されたい—転生したので、居場所を失った少女を拾うことにした—  作者: 夢見る冒険者
黒髪の少女編

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15/24

第15話 こんなに幸せな日々がいつまでも続けば良いのに(切実!!)

彼女が衝撃的な告白をしてきてから一日が経った。当然その日はうまく寝付けなくて、彼女のことばかり頭に思い浮かぶ。


真っすぐ俺を見つめて堂々と宣言する彼女。抱きついた時の少しいたずらっぽい表情。そして、恥ずかしそうに頬を染めて走り去っていくときの、どこか嬉しそうな顔。その全てを思い出してはベッドの上で身もだえる。


なにより、抱き着かれた時のあの感触。胸のふにゅっとした感触をつい思い出して……布団に蹲って叫んでしまう。


抱きつかれた時は本当に驚いた。だって、当初は胸がないと思っていたから。けれど、抱き着いたときの感触に驚いて視線を落とした先に、確かなふくらみがあった。


(……えっ!? 女性って急に大きくなることがあるの!?)


って驚いたが彼女の悪戯が成功したような表情を見て察した。隠していたのだろうと。


それはきっと俺を警戒しなくていいと思い始めた証拠で、当然嬉しい。だからこそ、期待を裏切れないという思いも強くなる。めっちゃ触れたいけどね!!


これまでだって当然、頭を撫でたり、膝の上に座らせたことはあった。けれど、当然、胸や……尻? それに脚やワキといった部分に触れたことはない。


14歳にもなれば性欲だって当然強くなるのに。すごくない!この状況で手を出さない俺を全人類が湛えるべきである。


けれどアレはある種のご褒美だろう。好きな本を用意してくれたり、奴隷にはありえない環境を与えてくれてありがとうという気持ち。だから、翌日以降はいつも通り、みんなを見守る生活。そう思っていたのだが……


彼女は翌日以降も、昨日のようにご褒美をくれる。しかも俺好みのフリルのついたスカートを着てきて、ほおずりしたくなるようなスベスベの生脚を見せてくるのだ。しかもその服装がヤバイ。前の部分は生脚が見えるように太ももまでしかないのに、後ろの方はちゃんとひざ下まであるのだ!!


それはもう、スカートの中が見えるかな~、なんて気になって見つめてしまい。当然聡い彼女に気付かれる。気付かれたのだが、彼女はにやりと悪戯っぽ笑みを浮かべ、ふふっと微笑むのだ。蔑む視線など見せずに……?


そんなことされて意識しないはずがない。しかもだよ、その格好で腕に抱きついてくるのだ。ふにゅっとした感触つきで。思わず、鼻の下が伸びそうになるのを我慢しながら彼女と行動をする。その日、一日は中庭はもちろん、屋敷の中まで歩く。


そして、図書館では——


「私も膝の上に乗せて、本を読んでくれませんか?」


って上目遣いでねだってくるのだ。最初は当然戸惑った。ここまでしてくれる理由が思い当たらなくて……えっ、またなんか試されてる?と疑ったりもしてしまった。そうして、口ごもっていると、彼女は少しだけ悲しそうに目尻を下げるのだ。


「……そうですよね、やっぱり、ダメ……ですよね」


と項垂れる。そんな表情を見たらもう。当然即答していた。


「もちろんいいよっ!!」


ってね。すると彼女は嬉しそうにぱぁ~っと顔を明るくして、本を取りに走るのだ。タッタッタッと駆け足で、迷いなく本を取りに行く。事前に読んでほしい本を決めいたのだのろう。違う場所から3冊持って来る。


その行動から楽しそうにしている気持ちが伝わってきて、なにより、彼女がこれまでと違い、積極的に行動するの姿がどこか嬉しいと感じていた。


「それじゃ、お願いします」


そう彼女が口を開いて、膝の上に乗る。当然アイラよりも身長が高い彼女が膝の上に乗ると、すぐ近くに顔が来てしまう。身長は多分140㎝くらいで俺とは23cmくらい差がある。当然、膝の上に座ると、当然彼女の顔が俺の顔よりも上に来てしまった……。


けれど、彼女が膝の上に座ってくれた時の感触は少し興味深いものがある。アイラとは違ってすべすべした肌。沈む感触よりも低反発に近く。確かな質量が感じられる。体温は俺よりも低いためか、少しひんやりしていて気持ちいい。


「…………」


できればこのまま彼女の感触を堪能したい。けれど、本を読んでほしいとお願いされているわけで、これ以上何もいわないと流石に怪しまれるだろう。そう判断した俺は、ぐっと歯を噛みしめながら、口を開く。


「ごめんね、エリシア。このままだと読めなそうだから、片膝に乗る感じでいいかな?」

「……っひゃい……だいじょうぶ…………です」


当然声をかけたからか、普段聞かない彼女の驚いた反応が返ってくる。そして、変な声が出て恥ずかしかったのだろう、頬のみならず、耳まで真っ赤に染めていた。そんな反応をさせるとこっちまで恥ずかしくなってきた……。


一応は、座りなおして本を読み進める。読み進めるのだが、内容が全然入ってこない。ついつい、彼女の匂いに気を取られるのだ。ペリーやピーチを混ぜたような甘いフルーティーな匂い。二人で触れ合っているせいか、彼女の体温が上がると、爽やかな匂いから蜜を混ぜたようなより濃度の濃い匂いに変化する。


当然、少し変な気持ちになってくるわけで……。なんとか、下腹部の体温が上がることだけは阻止していた。(魔法を使って)


そうやって理性を抑えながら読んでいるというのに、もう一人のかわいらしい少女が俺の袖をくいっと引くのだ。エリシアを優先して本を読んでいるのがズルいとばかりに俺の服をくいくいっと絶えず引っ張る。その様子に、


(なにこの子可愛すぎ!!)


と愛おしい気持ちが爆発する。それはエリシアも同じようで、


「一緒に読んでもらおうか?」


と提案していた。もう少しだけ、エリシアとの時間を味わいたかったという気持ちがありつつ、それでもアイラがこくりと頷いたのを見ると、呼んであげたいとおもってしまうのだ。


そうしてアイラは読んでほしい本をこちらに持って来るべく走っていき。それを手伝うようにエリシアも俺の膝の上から一度降りる。


…………えぇ、えぇ。分かっていましたとも。エリシアが本を読んでもらうことに重きを置いている事なんて……。決して、俺に好意が合ってと勘違いしてないよ、もちろん愛情が欲しいだけだって分かっていたさ。彼女が躊躇いもなく離れてしまい、自分でもいじけるのが分かる。


少しくらい期待していいじゃん。3年間で初めてこんなにも距離を詰めてくれた子がいたんだからさっ。なんて考えている内に少女達が本を俺の前に本を詰む。


(うん、ほんと癒されるな~。少女たちが本をよいしょっと乗っける姿。特に身長が低いアイラが一生懸命乗っけるのをエリシアが後押しするように手伝うのが尊い。ここでひょいっと取らずに支える点は高ポイントです!!)


なんて、少女たちを見つめながら癒されていた。


本の用意が出来たというのもあって、俺は二人を膝の上に乗せると、当然二人の感触や匂いが鼻に届く。やっぱりエリシアはすべすべでフローラルな香りがして……対して、アイラの方は子供特有の温かな体温。それに加えて、膝に沈み込むような柔らかい感触があった。


それにアイラの方が若干だけど、甘い匂いが漂う。どちらが好みなのかそう問われると、17時間くらいは議論したいのだが、場合によるというのが結論だろう。


本当に疲れた時は、アイラの膝の上で休息したいし、普段ならエリシアの低反発の感触に頭を埋めて、爽やかな匂いに包まれたい。


そんな理性をさらに崩壊させるような二人の魅惑に耐えながら、俺は本を読み進めた。この時に手を出さない俺はきっと勇者だった。そんな愚かなことを考えながら、本を読み終えたのた。


その後は当然食事に行く。そこでもエリシアは「あ~んっ」ってしてくれるのだ。当然みんなに見られる中での行為に恥ずかしさを覚える。それでも頬を赤らめながら、慣れない行為をする彼女に負けて俺は口を開いて、飲み込む。


正直俺自身も頬が熱くなる程には照れていて、味なんか分かるはずもない。それでも、エリシアの嬉しそうに微笑んで、左手を小さくぎゅっと握る姿が目に入ると、やっぱり嬉しい気持ちになって心に温かなものが充満する。


まぁ、なんでも真似したい年頃の少女たちが、エリシアに倣って俺の方にスプーンを持ってきた結果。うまくコントロールできなくて、カーペットを汚し、エレナに怒られたんだけど……。まぁそれも楽しい思い出の一つになった。そうして満足感を感じる中で眠る時に困ったことが起きる。


エリシアが部屋を訪ねてきたのだ。もちろん、夜用の子供らしいフリルのついたキャミソールを着て。昼間とは違うより柔らかい印象の彼女が頬を染めながら、


「一緒に寝ても良いですか?」


なんて尋ねてくるのだ。当然俺は勘違いをした。


(そ、それって、つまり……そういうことだよね?)


互いに男女を意識した結果の行為。キス以上の行為を想像して手のひらにじんわりと汗が滲んだ。思わずズボンで拭うが当然泊まるはずもなく、湿っていくのだけが分かった。


「いやっ……さすがにそう言うのは早いくないかな?」

「……ご主人様は、私じゃダメですか?」


と尋ねてくるのだ。そこまで言われたらもう、断る理由は皆無だった。当然のように部屋の扉を空ける。貴族らしい、広い部屋。そこにワイドキング、380cmのベッドが余裕を持って置かれている。そのベッドに二人で上がる。


心拍数がどんどん上がっていく中、俯いていた彼女が口を開いた。


「それじゃあ、おやすみなさい」


と。そう告げて、掛布団の中に入っていく。


「…………」


そう俺は完全に勘違いをしていた。エリシアは単純に一緒に寝たいという純粋な気持ちしか持っていなかった。俺はその事実に呆然としながら……それでもゆっくりとベッドに入る。そうして数分もすれば彼女の方からすやすやとした寝息が聞こえてくる。


「そう……だよね……すぐ……寝れ、ちゃいます、よね?」


より気持ちが落ち込む中で、少しくらいご褒美があってもいいはずだと、彼女と丁度、拳三つ分開けた場所に移動する。それが良くなかった。寝返りをうった彼女が俺を抱きついてきて、丁度、胸のあたりに手が来る。


抱き着く対象を確認した彼女がさらに距離を詰めて……腕に顔をつけて、すりすりと頬を擦りつけていた。コアラのように抱きつかれた俺は当然彼女に意識が向く。


当然ネグジュリという薄い素材に、彼女の濃密な匂いを嗅げば、下腹部より少し下の一部分が熱く、固くなる。そんなことを知らない彼女がつい、お腹の部分まで手を這わせた時には、マジで焦った。 だって、その先は、ちょっと触れてはいけないものが、あるのだから……


当然その時は肘を少し浮かせて、触れないように試行錯誤した。当然、眠れることはなく。もんもんとした気持ちを抱えたまま、俺は一睡もできなかった。流石にこれはマズいと思った俺は翌日彼女に告げる。


「やっぱり、一緒に寝るのは勘弁してください」


と。するとやっぱり彼女は悲しそうにうつむいた。だから、切実に俺は告げる。


「エリシアが魅力的すぎて、眠れないんだよ」


すると彼女は、


「なら仕方ないですね」


なんて嬉しそうに微笑みながら笑って告げるのだ。その眩しい笑顔に、俺はもうやられていた。かわいすぎでしょ——って、心の中で叫んでいた。やまびこも返ってきていた。


まぁ、そんな生活も数日で飽きられるのだろうと……。と思っていたが、ご褒美タイムはなんと一週間も続いたのだ!!


家族愛を確かめえる行為だと思っていたのだが、最近はそれ以上のものを求めているような気がして。期待しそうになる。これは、もしかしてあるのでは!!……って。


そんな期待感に包まれた生活を壊すようにまた一人の来訪者がこの屋敷を訪れる。公爵家時代からの旧友。俺がエレナの次に信頼をしている令嬢。セレフィーナ・フォン・エーデルシュタインの来訪によって。


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