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スライムしかテイムできない男、スライム道を極め最強となる  作者: やまのうえのおくらん
第1章 学園入学を目指して
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スライム、魔剤?をキメる

王都最大のダンジョンランザークダンジョン。

その1階層から5階層までは至って普通の明るい洞窟であり、トラップもなく、出てくる魔物もゴブリン系やウルフ系の強くてDランクの魔物のため、ウォーミングアップの階層と呼ばれている。その階層を剣を片手に目にも止まらぬ速さで攻略、いや、蹂躙する男がいた。


【マスターエナジー】を使った、いや、キメたリュートである。



【マスターエナジー】の効果は絶大で、リュートの全ステータスは3倍にも膨れ上がった。

本当は3分間のみ全ステータスを大幅に上げるスキルなのだが、リュートの場合は【マナヒーリング】をスライムに連発させておくことにより連続で使用可能になる。

まさに凶悪なコンボである。


リュートは【勇者】のレイを超えるステータスを常に維持できるようになった。


出てくる敵を目にも止まらぬ速さで屠っていく。


「ちょっと!リュート!速すぎる!」


アイカはついて行くのもやっとという感じで息を切らしていた。


「ごめん、一気に強くなったから楽しくって。」


リュートがアイカの様子に気づき謝る。気づけば3人は5階のボス部屋の手前まで来ていた。


「ふふふっ、まさかステータスでも負けちゃうなんて、リュートは思った以上にすごいのね。会えてよかったわ。」


レイが言う。


「俺も【マスターエナジー】がこんなに凄いなんて思わなかった。ボス部屋では1つ実験してもいいか?」


2人が了承したので、今度はスライムに【マスターエナジー】を使わせる。


大きな扉を開き、3人が中に入ると、扉が閉まり外に出れなくなる。

その後、ボス部屋の中心に煙が湧き、出てきたのは3メートルはあるであろう巨体、ゴブリンジェネラルであった。


「行け!スライム!【スライム体当たり】だ」


リュートが命令を出すと、ぽよんぽよんと跳ねながらスライムが近づいていく。

ゴブリンジェネラルは小さなスライム1匹(見た目は)が近づいてきただけなので完全に油断していた。


ある程度近づいたとき、


スパーンと音がなり弾丸のごとくスライムがゴブリンジェネラル目がけて弾け飛ぶ。


次の瞬間、ゴブリンジェネラルは壁に強く激突し、煙となっていた。


「…」


絶句する3人をスライムがどうだ!と言うように振り返る。


「す、凄いわね。体当たりじゃなくて弾丸だわ。」


レイが言う。


「何が起きたか辛うじて見えたくらいだった…前見たときより3倍以上早かった気がする…」


マルコやダインとの戦いで【スライム体当たり】を見ていたアイカも驚いていた。


「スライムの可能性すげえ!神様ありがとう!」


リュートは【役職】を貰った時は憎んでいたであろう神に感謝した。




ランザークダンジョンの各階層には転移の魔石が置いてあり、一度行ったことのある階層には転移できるようになっている。

そんなわけで今日は様子見で5階層まで行くつもりであったリュート達であったが、思っていた半分以下の時間で攻略できたため、6階層より先に進むことにした。


「わあ、外みたい!」


アイカが言った。

そこに広がっていたのは広い草原であった。6〜10階層の草原は先に行くほど暗くなる。つまり、6階層は昼の草原のような感じなのに対して、10階層は月の出ない夜の草原のような感じになる。


出てくる敵は前の階層までに出たウルフ系に加えて、イノシシの魔物であるワイルドボア、鳥の魔物であるスモールイーグルが出てくる。


「今度はアイカ主体で行ってみよう!」


とリュートが言うと、アイカが


「任せて!」


と答える。



しかしリュートは、この判断を数十分後後悔することになるのだった。

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