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202/202

イケスペ三銃士プラス……ロバじゃないよ!!


イケスペ三銃士。


それはイケメンにしてハイスペ。私設ファンクラブありの見目麗しい男衆。

サングラス、キャップ、釣り竿などが限りなく似合い、あらゆる女性がその笑顔にドキュンと胸を撃ち抜かれる、自爆テロ的美貌。


WEB制作会社『SSK企画』。


代表取締役社長 若狭優

営業1課課長 杉田湊

営業2課課長 坂崎悠


オフィスでは、存在感バツグンオーラでそびえ立っていて、足もコンパスかタカアシガニかってぐらい長い。スーツをビシッと着こなしているし、顔面偏差値のレベルは100(MAX)をぶっちぎっている。


3人揃って会議に出る時には、立ち見席が出るほどの人気ぶり。プレゼンすればするほど、黄色い歓声が上がり、時々失神してしまう女性も。


バタンと音がして、人が倒れた。


「小山田が参ります!」


失神した女性に駆け寄り、呼吸を確認。ブランデー等の気付薬を嗅がせて、「大丈夫ですかっ」と救命救急。


いやもう慣れた!


女の子がバッタバッタ倒れるもんだからさ。

見て! ほらこれ救急救命受講者証ね。ちゃんと取得しましたってー。


そして、この小山田咲。


営業2課事務処理班出身

代表取締役社長秘書

WEB課相談役

ファイブレのレンジくん推し活隊隊長(新曲の振り付けは常に完璧)


イケスペ三銃士を率いる、ダルタニャン。←昇格


私はもう道端に咲くペンペン草でも透明人間でもロバでもない。


「小山田さん! ちょ飲み過ぎだよ」

「おい、坂崎! おまえが止める係だろ!」

「係、言うな。咲ちゃ〜ん。もうそろそろ、アルコール止めようかあ」

「へいへいへーい。しかもぉ何を隠そう、わいは坂崎かちょーの恋人れえ〜〜〜すぅ。ん? なんだぁこの香ばしい物体はぁ……ちょっと食べてみようもぐもぐ……え!? ふぉ!? やばっこのイカ焼きうまっ!! これはぁ海のぉ大王さまや〜〜からのダイオウイカやっっっ」


そう。私はただのオラオラ仮面。(←格上げか格下げか判断できないやつ)


ここで社長が声を上げた。


「よし9時10分前だ。早く帰らなくちゃ! おいおまえら、これでお開きね!!」



fin


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― 新着の感想 ―
後半は、憧れの彼らとの意外な展開に、咲さんに共感してテンション上がりました。 課長のお母さまも叔母さまも大活躍、庶民的なのもよかったです。 イケスペ三銃士の坂崎課長が両思いになってから嫉妬深く大人げな…
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