婚約者の浮気を知ったのは、浮気相手が提出した経費精算書でした。〜経理の僕は、ただ規定通りに処理しただけです〜
最新エピソード掲載日:2026/11/08
「湊くんってほんと真面目だよね。そういうとこ、つまんないくらい」
来春に結婚式を控えた経理部の僕・佐伯湊(さえきみなと)は、婚約者の美咲からいつもそう言われていた。
ある金曜日の夕方、営業部のエース・黒川課長から提出された雑な経費精算書を確認していると、添付されていたホテルフレンチの会計明細に目が止まった。
『記念日プレート(メッセージ:Misaki♡3months) ¥1,650』
その日付は、美咲が「大学の友達の誕生日会」と言って朝帰りした日と一致していた。
過去半年分の経費データを抽出すると、黒川課長の不自然な「接待」と「出張前泊」は計十一回、総額百三十八万二千円。そのすべてが、美咲が「残業」や「女子会」と嘘をついた日と重なっていた。
怒鳴ることも、泣くこともできた。でも、僕は経理だ。感情で動く前に、数字を見る。
僕は、公私混同の不正経費も、不貞を働いた婚約者も、ただ「規定通り」に処理することを決めた。
※真面目な経理男子が、一切手を汚さず、ルールと数字だけで浮気相手と婚約者を淡々と破滅させるざまぁ短編です。
来春に結婚式を控えた経理部の僕・佐伯湊(さえきみなと)は、婚約者の美咲からいつもそう言われていた。
ある金曜日の夕方、営業部のエース・黒川課長から提出された雑な経費精算書を確認していると、添付されていたホテルフレンチの会計明細に目が止まった。
『記念日プレート(メッセージ:Misaki♡3months) ¥1,650』
その日付は、美咲が「大学の友達の誕生日会」と言って朝帰りした日と一致していた。
過去半年分の経費データを抽出すると、黒川課長の不自然な「接待」と「出張前泊」は計十一回、総額百三十八万二千円。そのすべてが、美咲が「残業」や「女子会」と嘘をついた日と重なっていた。
怒鳴ることも、泣くこともできた。でも、僕は経理だ。感情で動く前に、数字を見る。
僕は、公私混同の不正経費も、不貞を働いた婚約者も、ただ「規定通り」に処理することを決めた。
※真面目な経理男子が、一切手を汚さず、ルールと数字だけで浮気相手と婚約者を淡々と破滅させるざまぁ短編です。
本文
2026/11/08 15:10
【後日談】取れる奴が取る、と言った男と、つまんないと言った女のその後 〜経理の僕は、最後の入金を確認しました〜
2026/11/08 17:40