↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/23

引きこもりの理由、転生の理由、パーティー追放の理由

いったん、ギルドの宿屋に戻り、休養する。再開するときは、セーブしたところからのスタートになる。


前世の記憶がよみがえる。


その時、やっと自分の本当の名前を思い出す。自分の前世での名前は、野呂田(のろた)敏夫(としお)といった。


引きこもりの理由は、中学の時に、言葉では言い表せないような、ひどいいじめを受けていたことが、全ての元凶。

親は学校に相談したが、学校は何も対応してくれなかった。学校にとっては俺よりも、あいつらの方が大事だった。そうに決まっている。

この頃のことは、記憶から消していた。

だから、ついさっきまで名前すら思い出せずにいたんだ。

その後、中学には行かず、形ばかりの卒業証書を受け取り、さっさとおさらばした。

その間、この時期はフリースクールに行っていた。

高校に行けば、希望ある学校生活が、今度こそ送れると思ったが、高校でもいじめられた。

結局、どこへいってもいじめられる、と思い、高校を中退、そこから、引きこもりが始まった。


そんな中で出会ったのが、『バトルマスター・オブ・ファンタジア』だ。

プレイし始めた瞬間から、その面白さに

ハマってしまった。

だけど、当初はもっと、気ままにダンジョンの探索とか、お宝探しを楽しめるような感じだった。それが、プレイヤーのレベルが異常なほど上がってきたということで、現在のような形になっていったようだ。


そんな中、母が心労で倒れ、そのまま、あっけなく死んだ。

俺がずっと、引きこもり生活を続けてきたからだと、その時初めて思った。

父は、母が死んだショックから立ち直れないでいた。それからまもなく、父も母の後を追うように、死んだ。


俺は天涯(てんがい)孤独(こどく)になった。


今さら後悔しても、もう遅い。


それから、家賃滞納で追い出され、路上生活へ。冬の寒い夜、失意のうちに、俺は死んだ。


俺は死んだ。はずだった。


気がつくと、『バトルマスター・オブ・ファンタジア』の世界に、そっくりな世界にいた。

いや、ここはどう考えても、『バトルマスター・オブ・ファンタジア』の世界だろう。

いったいどうして、こんなことになっているのか?と、その時は思ったよ。


ある時、とあるダンジョンに、レアアイテムがあると聞いて、パーティーを結成した。


その時の、パーティーのメンバー。


戦士 アラン


回復役 僧侶 ミイ


魔法戦士 攻撃魔法担当 ナツミ


そして俺は、錬金術師として、パーティーに参加した。


そこに割って入ったのが、自称勇者のレイドだ。


レイド「ほう、これがお前たちのパーティーか。

私は、国王陛下の命により、このダンジョンのレアアイテムである、黄金の腕輪を入手せよという使命を背負っている。

期限内に黄金の腕輪を入手し、城に持ち帰らないといけないのだ。よろしく頼むぞ。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。