錬金術師がダンジョンに入る理由
力の塔の1階で、インプを倒すと、なんと、ミスリル鉱石を手に入れた!
魔物ハンターを目指すつもりだったのが、いつの間にか俺は、錬金術師として大成することを目指していた。
錬金術師がダンジョンに入る理由は、錬金素材を手に入れるため。
錬金のための、錬金素材を入手することこそが最優先。ボスを倒すよりも、経験値を稼いでレベルを上げるよりも、錬金素材を入手して、錬金レシピの実績を増やしていくことこそが、錬金術師にとっては、何より大事なことなのだ。
なぜか、希少なミスリル鉱石が、力の塔の
1階の、最初のザコ敵を倒しただけで手に入ったのだ!
あとは、錬金釜を使って、レシピを増やしていくだけだ。
ミスリル鉱石以外のアイテムはというと、
こん棒とか、銅の剣とか、短剣、木の弓、そして、木の杖だ。
ミスリル鉱石は5個ある。さて、どのように組み合わせるか…。
力の塔の1階をクリアしただけで、いったん外に出る。
リリー「ねえ、せっかくだから、食材とかも錬金釜で錬金してみない?」
食材も、ダンジョン内で手に入るのだという。
リリー、アニー、ダイアナは、初めて俺の錬金術師としての才能を認めてくれた人たちだ。
今まで、不遇な人生しか歩んでこなかった、今まで、世の中に何の貢献もしてこなかった、今まで、誰にも自分の存在意義を認めてもらえなかった自分にとって、初めて自分の存在意義を認めてもらえた、その人たちのために、錬金術師としての力を磨いていこう。
リリーは、魔物の肉を錬金素材として提供してくれた。
パン×魔物の肉=ハンバーガー
パン×魔物の肉×チーズ=チーズバーガー
もちろん、出来立てのホヤホヤだ。
アニー「んー!この錬金で作ったハンバーガーとチーズバーガーがおいしい!」
ダイアナ「もっといろんな料理とかも、
作れそうじゃない?」
いよいよ、ミスリル鉱石を使おう。
ミスリル鉱石×こん棒=ミスリルハンマー
ミスリル鉱石×銅の剣=ミスリルソード
ミスリル鉱石×短剣=ミスリルナイフ
ミスリル鉱石×木の弓=ミスリルの弓
ミスリル鉱石×木の杖=ミスリルの杖
ミスリルソードはリリー、ミスリルナイフとミスリルの弓はアニー、ミスリルハンマーとミスリルの杖はダイアナに渡した。
俺が錬金でレア装備を作り、彼女たちが
それを装備して戦う。
俺が錬金で食材を組み合わせて、出来立てのホヤホヤの料理を、彼女たちがおいしくいただく。
これで、どんなことがあっても、こわいもの無しだ。
もっともっと、いろんな錬金の組み合わせを、試していこう。




