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覚えててくれた

これまでの人生で学んだ紅茶のおいしい淹れ方を総動員して、僕は紅茶を淹れた。

オシャレなティーカップはなかったので、「しまった」と思いながらも、比較的きれいな、猫の絵が描かれたマグカップに入れて、居間という名の同室のテーブルに持っていく。


「はい、紅茶。熱いから気を付けてね」

そう、総動員した紅茶のおいしい淹れ方とは、100℃に沸騰させたお湯で入れること。

若干猫舌な僕は、普段は紅茶であっても緑茶のように沸騰させずに飲むんだけど、今日は、100℃までお湯を沸かしていれました。

(きっと熱いだろうな…)なんて思ったりもしましたが!


紅茶のマグカップをテーブルに置くと、「猫ちゃん、かわいいね。猫好きなの?」

と彼女が聞いてきた。

「いや、まあ、昔、家で飼ってたってくらいで…」

と答える僕。

話を広げるチャンスだったのに、結局その話は広がらずに終わった。

次はもっとちゃんと答えるぞ…。


と思っていると、

「早速だけど、ケーキも食べない?」と、彼女が言って、ケーキの箱を開く。

中にはイチゴのショートケーキとチョコレートケーキが入っていた。

ケーキを取り出した彼女が、一言。

「前にチョコケーキ好きって言ってたの思い出して。これ、他の店のチョコケーキよりおいしいんだよ。それと、私は、イチゴのショートケーキが大好きだから」


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