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スキルが認識阻害(モザイク)って女神様、マニアック過ぎませんか?  作者: 道 バター
2章 現代での活動開始編
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部活動1日目終了

 イサミを先頭に、駅前まで連れてこられ、現在、暗い部屋に閉じ込められ、3時間程度、監禁され、泣いても、叫んでも、歌っても誰も助けに来ない。


 ということで、カラオケボックス、学割、3時間パック1,200円、食べ物・飲み物持ち込み可、コンビニで甘い菓子としょっぱい菓子とジュースを買い込み、それらを備え付けのテーブルに広げる。


 パーティー開けされたスナック菓子の前に仁王立ちで腕を組み、イサミがここまで引っ張ったこの会の趣旨を説明する。


「ここまで、付いてきてくれてありがとう、では第二回打ち合わせを開始しようか、各自持参した飲み物持ってくれ、では乾杯!!」


「「かんぱーい!!」」


「かんぱい?……ちょといいですか?」


 ショウは思わず手を挙げイサミに尋ね。それに答えてイサミがショウに手を差し出し、発言を促す。


「はい、モザイ君」


「第二回打ち合わせというよりも、二次会打ち上げですかね、勇木さん」


「そうだな、その案で行こうか?」


「いや、最初からそうだろ、ちなみにこの後は何するの?」


「おいおい、野暮だなモザイ君、こんなところに来て、そんなこと聞くのか?」


「イケメンみたいな発言すんな、カラオケだろ?」


「いいね、その案で行こうか?」


「だから、初めからその予定だろ!!」


「モザモザ、楽しそうだね」


「君にはそう見えるんだね、大洗さん」


「で、イサミ先輩もう曲入れていいんっすか? もうワンタッチで始められます」


「そうかクミ、では始めちゃって」


「りょうかい」


 ピコピコという電子音の後に、大音量の前奏が部屋中を包み込む。


 そんな中、ミホは楽しそうに手を叩き、イサミは大きな画面に映る映像に釘付けになり、クミは目を瞑りながら立ち上がり、マイクを60度位に傾けて持ち、歌い出した。


 明らかに会議ではない……、知ってたけど。


 なんだったら、ポテチをパーティー開けさせられたし、むしろポテチの腹を開いていた瞬間からパーティーは始まっていたのだろう。


 まあでも悪くない。


 それにしても、意外とクミは歌が上手だ。


 そして、歌っている声の方が似ている。


 ジェイド・メイヤーに。


 クミが歌い終え、続いて、ミホがマイクを受け取り、歌い始めた。選手交代し、クミはミホを盛り上げている。


 自然とクミに目線がいったが、見過ぎもだめだと思い無理矢理、イサミの様子を伺う、イサミはカラオケの操作端末で曲を探していたが、ちょうど送信し終えたようだ。


 イサミが端末をこちらに向け、選曲を勧めてくる。


「モザイ君、次(の選曲)どうぞ?」


「ああ、それにしても、似てないか?」


「何がだ?」


「クミの声が女神に」


「? ああ、そう言われればそうだな」


「やっぱりそうだよな」


 その後は、テンプレのように皆が知っていて認知もあるアニソン祭りが後半開催され、喉を枯らしながら、カラオケを出て駅に向かう。


 何とも言えない充実感を抱きながら、部活動1日目は終了した。

面白いと思って頂けたら、嬉しいです。


道 バターを宜しくお願いします。


他にも作品をアップしています。


作者ページを見て頂くと、なんと!?すぐに見つかります(笑

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