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スキルが認識阻害(モザイク)って女神様、マニアック過ぎませんか?  作者: 道 バター
2章 現代での活動開始編
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カワイイ後輩……などいない

「それではメンバーが揃ったから、月野さんの話をしようと思ったが、神山さんがいるしなぁ……、先に缶バッチの件を聞こうか、クミ?」


「りょうかいです。缶バッチ自体は週明けに出来そうだったんですがイラスト担当から、もっとデザインを凝りたいとの話がありまして、今日連れてきました」


「そうか、で、デザインとは?」


 そして、昨日同様A4版の紙3枚が机に置かれる。


「はい、それでは私から、部活の名前も女神研究会ですので、華やかさが必要だと思いましたので、3パターン程、キャラクターを飾るフレームを考えてきました。花・ツタ・葉っぱになります」


「なるほど、見事だな」


「いえいえ、一様缶バッジ自体が丸い形状のデザインですので、シンプルにイラストのみでも良いのですが、遠目からでも目立ち易くした方が良いかなとも思いましたので」


「そうか、皆はどう思う? 今日はクミから聞こうかな?」


「そうっすね。どれも良いですけど、えそうなのは花ですかね? でもどれも絵を引き立ててはいるので全部気に入ってはいます」


「そうか、ミホは?」


「全部良いけど、花が良いかな……、でも、モザモザは花は嫌?」


「それもそうだな……、モザイ君はどう思う?」


 イサミから質問を投げかけられた瞬間、ミイシャからの鋭い視線がショウに刺さる。


「そうだな……、でも女神はいつも花の香りがしていたし、イメージ的には花が一番良いとは思う」


「やっぱモザイ、キモ!!人の匂いの話題とかホント、センスないわぁ」


「相変わらすだな、不動。……でも今回は正直自分でもそう思うよ」


「そうかじゃあ、花のデザインで良いと思う。私も異論はない」


「了解です。ではこの案で業者に注文します」


「ああ、頼む。では次の議題に行くので、……神山さんは付き合ってくれてありがとう、また進捗があったら頼むよ」


 そう言ってイサミがミイシャを退室させようとするが、なぜか彼女は動かなかった。不審に思いイサミがミイシャに尋ねた。


「どうした体調でも悪いのか? 保健室にでも行くか?」


「あの勇木先輩、私はこの部に入部することは可能でしょうか?」


「えっ!? ああ、なるほど、そうか? 別にこの部に入部資格等ないが、そうだな……、皆は意見はあるか?」


「ない」


「私も別にないっす」


「良いんじゃないか? イラストもデザインも出来るんだから、活動的にはプラスじゃないかな?」


 ショウの声を聞いた後、何故かミイシャはニヤリと悪そうな笑顔を作り、直ぐに普通の笑顔に戻った。


「そうか、では入部決定だな! 神山さん、入部おめでとう!!」


「ありがとうございます」


 頭を下げるミイシャにミホが言った。


「拍手」


 その言葉に皆が従いミイシャに拍手を送った。


「では正式に部員となったので神山さんにも引き続き会議に参加して貰おうか」


「はい!! 後、先輩方、私は後輩ですので、不動さんと同じように「ミイシャ」とお呼び下さい」


「分かった、よろしくミイシャ」


「はい、勇木先輩」


「うん、ミイシャちゃん」


「はい、大洗先輩」


「ああ、ミイ・・・」


 ショウが下の名前で呼ぼうとした瞬間、もの凄い眼力でニラんでくるミイシャに思わずショウは言葉を飲み込み。言い直す。


「神山さん、よろしく」


「はい!!」


 やや怒気をはらんだような、返事が返された。


「では、気を取り直して、月野さんの話だが今から話すことは彼女のプライベートな情報だ、他言無用で頼む」


 イサミの言葉を聞き皆が同意を示すため、頷く。


「それでは彼女の話だが、やはりモザイ君が言っていたように、前の彼氏の別れが尾を引いているらしい。ついでにそれとなく竹下君をどう思っているかも聞いてみたが、嫌っているような感じではなかったな」


「私もそう思った。でも今の月野ちゃんにはやっぱり支えてくれる人が必要な気がする」


「そうだな。その点はミホと同意見だ」


「そうなんっすね、イサミ先輩とミホ先輩的にはどうしたいんですか?」


「竹下君を応援して、頑張って月野さんを元気づけて欲しい」


「私も、ミホと同意見だ」


「なるほど……、モザイ先輩は意見ありますか?」


「そうだな。僕も同じ意見だけど、方法がねぇ……、たぶん勇木さんや大洗さんからタケに告白を勧めても動かないと思うだよなぁ……」


「それはそうかも、モザモザ」


「なるほど一理あるな、でも試してもいないことで諦めるのも違う気がするが……」


「何言ってるんですか、先輩!! この学校で私も含まれる選ばれた女神なんですから、モザイ先輩が言うよりは説得力がありますよ!!」


「そうか? ミホ、どう思う?」


「そう? じゃあ一度試す?」


「女神……、そうか!! そうだな。それでいこう!! 勇木さん、前にカラオケで話したこと、覚えてるか?」


「カラオケで話したこと……、ああ、なるほど!! さすが、モザイ君だ!! それでいこう!!」


「何するのモザモザ?」


「ああ・・・」


 ショウは考えついた作戦を説明した。

面白いと思って頂けたら、嬉しいです。


道 バターを宜しくお願いします。


他にも作品をアップしています。


作者ページを見て頂くと、なんと!?すぐに見つかります(笑

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― 新着の感想 ―
[一言] 続きが読みたいです。更新を楽しみにしてます。
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