4.宿泊先で
師匠の家は、私たちが泊るには狭い。
ということで、私たちは師匠の家の近くの民宿に、宿泊することになった。
部屋割りは、フリッシュとセイブルとペデット、ラリネとバリト、テナーと私、である。
「へぇ~。ここ温泉もあるんですね!」
「そうだよ。
一度入ったことがあるけど、とっても気持ちよかったよ。
っということで、私は入って来るけど、テナーはどうする?」
「う~ん…、私は後で行くことにします。」
「「「あっ」」」
私が必要な荷物を待って部屋から出た時と、隣の部屋のフリッシュとセイブルが出た時が、ほぼ同時だった。
「ちょうどよかった、アレク。
ヒマしてたんだ。」
「あ、だったら、温泉に一緒に行きませんか?」
あ、敬語で言っちゃった…と、私が心の中で焦っている中
「温…泉……。」
とセイブルは呟き、ボッと顔を赤くする。
「⁉ どうされました⁉」
「え、いや、えっと……。」
また更に顔を赤くするセイブルを見て、私はかなり慌てる。
そんな私たちを見て、フリッシュがクスクス笑っている。
「その温泉って、混浴?」
「混…、そ、そんなわけないでしょ⁉ な、何を期待して……。」
私は自分の顔が熱くなるのを感じる。
そして、やっとセイブルが赤面したか気づく。
「ご、ごめんなさい。私、紛らわしい言い方を……。」
「ううん、別にいいよ。
むしろ面白いセイブルが見えてボクは満足。」
「フリッシュ、うるさい。」
「いてっ」
余計なことを言うフリッシュをセイブルが小突く。
「わ、私は、一緒に温泉がある場所まで行こうと言いたかっただけで、一緒に入ろうというわけでは……。」
一生懸命訂正をしようとする私を見て、フリッシュが私の頭をぽん、と撫でる。
「うん、うん。わかってるって。
じゃぁ、ボクらも準備してるから、少し待ってて。」
「えっ⁉ セイブルが倒れた!?」
私は温泉から出て、フリッシュの話を聞いて驚きの声を上げた。
「うん、多分湯当たり。
ヒルナを呼んできてもらえる?」
「わかりました。」
「アレク、ヒマ~。」
そう言いながら、フリッシュが部屋に入って来る。
いや、弟が倒れている時に、そのテンションはどうなの?
「残念ながら、私はこれから師匠に会いに行くので、ご一緒できません。」
「え~。」
今、セイブルはヒルナが診ている。
動ける状況ではなさそうだから、フリッシュが暇なのはわかる。
だけど、私にも養父子水入らずの時間は欲しい。
「はぁ~。
どうしてもヒマなのであれば、あそこに行ってはいかがでしょうか?」
そこは、私のお気に入りの場所―。
どうも、こんにちは。
「小説家になろう」に投稿する小説を初めてパソコンで入力した、あぷりこっとです。
中学校の図書室で募集された小説は、パソコンで入力したことがありますが、ネット上に投稿するものは初めてです。
なので少し、新鮮な気持ちです。(誤字脱字があったら、すみません…。)
ストーリーの方は、ほのぼのしていましたね!
セイブルがかわいかったです。
恐らく、今後もかわいいとつい思ってしまうようなセイブルが見られると思います。
お楽しみに!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。
バイバ~イ!




