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他人の冷たさが堪える

昨日出掛けて、色々あって…

昨日、お休みのパパと実家へ寄ると、小窓から母が車で待ってるあたしを見ている様な気がして…

「お母さん、お母さん…」って何度も呼んでは、泣いてしまった。

1人家に入って、この前みんなで片付けたゴミを入れた袋を取って戻って来たパパの後ろから、「あれ!パパさん!これも持ってって!」なんて言いながら、一緒に外に出て来そうで…

だいぶ良くなってきたとはいえ、まだまだ咳がしつこくて本調子じゃないあたしは、車でただ待って、小窓や玄関から母の姿が見えるんじゃないかと淡い期待をしたりして…

信じられないほど暑い中、パパと今度は市役所へ。

取り寄せなければならない物がいっぱいあって、結構時間がかかった。

それでも、窓口の女性は事情を話すと「…そうでしたか…お悔やみ申し上げます…」と、とても親切に色々やって下さった。

そんなちょっとした気遣いで、心がほんわか落ち着いた。

その後、パパの病院へ。

あたしは駐車場の車の中でうとうと。

風邪薬や疲れで眠くて眠くて。

窓から心地良い風がふわ〜っと、あたしの体の上を通り抜ける。

熟睡とまではいかないけれど、何かしらの夢を見ていたのは覚えている。

すると、いきなり大きな音がしてびっくり!

ハッとして目を開けると、目の前に大きな白い車。

はて?

よく見ると、車の後部座席のドアにローマ字で葬儀会社の名前。

そのままじっと見つめていると、バックで病院の裏口辺りにつけた。

あ…わかった…この感じ…つい最近、同じ様なことが…あ!…お母さんの時と同じ…

母の葬儀の会社とは違えど、シチュエーションがそっくりで…

全然知らない方だけど、あまりにそっくりなシチュエーションに堪らず、駐車場の車の中で人知れず泣いてしまった。

病院の職員さん達が外に見送りに出て車が出発する時、あたしも一緒に手を合わせた。

後から戻って来たパパに聞いたところによると、亡くなった方「高知」の方だそうで…

お迎えに来て、葬儀場の車に一緒に乗って行った方は、水曜日には帰らなければならないそうで…

それまでにここ小樽で出来ることは全て済ませてしまわないといけないそうだ。

あちらで葬儀をする様だけれど、「大変そうだなぁ…どうぞ、道中お気をつけて」と、パパと2人心で祈った。

丁度お昼になったので、久しぶりに水天宮神社の近く…でもないか…昔からある喫茶店「ミレ○ト」へ。

ここの「生ラムジンギスカン定食」が、パパのお気に入り。

だもんで、パパはご飯も生ラムも大盛りで注文。

あたしは「から揚げ定食」にした。

懐かしさ漂う店内に薄っすら流れるBGMがセンスいいのよ。

1970年代80年代の洋楽が、余計に懐かしくて素敵だの。

お店のおかみさん(おばあさん)も調理担当のおじさんも、とても親切にしてくれて…今、まだしつこい風邪と母が死んでしまったショックで元気ない時だから、普段よりも余計、ちょっとした人の優しさがありがたくてね。

パパの病院の先生も、母を亡くしたあたしの心配してけれたそうだ。

…で、から揚げ定食の美味しかったこと。

だけど、このところすっかり胃袋が小さくなっちゃったもんだから、全部は食べきれず、残した大きなから揚げ1個とご飯、パパに手伝ってもらった。

そうやって、人の温かさ、優しさを十分感じて、気分良くしてたのだけれど、最後に寄った「携帯ショップ」の店員の無愛想さや、冷たさが堪えた。

「…本人が死んでんだったら、それでチャチャっと処理すりゃいいじゃん…」

待たされた場所から少し遠いところで、そんな風に言う声が聞こえた。

お客さんからの「カスハラ」を大きく言ってるけれど、お客さんに対するハラスメントも結構あるのになぁ…

待たされている間、どこか偉そうな態度のメガネの男性店員と中年の女性店員、ガタイのいいお腹が出っぱった男性店員が続けて、こちらに会釈もせず、ツーンとお昼休みらしく店を出て行った。

まごまごしている若い女性店員は、オドオドしながら「この度はお悔やみ申し上げます」もなく、淡々と作業を進めて。

母のスマホを解約した理由だって、「死んだから」って伝えるのも正直しんどかった。

でも、相手は本当に「死んでしまったから」とは思っていないのかもしれない。

今年の2月からパパがお母さんのスマホ代を払っていたけど、それが払えなくなったから、お母さんにスマホをやめさせて、固定電話だけにさせたんじゃないかとか、そんな風に思われてたのかもしれない。

酷いよ!そうだったら、酷すぎるよ!

お母さん、お父さんが「電○公社」の時代から「N○T」に変わってもずっと勤めていたからと言う理由で、「N○T ド○モ」にわざわざしてたってのにさ。

それがこれだもの。

なんか、こう言う応対されるぐらいなら、いっそAIに応対してもらった方がずっとマシなんじゃないかと思ったよ。

人工知能の方がよっぽど、弱ってるあたし達に寄り添ってくれそう。

同情が欲しい訳じゃないのよ!

でも、あんまりじゃない?その態度。

あたし達以外のお客さんにも、あんな無礼な態度なんだろうか?

お母さんのスマホ、解約したから、あのショップには2度と行かない。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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