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戦闘開始

 決戦の2時間前には現地に女神研の皆が集まり、腕章をイサミが一人一人に手渡した。


 腕章には番号が書いていて初期メンバーから若い番号を割り振りされていた。


 ちなみにショウは1番であったが女神研の女神(イサミ、ミホ、クミ)達に若い番号を譲り、4番の腕章を身につけている。なお、腕章は全部で33番まである。


 そして、決戦の30分前になり、戦闘部隊は皆、精神を集中し始めた。後方の荒巻、クミ、ミイシャ達は皆にエールを送り、所定の位置で待機することになった。


 作戦開始の15分前にイサミより、作戦の最終確認が始まった。


「それでは最終確認を行う。皆、手元の時計は合わせは済んでいると思うが、再度確認してくれ、OKか?」


 イサミの言葉に皆が頷く。


「そうか、では改めて、状況の説明だ。周囲の状況だが、1時間前から結界を張り、一般市民はこのエリア、1キロメートル以内には既にいない。また、照明に関しても、設置及び試験もしている。戦闘の5分前にはすべて点灯させる。作戦は午前零時から開始し、モザイ君による魔王の認識阻害モザイクを消し、モザイ君が退却したタイミングでミホの風魔法の合図で攻撃を指示する。指示後にありったけの攻撃を魔王にぶつけた後は指定したチームの各リーダーの指示で行動して欲しい。なお、私とミホとモロは常に前に出て戦う、モザイ君は総攻撃の後は、負傷者が要れば後方に運ぶ仕事をして欲しい。以上だが不明点はあるか?」


 イサミの言葉に皆、了解を示すため、頷く。


「では、最終位置に着こうか、皆、最前を尽くそう!!」


「「「おぉー!!」」」


 クラスの皆が決められた配置に付き、準備が完了したという意思表示で片手を上げ、ミホが準備完了と皆に風魔法で伝えた。


 そして、しばしの静寂の後、午前零時になり、ショウがスキルを使用した。

 

 魔王はその100メートル近い巨体を露わにした。全身は影のようなもので覆われて真っ黒で輪郭もよく見えない。


 ショウは急いでその場を離れ、ミホに指示を出した。


「待避完了だ、ミホさん!!」


 ミホはショウの待避を確認し、皆に指示を出した。


『攻撃開始!!』


 その合図と共に無数の雷、氷、炎、竜巻、岩、鈍器、刃物、爆破が魔王めがけて降り注ぎ、辺り一面が強い光と轟音と共に地獄と化した。


 ショウもこの日のために準備し、仕掛けて置いた爆薬を起動させた。


 辺りは、土煙に覆われ、視界がかなり悪くなっていたが、ミホが風魔法で煙りを吹き飛ばし、魔王の状態を確認した。


 魔王と言われていたモノは白い灰のようになっていた。


 だが、皆、油断せず。接近戦部隊にバフを掛け、一番頑丈なモロが灰になった魔王に鉄拳をお見舞いした。


 ここでその身体が脆く崩れ去ってくれればよかったのだが……、そうはいかず、灰と化した皮膚を剥がすように全長が50メートル位になった魔王がやや苦しげな表情で現れた。


 接近戦部隊は手持ちの剣や槍、斧、槌等で自慢のスキルを発動させて魔王を負傷させていく。ショウも投げナイフ等で戦闘を支援していたが、ダメージを与えている様子が見られない為、早々に距離を取り、負傷者のチェックを開始した。今のところ負傷者はいないことを確認した。


 そうこうしている間に、魔王のダメージも蓄積され、遂に片足を負傷し、膝をついたところにイサミが剣に魔力を溜め、魔王の首をめがけて剣を振り下ろし、首を飛ばした。灰色の靄が一瞬止む。


 再度、生死を確認するためにモロが近づいた時に、それは起きた。


 大きな音と共に魔王の身体が爆発し、周囲に相当は衝撃波と熱を放った。


 その爆発を受けてモロを含め、魔王に接近していた者達は吹き飛ばされた。

面白いと思って頂けたら、嬉しいです。


道 バターを宜しくお願いします。


他にも作品をアップしています。


作者ページを見て頂くと、なんと!?すぐに見つかります(笑

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