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白馬の王子と黒馬(こくば)の王子  作者: あぷりこっと
麻薬編 第二章 ~故郷へ~
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5.お前たち、誰だ?

 へ〜、ここがアレクのお気に入りの場所か。

 ボク、フレッシュはアレクに紹介された高台に上り、景色を眺める。

 この高台は山の上にあり、ここから村全体を眺められるらしい。

 さっきの雪が軽く積もり、辺り一面が真っ白だ。

 今もなお雪がパラパラ降っていて、それがキラキラと輝いている。

 ここに書かれている文章では、十分表せないほど綺麗な景色だ。

 アレクのお気に入りの場所だけある。

「あれ、アレクじゃない。」

 そんな声が聞こえたかと思うと、スタッと、フルトくんが目の前に降りてくる。

「!?」

 多分高台の屋根から降りてきたんだろうけど…、気配がしなかったことを考えると、さすがウベル殿の一番弟子だなと思う。

「どうしてここにいるの?」

「アレクを探しに来たんだ。

 ちょっと話があったんだけど……。お前でも別にいいか。」

 お前……? そういえばまだ身分明かしてなかったっけ。

「? ボクが答えられるものであれば。」

 それを聞くと、フルトくんは真面目な顔になる。

「お前たち、誰だ?

 そのことが知りたい。」

「!?」

「お前、昼に会った時、自分のこと『アレクの上司』って言ったよな?

 そして、ペデットたちを『護衛』だと言った。

 護衛は4人で、お前の弟もアレクの上司だとした、半分に分けても2人ずつだ。

 アレクの仕事は城の使用人。

 その上司に2人も護衛がいるとは思えない。」

「つまりボクらが、嘘をついている……と?」

「あぁ。」

「悪いけどボクらは、いや、ボクは、本当にアレクの上司だよ。」

「じゃあ、なんで」

「別に答えてもいいけど、それはアレクを望んでいないことだと思う。それでも聞きたい?」

「!? あ、あぁ。」

 多分、フルトくんは、真実を聞いて後悔するだろう。

 でも本人が聞きたがっているんだ。

 ここで隠すのもよくない…よね。

「君は……アレクの本当の姿を知らない。」

「アレクの本当の姿? どういうことだ。」

「アレクは、君たちと同じ庶民じゃないんだ。」

 ボクはフルトの様子を伺う。

 ふうたはボクの話をなんだかんだ真剣に聞いてくれる。

 ここで話は止められない。

 ボク自身も覚悟を決める。

「アレクには……トライヤン王国の王族の血が流れているんだ……。

 アレクは、ボクの父の妹……なんだ。」

 この言葉は、ボクの正体を明かすものにもなる。

 できればしたくはなかったけど、中途半端に説明していい話でもないよね。

 ボクは心の中で言い訳をする。

「アレクが…王族……?

 もしかしてお前は…トライヤン王国王……?」

 フルトは自分が導き出した答えを、口にする。

「うん、そうだよ。」

「ご、ご無礼を……!」

「ううん、いいよ。……大丈夫?」

 ボクも、アレクがボクの従兄妹だと知った時、とても驚いた。

 そしてフルトは、ボクよりも長い間、アレクと家族のように一緒に過ごしていたんだ。

 そんな人がいきなり存在が大きくなった。大きなショックを受けたのではないだろうか……?

「あぁ、大丈夫……です。

 答えてくれて、ありがとうございました……。」

 本当 に、大丈夫なのだろうか……?

 

 どうも、こんにちは。

 少し寝不足のあぷりこっとです。

 寝る時間としては、いつもより10分程度遅い日が続いているだけなんですけどね…、蓄積されたのか、寝ても寝たりない、といった感じです。

 たまに意識が飛ぶと、ヤバイな…と思いますよ……。

 

 さて、話は変わって、「ロミオとジュリエット ~バッドエンドは回避してみせます!~」という昨日更新されて小説は先々週終わりを告げ、昨日から新しい小説がスタートしました。

「シンデレラ 〜馭者は〇〇でした〜」という、皆さんご存知シンデレラをモチーフにしたものです。

 ふっ、と浮かんだので描いてみているという感じなので、同ストーリーが転ぶか、自分でも未知の領域もなっている気がします。

 少しワクワクしています!

 

 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

「シンデレラ 〜馭者は〇〇でした〜」も、よろしければ読んでみてくたさき。

 では、また次回、お会いしましょう。

 バイバ〜イ!

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