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白馬の王子と黒馬(こくば)の王子  作者: あぷりこっと
王城事件編 第十一章 ~2人の王子と1人の少女~
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0.手紙

 王様、師匠へ

 お久しぶりです。お2人はお元気ですか? 私はいろいろありましたが、精神的にはとても元気です。

 さて、本日このような形で、手紙を出させて頂いたのは、他でもない私の仕事に関することでお伝えしたい事があったからです。

 先日ご存知の通り、トライヤン王城で事件が起きました。その時の王子方の対応の仕方、あの2人の性格などを考えると、敵に回してしまうととても厄介です。また、その時にわかったのですが、「王が病状に伏せっている」というのはフェイクで、本当はとても元気でした。

 故に私は、両国は仲を深めていった方が賢明だと思いました。ご参考にしていただければありがたく存じます。

 そして、もう一つ、お伝えしたいことがあります。

 先日城内で起きた事件により、私は負傷してしまいました。当分、そちらに帰ることは難しそうです。完治しましたら、また連絡しますので、その時にご指示をお願いします。

 それでは、寒くなって参りましたので、体調にお気をつけて、お過ごしください。

   アレクシス・ベネットより

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