パーティー追放、そして今
黄金の腕輪があるというダンジョンにたどり着いた。
そこで俺が任されたのは、ダンジョンの道案内。
アラン「おい、さっさと探せよ!とろとろ歩いてんじゃねーぞ!」
「ごめん、たしかこの道のはずなんだけど…。」
しかし、結局黄金の腕輪は見つからず。
それでも俺は、そこにありもしない黄金の腕輪を探すため、ダンジョン内を歩き回る。
しかし、結局見つからず、レイドの言っていた期限内を迎えた。時間切れでゲームオーバー。
レイド「あーあ、結局制限時間内に、黄金の腕輪を見つけることはできなかったのか。」
次に聞いた言葉は、耳を疑うものだった。
レイド「お前が、根拠も無く、ダンジョン内をやみくもに、あっちこっち歩き回ったせいで、いたずらに時間ばかりが過ぎてしまったんだよ!
だから、全てはお前のせいだ。」
俺は、何も言い返せなかった。
レイド「だから、お前はクビだ。」
そして俺は、パーティーを追放された。
この話には続きがある。あいつが、レイドが、国王の命令でやってきたなんて嘘、
やつが見せつけていた、国王から授かった勇者の剣というのも、まっかなニセモノ、そして、黄金の腕輪を見つけてくるように命令されたというのも、全て嘘っぱち、
だいたいからして、あのダンジョンには、最初から黄金の腕輪なんて存在しなかったのだ。
そんな、最初から存在しないようなものを、ダンジョン中をうろうろと、探しあてるはめになったんだ。
俺が追放された後のパーティー
偽勇者 レイド
戦士 アラン
回復役 僧侶 ミイ
魔法戦士 攻撃魔法担当 ナツミ
この事を持ちかけたのは、アランだった。
アランはもともと、俺の事が気に食わなかったようで、わざと俺に対しては、事あるごとにきつく当たっていた。
アラン「ウハハハハハ!これは愉快だ!
そんなことを考えていたとはな!
俺はもともと、ガーラント、あいつのことが気に食わなかったんだ!
だいたい、このパーティーに錬金術師なんか、いらねえんだよ!」
これを聞いて、俺だけでなく、全ての錬金術師が侮辱されたように聞こえた。
ガーラントという名前は、この時に名乗っていた名前だ。
レイド「はなっから、俺がクビにするやつは決まっていたんだよ!
ありもしない黄金の腕輪を、うろうろ探し回るなんて、バカなやつだ!」
ミイと、ナツミは、醒めた目で、この会話を聞いていた。
そして俺は、パーティーを追放された。
ミイは、どっちでもよかったようだ。
ナツミだけは、乗り気ではなかったようだが、レイドとアランには逆らえないし、
ミイはどっち付かずの日和見、だから、結局は従わざるをえなかったようだ。
そして今、俺はここにいる。
俺が、異世界に転生してからまもなく、
20XX年、現実世界は核の炎に包まれた。
こんな、理不尽ばかりがまかり通り、
それに対して、どうすることもできないで、耐えて忍んで、
そんな現実世界なんか、要らねえよ!
そんな思いが、第三次世界大戦を、核戦争を引き起こしたのかもしれない。
さて、本当にこれから、どうしようかな…。
各プレイヤーの自由行動だとは言っていたが…。




