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魔改造トヨダAA vs 液体窒素タンカー

 映画ターミネーター2の、タンカーチェイスからT1000復活までのクダリをほぼそのままパロディしました。


 1


 蛍茶屋からの下りを二〇トン超えの液体窒素タンクローリーのトレーラーを運転していた、白髪頭と白髪の髭を顎に蓄えた太鼓腹の男性ドライバーが、国道の第一車線にうつ伏せに倒れていた銀髪の女性を発見して、減速徐行していき路肩に停めてハザードを焚いて、後方確認してから車道に降りてきた。通過していく車両たちは、倒れ込んでいる銀髪の女性を気遣っているのか、車線変更して走っていっている。そんな中で、勇気あるこのタンクローリーの男性ドライバーは、小走りにその女性のもとに駆け寄り、大丈夫ですか?と繰り返し声をかけていく。数回呼びかけても反応が無いのを確認した男性ドライバーは、先のバス停の電柱にあるAEDを見つけて、まずは119番に連絡していった。要件を伝え終わったあとは、運転席から発煙筒を取り出して再びその銀髪の女性のもとに駆け寄って再度呼びかけて、それでも反応が無かったので立ち上がり発煙筒を点火しようとした、そのとき。男性ドライバーの後ろから、ゆっくりと立ち上がってきた銀髪の女性が、音も立てずに足早に背後に近づいたとき、男性ドライバーの首を後ろから腕で巻いて、背中から胸へと蛸《タコ》のような触手で貫通させて殺害した。そして、ポイッとまるでゴミを投げ捨てるかのごとく男性ドライバーの亡骸を後ろに放り投げて、液体窒素のタンクローリーを振り向いた女性その顔は、青白い肌の眼全体が銀色で縦長な黒い瞳孔をした長い銀髪を七三分けにした人ならざる容貌であった。そう、この銀髪の女性こそが、女神ハイドラ。潮干ミドリと彼女の妹のタヱを執拗につけ狙う女神である。

 タンクローリーのドアを開けて、運転席に乗り込んだ。

 多少乱暴にドアを閉めて、ハンドルを握る。

 サイドブレーキを下げながら、クラッチを緩めていく。

 ギアをローからセカンドにチェンジして発車。

 頭と荷台の時間差で同じ物を踏んだらしく、上下に揺れた。

 奪われたタンクローリーの通過した跡には、男性ドライバーの轢死体が転がっていた。


 徐々に進行速度を上げていった液体窒素タンクローリーの後ろには、通報を受けて出動していた蛍茶屋交番のパトカーが三台追跡していた。バックミラー越しにこれらを見たハイドラが、舌打ちをする。はじめは、後ろからの警告を無視していた女神だったが、蛍茶屋方面下りを半ばに来たところで、ハザードを焚いてタンクローリーを一時停止させようと見せかけたとき、後方のパトカー三台もそれに釣られて徐行停止した。

 ところがドッコイ!

 ギアをバックに入れたハイドラは、思いっきりアクセル全開状態にして、パトカー三台に乗り上げていった。これに乗車していた警察官たち、慌てて車体から飛び出して危機一髪のところで緊急避難していた。そのような警察官たちの目の前で、無情なまで潰されていく三台のパトカー。破壊し終えたのを確認したハイドラが、ギアを再びローからセカンドにしてアクセルを吹かしていき、白黒煎餅のごとく潰された先頭のパトカーを引きずりながら再発進していく。火花を散らしていった煎餅のパトカーは、ガードレールと花壇に当たって、タンクローリーの荷台から跳ねて外れた。諏訪神社前の交差点が赤信号になり、ハイドラはタンクローリーを停止させて、世間の様子を銀色の眼に入れていく。こちらが停止中のときは、西山方面の上り下りの車両たちが通行していった。それら通行車両たちの中に、下りを道行くダークシルバーの普通車と赤いスカイラインを目撃したハイドラ。一台目は私知ってる。あの憎たらしい好青年から退けられたから、あのダークシルバーの車はよく覚えている。次の赤いは、運転席と助手席に美女が二人と後部座席に、あれは潮干タヱであろう女を確認できたものの、タイミングを逃してしまった。苦虫を噛み潰したような渋い悔しげな顔をしながら、その赤いスカイラインを見送っていくハイドラであった。

 が、しかし。

 三番目を通過していく化物のような車体に注目した。

 間違いない。

 運転していた金髪美女、あれは潮干ミドリだ。

 西山方面の信号が点滅して、赤に変わった。

 蛍茶屋方面の赤信号が青に切り替わった。

「よっしゃああああーーーーーー!」

 アクセル全開。

 ウィンカーを点けて左に回していく。

 大きくハンドルを切り、西山方面の第一車線から上手く左折していき、第二車線に入り、速度を上げてミドリの魔改造トヨダAAと並走していった。隣に並ばれたタンクローリーに気づいたミドリは、運転に注視しながらもチラッと緑色の瞳を横に上げてお隣の運転手を確認していくと、なんとそこには女神ハイドラが。

 ーマジかよ! なんつー女だ!ーー

 驚きつつも、ミドリはアクセルを吹かして速度を上げた。

 二台ともに、一気に規定速度を三〇キロ以上上回った。

 逃がすかとばかりに、ハイドラはハンドルを切って車体を振ってきて、魔改造トヨダに体当たりしただけではなく、ガードレールと花壇にサンドイッチ状態にしながらミドリの愛車を潰しにかかった。だが、思っていた以上に化物だった魔改造トヨダは、タイヤのフレームは歪む様子を見せず、車体も変形することもなく、ただ火花を散らしてガードレールを倒していき花壇を破壊していきながら、ハイドラのタンクローリーに耐えていたのだ。見るからに大したダメージも受けていないミドリの愛車を睨み付けたハイドラは、舌打ちしたのちにハンドルを反対に切って一時的に離脱。ここでミドリがチャンスとばかりにハンドルを回して、タンクローリーに車体をぶち当てた。予想以上の衝撃を受けて、一瞬だけハンドルを取られてしまったハイドラは横に滑って路面電車の線路を跨ぎ、対向車線まではみ出てしまいそうになった間一髪のところでハンドルを切り直していき、再び魔改造トヨダに体当たりした。ミドリも、僅かにできた隙間を見切ってハンドルを切って、ガードレールで車体をバウンドさせて、タンクローリーにぶち当てての反撃をしていった。化物と化したトヨダAAとタンクローリーの凌ぎ合いが、榊雷蔵たちの車と臼田幹江たちの車のバックミラー越しにその争いが迫ってきた。

 ダークシルバーの車内。

「なんだなんだ?」

「雷蔵! そこの脇道!」

 相棒の瀬川響子からの指示を受けて、雷蔵は緊急回避した。

 赤いスカイラインの車内。

「なにあれなにあれ?」

「幹江さん! その駐車場!」

 片倉昇子から指差された場所へと、幹江は避難した。

 法定速度違反をバリバリ起こして、通過していく特異な車両が二台。これに呆気にとられていく雷蔵と幹江たち。


 魔改造トヨダと液体窒素タンクローリーの戦闘は、あっという間に救出の目的地の思案橋を通過して、戸町方面へと差し掛かっていた。かつての長崎市民病院こと港メディカルセンターが見えたとき、ミドリはハンドルを思い切り回してタンクローリーに車体を体当たりさせて病院側から引き離した。ハイドラはハイドラで、ただでは受けないとばかりに車体を寄せてきて、お互いの鍔迫り合いが始まった。石橋町からバスセンター前を通過して戸町方面の上りに入ったときに、ミドリは不意にアクセルを緩めて減速していき、タンクローリーから離脱していった、と見せかけてハンドルの中央に位置するボタンを押した、そのとき。魔改造トヨダの後部座席から支配しているジェットエンジンの噴射口から、青色と黄色の炎を噴出して、車体が一気に加速した。ハンドルを切ろうとしたハイドラだったが、不幸にも間に合わず、魔改造トヨダのフロントから体当たりされて、なすがままに持っていかれた。タンクローリーの長い車体を横向きにしたまま、魔改造トヨダは四車線の真ん中を突き進んでいき、このまま先の陸橋に一緒に衝突してしまうのかと思われたが、ジェットエンジンを切った瞬間に魔改造トヨダはタンクローリーを突飛ばして、停車した。車内のハイドラは、ハンドル操作をミスして、その結果荷台の後輪から横倒れになり、そのまま滑って車体の腹を陸橋と信号機を巻き込んで衝突した。その衝撃によって長い荷台は中央から折れ曲がり、破けた鉄の外装から液体窒素を漏らしていく。



 2


 横倒しになった車体から、頭を振って出てきたハイドラ。

 その周辺一帯は、荷台から流出した液体窒素によって白く曇っていた。一般車両が巻き込まれないように、ミドリは愛車を盾にして通行を止めていた。割れた外装から吹き上がって、通り雨のように激しく降り注いでいく液体窒素を全身に浴びながら、長い銀髪を濡らした女神ハイドラは足を進めていった。また一歩また一歩と足を運ぶごとに、踏み出す一歩を徐々に重く感じていき、それはやがて柔軟さを失っていき女神の身体全体に霜を下ろしたようになっていった。強く引っ張らないと足を運べなくなり、とうとう靴ごとアスファルト舗装の車道にくっついてしまったのだ。それでもお構い無しにハイドラは足を持ち上げたとき、足首から下が捥《も》げて白い断面が顔を見せた。片足くらいなんだと思い、構うことなくさらに進もうと残り片足を引っ張ったときに、こちらも同じく足首から下が捥げて身体のバランスを崩したハイドラは、思わず片手を地面に突いてしまった。その突いた手も付着してしまい、力任せに引き剥がしたら、手首から下が折れて白い断面を見ながら驚きのあまりに口を開いたまま、女神ハイドラはとうとう硬直凍結してしまったのである。液体窒素を浴びたことにより、彫像と化したハイドラを車内から確認したミドリは、コントロールパネルのボタンを押して、開いたフロントライトから銃口を出した。

 そして、引き金に指を掛けたとき。

「Hasta《アスタ》 la《ラ》 Vista《ビスタ》」

 さっさと失せなさい。と、吐き捨てて引き金を引いた。

 瞬間。ハイドラの身体が粉々に粉砕して、地面に崩れ落ちていった。アスファルト舗装に散らばったいく女神の破片は、高くて硬い金属音を立てていく。

 魔改造トヨダのフロントとサイドガラスごとルーフが持ち上がって前方にスライドしていったときに、ミドリが車体から出てきた。車道に散らばる破片を確認していくミドリ。このとき、改めて夏場の異常な気温の熱さを再確認して、昼間の太陽光に眉を寄せて“しかめた”ときだった。

「あ。あれ、あの子。潮干ミドリじゃない?」

「ホント。ミドリちゃんじゃん」

「嘘、マジ? 帰ってきたって本当だったのか」

「ええー! ミドリちゃんだよ」

 そんなふうにギャラリーから押さえた好奇心の声を耳にしていった。首を回していったあとに、身体をゆっくり翻《ひるがえ》して周囲の状況も目に入れていく。行方不明だった芸能人が、一般世間からは死んだものと思われていたが、それが昼間のニュース速報の映像で生還の様子を、多数の民衆が目撃した。あれは、映像加工した偽物ではなく、明らかな本物。そしてなによりも、行方不明から還ってきた芸能人、というのは野次馬根性と好奇心を掻き立てる物であった。あと、有名人が仕出かして目線を集める、というのも作戦を実行する上でもやり易く、一方に名の知れた者が暴れて大衆やメディアを引き寄せているその間に、本命の部隊が目的地への移動と活動の難易度が低くなる。本意か不本意か、陽動になってしまったミドリは、路上から沸き上がる熱気と天から刺してくる白く強い太陽熱を感じて、目の前で四散している女神の肉片に視線を向けた。そのような心境は一般大衆には理解できる訳でもなく、若い女性たちからスマホのカメラをミドリに向けていった。これがキッカケになり、後方のギャラリーからシャッターを切る音が多数聞こえてきた。

 横を向いたミドリに、カメラが掲げられていた。

「あ。こっち見た。可愛い」

「ふふん」ニコッと微笑む。

「笑った! きゃー、可愛い!」

 左右に顔を向けて、後ろにも振り返り。

 ミドリは顔の両側で「Vの字」を人差し指と中指で作った。

「イエーイ!」悪い気はしない。

「ああ! 可愛い!」

「ミドリちゃん。こっちも!」

「はーい。どーぞ」

 “チョキ”の右手を目もとに重ねて白い歯を見せた。

「ああ、もう! 可愛い!」

「可愛い可愛い!」

 “やんややんや”と沸き起こる撮影会。

 今や事故現場は、地元芸能人の撮影会場と化した。

 と、不意に背後に嫌な予感がしたので、ミドリは回れ右をした。するとそこには、気温とアスファルト舗装の熱を受けて、硬くなっていた肉片が緩やかに変形していく様子が始まった。やがてそれは解凍されて、小さな白い液体のような物に変わり、やや中央の大きな溜まりを目指して移動しはじめた。まるで各々が意思を持っているかのように、どんどんと集まって大きくなっていく白い液体に、ミドリも含めてギャラリーは呆気にとられていく。すべてが集合したと思われた白い液体は、次は徐々に山のように盛り上がりを見せていき、やがてそれは逆Uの字となり、その片方が切れて起き上がりを見せてきた。そうして遂には、起立をした人形《ヒトガタ》になった。

 後ろのギャラリーへと呼びかけていくミドリ。

「お願い! 道を開けて!」

 現場を見ていた野次馬たちは、只事《ただごと》ではないと分かり、真ん中を開けていく。ルーフを前方スライドオープンさせて、魔改造トヨダに再び乗り込んだミドリは、エンジンに点火してギアをバックに入れて後方を確認した。そして、アクセル全開にして吹かして発車していく。ド真ん中を後進してくる魔改造車に、渋滞待機していた車両たちが次々と避けて道を開けていった。そうしている間にも、白い液体の集合体は完全な人の型となり、足元まで現した。警察署から車道を挟んだスーツ専門店まで突き抜けたとき、渋滞が警察官たちから迂回誘導されて解除されていたので、ミドリはそこで思い切りハンドルを回していき、ギアをバックからローそしてセカンドへと切り替えて車体を回れ右させて発進加速していった。破損したタンカーから液体窒素が流出しきったころには、白い液体の集合体は暗い赤紫色の長い髪の毛をした赤紫色のワンピース姿の青白い女性へと完全に変化していた。



 3


 女神ハイドラ精神体。

 両目を隠すように真ん中に分けた暗い赤紫色の髪の毛から、高い鼻梁と真っ赤なルージュを引いた唇が顔を出しており、文字通り青白い肌の細い身体を被う形で赤紫色の足首まで裾のあるワンピースを着ていた。そのワンピースの裾は、等間隔でまるで蛸の触手の先端部のような装飾がされていた。そして、隠していた前髪の奥で両目が開いて、カッ!と眼球全体を稲穂色に光らせた。

「I'm《アイム》 back《バック》」

 ただいま。と英語で呟き、両腕を左右に広げた。

 すると、腰までの髪の毛も左右に広がって、両腕に付着。

 そしてノーモーションで浮き上がっていき、あるていどの高さに到達したら、そのまま飛行していって魔改造車で移動しているミドリを追跡しだした。戸町石橋町方面から戻ってきたミドリは、ハンドルを切って籠町に入り、思案橋繁華街へと目指した。籠町と新地中華街の間の通路を走り、先の橋を渡らず右折して狭い脇道に入ると、車両通行禁止のガードレールを車体の頑丈さと耐久性と重量を利用して押し倒していき通過。狭い路地の突き当たりで一時的に停車して、歩行者の往来を適度に確かめたすぐにアクセルを吹かして脇道から飛び出て、右折と左折をしてそのまま丸山町交差点のヘアピンカーブを切って入り込み、鯉川鮒の“お店”のひとつ『CLUB《クラブ》 LUNA《ルナ》 LION《ライオン》 FISH《フィッシュ》』の裏手に回り込んで駐車スペースが一台分空いていたのでそこにバック駐車して、ルーフを前方にスライドオープンさせて出てきたミドリは二階裏口のドアから入り、店内五階の資材置場部屋を目指していった。ここの飲食店へと走らせてきたその間には、数台の警察車両と複数のワゴン車と、ダークシルバーの乗用車と赤いスポーツカーを見た。外まで響き渡っていた、銃撃の音。組織崩壊の引き金が引かれたな、と、この様子を運転しながら目に入れていったミドリは確信していった。二階裏口から入って廊下を進んでいたときに、横から斬りかかってきた全身武装姿の男から足を後ろに退いて銃剣から避けたと同時に、フルフェイスヘルメットの後部と防護チョッキの襟足を掴んで、突進された勢いを利用してその男を頭から壁に叩きつけた。上体の肘まで壁に埋まり込み、フル武装姿の男は意識を飛ばした。そして、手元から落ちた銃剣の剣だけを取り外したミドリは、周囲に用心しながら足を進めていく。左の腰に銃剣を帯刀して、目配せしていった。廊下の突き当たりで小さな光を見て、それと一緒にパン!と乾いた音も聞いたとき、ミドリは身を深く沈めて駆け出した。頭上を通過していく際に、黄金色の頭髪が“ほんの”数本のみ銃弾から持っていかれた。銃弾の通過を体感したミドリは、小走りしながら上体を上げていくと、その前方からは全身武装姿の男が銃剣を突き刺さんとして両手に構えて突進してきた。正面衝突からミドリは身を右側に避けてすれ違いざまに、大きく踏み出して抜刀した。全身武装の男の防護チョッキとベルトの隙間を狙って剣を横に走らせて斬りつけ、束《つか》を両手でしっかり持ったあと、ミドリは身を翻して男の背中を斜め下に斬った。そして最後は、切先の“峰”に片手を添えて、もう一度踏み入れたとき、全身武装の男は防護チョッキごと心臓を貫《つらぬ》かれて絶命した。男の身体から銃剣の剣を引き抜いて、ミドリは足を進めていく。

 左の腰に剣を帯刀して、突き当たりの階段を上がろうかとしたそのとき。ハイドラが掴みかかってきた。抜刀しようとした手元を掴まれて、ミドリは取っ組み合ったまま壁に叩きつけられた。壁に穴を開けて身体がめり込むも、踏ん張ったミドリは押しやって、ハイドラを向かいの壁に叩きつけて返した。女二人これを三回ほど繰り返したのちに、ミドリが力を抜いて腕を引いたら、ハイドラは膝から抜けてしまい、頭から床に転がって顔から身体の正面を壁に打ち付けて仰向けにそのまま廊下に倒れこんだ。

「刺しとくかな」

 そう言って、ミドリは両手に持った銃剣を振り下ろして、ハイドラの心臓部分と思われる胸の中央に突き立てて床まで貫通させて女神を固定させた。



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