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水道水の備忘録。  作者: 水道水。
16/22

勉強の秋。

うすうすお察しだろうが、水道水という人間の成績はすこぶる悪い。

理由は簡単で、勉強をしないからだ。

水道水当人は、発達障害のグレーではあるが、学習障害のグレーではない。

頑張れば、ギリギリ平均といったレベルに追いつける可能性がある人間なのである。

そんなことを言い出せば、山田詠美著の『ぼくは勉強ができない』の主人公は『ぼくは勉強をしていない』という状況に等しいね、という話になる。

きっと主人公も、道水氏と同じだとは思われたくないだろう。

だが道水氏にもそろそろ受験の足音が聞こえてき、水道水の勉強問題はネタに出来るレベルではなくなってきた。

この前の『ハレ晴レユカイ』のダンスの練習と同じく、一週間で中一の範囲内の勉強で基礎を固めなおし、九月のテストに挑みたいと思う。

だが、道水氏とて時間が無限にあるわけではない。

そのため、今回は中学卒業レベルの英単語を覚えたいと思う。

中学卒業レベルの英単語を選んだ動機もある。

その動機は、先々週にブックオフに行ったことからなる。

英語だけは人並み以上に愛しているため、英語のみ成績が平均を超える道水氏は、自身の英語力を伸ばすため、中学卒業レベルの英単語帳を求め、ブックオフに行った。

『カゲロウプロジェクト』という十年ほど前に一世を風靡したアニメがある。

その『カゲプロ』関連のグッズに参考書というものもある。

なにしろ一世を風靡したのは十年ほど前のため、もう大人になった『カゲプロ』の視聴者がブックオフなりに参考書を売り、それを道水氏らが安値で手に取るという循環である。

そのため、偶然かもしれないが、道水氏の頭のよい知り合いの二人は『カゲプロ』が好きである。

道水氏もその恩恵を受けようと思い、息切れと頭痛を感じながら自転車でブックオフまで足を運んだ。

ブックオフには道水氏の狙い通り、『カゲプロ』関連の中学卒業レベルの英単語帳だけでも四冊あった。

さぁ買おうと思い、財布を開いたら小銭が110円分なかった。

もちろん紙のお札はあるのだが、小銭の重さを考えたら買う気にはなれなかった。

これも神の思し召しだと思うことにし、道水氏はなにも買わずにブックオフ退店し、自転車でわざと遠回りをして教会の前を通った。

今となればなんであの時に買わなかったんだろうと後悔をしている。

そのため、英単語帳がなくたって中学卒業レベルの英単語を学べるんだよ、と勝手に過去にリベンジをしたいということだ。

そのために、もうYouTubeで聞き流しの教材まで見つけた。

言うなれば今回の備忘録は、運動会の開会宣言みたいなものだろう。

これから一週間、頑張りたいと思っている。


強がったけど、受験が凄く怖い。

内申とかボロボロだし、成績も英語以外。

社不まっしぐら。

笑えないね、ほんと。

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