第百五話
≪レベルアップ!スキルレベルがアップしました。召喚モンスターのレベルがアップしました≫
柏崎命
レベル21→22
スキル
暗黒魔法18→19、嵐魔法9→10、無言詠唱20→21、詠唱破棄20→21、精密操作1→5
アイン
デス・ジェネラル
レベル14→15
フラウ
フェアリープリンセス
レベル10→11
アヴァリス
オーガロード
レベル11→12
バトラー
ガラテア
レベル7→8
ノワール
アークデーモン
レベル7→8
十六夜
鬼神
レベル6→7
「ふぅー、疲れた……」
長いレベルアップアナウンスを尻目に倒した次郎太刀の魔石を拾い上げる。レアドロップは無いがそれを差し引いてもいいくらいの品質の魔石で武器にも防具にも使えるだろう。
レアドロップは魔素の濃さも重要になって来るのでここの様な階層の低い階ではドロップしないこともざらである。まぁ、魔石が手に入れられたのでそれで良しとしよう。
ダンジョンから脱出してホテルに戻るとラウンジの人間がお届け物がありますと荷物を部屋に運んでくれたらしい。
「そう言えば金倉が送ってくれるって言ってたな」
大きいトランクが置かれておりその中に丁寧に梱包された手甲がありぎちぎちに梱包されていると言うのに禍々しいオーラを放っており写真で見たよりも凄まじい。
アヴァリスの手の大きさに合わせて作られたもので命ではぶかぶかでアヴァリスを召喚して装備させると禍々しさが増している。この手甲で殴られたらと考えるとぞっとしてしまう。
ただでさえ、アヴァリスは尋常ではない筋力にそれを一切の防御を許さない防御貫通のスキルもあるのにこれだけの業物が加わると考えたら相手をするモンスターに同情してしまう。
「姫路に知り合いがいるから手入れはその人にお願いしてか……横の繋がりが広いのかな?」
激戦続きでそろそろ本格的な手入れをしたいと思っていた所でわざわざ、手入れの為だけに東京に帰るわけにはいかないのでお勧めの場所がないかと聞いたら紹介してくれた。
出雲の時もそうであったが職人界隈として横の繋がりが広いのかもしれない。
「この住所、随分街外れに住んでるんだな」
人当たりの良い金倉で勘違いされがちであるが腕のいい職人は性格が歪んでいたりと厄介な人が多いと言うのが一般的であり黄金の腕と評される職人は気に入らない依頼は受けないことで有名であり作った武器が満足できなかったら叩き折ったりと破天荒なエピソードが多い。
こんな街外れに住んでいるからもしかしたら厄介なひとなのかもしれないと思うが金倉が紹介してくれた人なのでまともな人だと信じたい。




