活動成果
翌日、登校し、教室に入って適当に挨拶をして、席に着いたショウにタケが話し掛けてきた。
「モザイこの野郎!」
「なんだよ、タケ!」
「女神様の依頼だったら、早々に言えよ!!」
「ああ、あれな?しょうがないだろ、嫌々やったって駄目なんだから……、で、どうなった?」
「んなもん、成功するに決まってんだろ。バシッと決めたよ」
「そうかスゲェなぁ!」
内心、聞いた話ではバシッとではないとは思うショウ。
「楽勝だよ!!」
内心、聞いた話では楽勝ではないと思うショウ。
「そうかよ、まあノロケはいいや」
「おい聞けよ!!」
同じ教室で騒ぐタケとショウの二人の様子を横目で見つつ、ヒカリはイサミに詰め寄る。
「昨日の放課後のアレってイサミの差し金?」
「さあ、なんのことやら……、何かあったのか?」
さも何も知りませんと言う顔でヒカリを見つめるイサミ。
「そう?まあいいわ、取り敢えず、ありがとう」
「そうか?何かは知らないが、どう致しまして」
「女神研究会に貸しイチってところなのかな? 何か協力出来ることはある?」
「なら、コレを読んで皆にSNSや口コミで広めてくれないか?」
そう言って、携帯端末で小説投稿サイトのある物語のページを開く、そこには【黒髪美少女女神があまりにも可愛かったので世界を救ってみた】というタイトルの作品があった。
「これってまさか」
「ああ、ミホが書いた伝記だ」
イサミの後ろの席のミホがピースしている。
「そう、分かった。読んでみる」
「更新状況はここに書くから、これを拡散してくれると助かる」
「分かった」
「因みに身近な人で何か困ってる人がいれば教えて欲しい。もしかしたら力になれるかもしれない」
「そうなの? 分かった」
「後、二人の幸せを祈ってるよ」
イサミの後ろの席のミホが両手を重ねて祈るホーズをする。
「大げさね。でも、ありがとう」
照れながらも、ヒカリはイサミ達に感謝を述べた。
以後、タケからショウが聞いている話だと、ヒカリは少しづつ本心からの笑顔が増えているらしい。
ヒカリ達に部活動の宣伝をして以降、ショウは学校の落とし物の捜索や教師達の荷物運び等の雑用等で女神研究会の地道なイメージアップをし、別れ際に小説のHPとSNSのIDが書かれた名刺を配っている。
何げない活動と、SNSでのクミの広報活動によって、徐々に小説も認知が広がり、小説の作者名の「女神研究会」自体の認知も広がりつつあった。
そんなある日の朝、携帯端末のアラームが鳴り、いつものようにショウはまどろみながらも携帯のアラームを止めるがまだ何かが振動している。
見てみると机の上に置いている生徒手帳が振動していた。
生徒手帳を手に取り、調べるとギフトカードが振動していることにショウは気付くが止められない。
色々触っていると画面が変わり、女神からのメッセージが表示された。
『モザイ君、近々、あなたに会えそうです』
「マジか……、予定よりだいぶ早いな」
ショウは苦笑し、呟いた。
お読み頂き、ありがとう御座います。
面白いと思って頂けたら、嬉しいです。
取り敢えず、2章は終わりです。
3章では真の目的を出す予定ですが、相変わらず書き上がっておりませんので、また構成が固まったら、上げます。
引き続き、読んでやるよと思って頂けましたら、ブックマークと下にある評価で表して頂けると非常に励みになります。
道 バターを宜しくお願いします。
他にも作品をアップしています。
作者ページを見て頂くと、なんと!?すぐに見つかります(笑
追伸
感想、評価、ブックマーク頂き、本当にありがとう御座います。
大変、励みになっております。
物語の完結は絶対に必要だとは思っております。
可能であれば最後まで(気長に)お付き合い頂くと非常に励みになります。
もう一個(そう恋)の方も徐々に書きたい……。




