特別編1
―世界を旅する少女の物語―
連載&作家デビュー一ヶ月記念として特別編を書きました。まだまだ初心者作家ですがたくさんの人に読んでいただいて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
「ねぇねぇイリス、『職業は転生です!』が連載開始してから一ヶ月が経ったんだって。」
「もう一ヶ月経ってたんですか!?あっという間ですね。」
「230PVも超えたようだな。多くの者に読まれているよう
じゃ。」
「えっ、神様いたんですか!?」
「忘れられては困る。我もこの物語の一部じゃ。」
「忘れてはいませんけど、1・2話しか出てきてないですし……ここは境界じゃないので、いないのかと。」
「我と縁のある者には、境界でなくとも言葉を届けられる。」
「そうそう。転生させる前にテレパシー送ってくるけど、いつも急だよね。もう少し前に教えてほしいな。」
「歪みや転生の時期までは、我にも完全には見通せぬ。」
「神様って全知全能だと思ってました。」
「世界の歪みなど昔はなかったものだからな。原因を調べているがまだ分からぬことが多い。」
「さっさと原因がわかってくれれば私の仕事が減って嬉しいのに。」
「自分のためでなく人のために働くがよい。」
「そういえば神様の名前ってないんですか?」
「神に固有の名はない。必要に応じて、世界の名や役割で呼びあうのみじゃ。」
「我は始祖にして、神々を束ねる存在。ゆえに大神と呼ばれておる。」
「じゃあ、オリジンって名前はどうですか?」
「……ほう。『始まり』という意味か。」
「はい。始祖っていうならぴったりかなって。」
「ふむ、悪くはない。」
「だが、我に名を与えるとはな。なかなか大胆じゃな。」
「えっ、だめでしたか……?」
「いや、構わぬ。むしろ面白い。」
「神様に名前つけるとか、普通やらないよね。」
「すみません……つい。」
「いや、いいと思うよ。『大神』より呼びやすし」
「御主、さらっと失礼なことを言うのう。」
「事実でしょ?」
「……まあ、否定はせぬが。では、その名、しばらく使ってみるとしよう。」
「本当ですか?」
「神は嘘を言わぬ。じゃが、気が変われば戻すかもしれぬ。」
「それでも、嬉しいです。」
「じゃあこれからは“オリジン様”? 」
「様はいらぬ。オリジンでよい。」
「え、そこはいいんだ。」
「……呼びやすさを重視するのじゃろう?」
「まあ、そうだけど。」
「じゃあ決まりだね、オリジン。」
「職業は転生です!」特別編を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またそのうち特別編を書こうと思います。(いつになるかは分からないけど)毎週日曜日20時頃更新するのでまた読んでいただけると嬉しいです。Xでも作品の告知などをしているので、もしよければフォローお願いします。
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