第百一話
タクシーで姫路ダンジョンに向かってダンジョンに備えられている更衣室で防具を装備して三階層へと転移する。風景は変わらないが魔素は二階層よりも濃いもので現れるモンスターも並の相手ではないことが分かる。
今回のメンバーは前回と同様でアイン、アヴァリス、フラウ、ノワール、バトラー、十六夜で前回はノワールがとても活躍してくれたので今回も大活躍を望む。
すると前方から矢が飛来してきてアインがそれを叩き落とす。結構な大弓であり激しい音が響いた。
武将
スキル
大弓、刀、闘争
「二階層のボスが道中のモンスターとか、勘弁しろよ!」
嵐の槍を放つが続けざまに放たれた矢によって撃ち落とされる。武将と言っても二階層の個体とは全く別の様で全身甲冑を纏っているのは同じであるが持っている武器も違う。
しかし、その強さはボスに負けないもので魔素の濃さからしても相当なもので迫り来るアヴァリスを矢で牽制したりと簡単に間合いを詰めさせない。
後方からバトラーが矢を放ってダメージを与えようとしているが甲冑に弾かれている。纏っている防具はかなりの物の様で並の攻撃ではビクともしない。
「テレポート」
十六夜とノワールを同時に転移させる。アヴァリスは雷光の指輪によって瞬時に移動し間合いを詰められて武将は動じることなく腰の刀を引き抜いてアヴァリスの攻撃を受け流す。
弓の腕だけでなく刀も相当なものでアヴァリスの連打や十六夜の居合も凌いでおり距離を取って瞬時に弓に持ち替えて痛打を与えてくる。
「ジャ!」
これ以上、好き放題に動かれたら溜まったものではないので翼をはためかせて飛行しているノワールの瞳が怪しく光り呪詛が施される。
幾重にもバットステータスを施されて動きが悪くなるがそれでも武将はいつも通りのパフォーマンスを発揮し迫り来るアヴァリスに向かって矢を放ってくる。
「呪詛を受けてもあの動きか……しかし、動きは悪くなってるぞ」
「フリィー!」
フラウは武将を囲うように重力の檻を展開する。流石の武将も重力の檻からは簡単には逃れることは出来ず膝を付く。そうなればこっちのものであり炎を纏った一矢が武将の脳天を貫く。
≪召喚モンスターのレベルがアップしました≫
バトラー
ガラテア
レベル5→6
「道中のモンスターがこのレベルかー……流石にきつそうだな」
一体ならば何とかなるかもしれないがこれが何体も一緒に現れてきたら流石にしんどい。三階層から随分と難易度が上がったなと考えながら魔石を拾い集める。




