恋占いのついで Ⅳ
私の脳内お花畑全開にしてみました!
厨房には、フルーツが揃っていたので、ロベールの了承を得て、パンケーキに生クリームや苺、ラズベリー、バナナをバランスよく盛り付ける。
ロベールは、呆然と立ち竦んでいた。
生クリームには、ミントの葉を添えて、最後にパンケーキに苺ソースをかける。
他にもパンケーキに生クリームとアイスクリームを添えてチョコレートシロップをかけたり、浄化魔法をかけた紙をハート型に切ってパンケーキの上に乗せてから粉砂糖をかけたり、可愛らしい盛り付けの見本を作った。
パンケーキにチョコレートシロップで描いたうさぎは、微妙ではあるが、何とかうさぎに見える。
「とりあえず、作ってみました。」
「「「おいしそう!」」」
「単価が高いのが問題よね?」
「期間限定にすればいいわ。」
ジェニーが、フォークやスプーンを取り出す。
「期間限定にした方が絶対売れますよ!」
いつの間にか、女性従業員が厨房に全員集まっていた。
当然のように、試食を始める。
女の子って甘いお菓子が大好きだよね。
皆、幸せそうな顔で食べている。
女性従業員全員の賛同を得て、カフェのメニューは大幅に変更された。
ロベール頑張れ!
「恋する苺パフェ、夢見る林檎パイ アイスクリーム添え、フルーツたっぷりときめくパンケーキ………。」
エヴァンがデッセ商会新店のカフェのメニューを読み上げる。
「はい、エヴァン。木苺のマカロンどうぞ!」
「これは、もしかして?」
「お持ち帰り用 雨上がりの虹色マカロンよ。」
「いつ、苺が恋して林檎が夢見るのか教えて欲しい。」
「色づく時よ。」
動じず答えるレイア。
レイアはもう開店まで時間がないのに、「恋する乙女フェア」と銘打って、期間限定メニューの導入を認めさせた。
「ジェニー、ワンピースに紺と白のギンガムチェックのリボンタイをつけるか、フリル付きのエプロンドレスに変えた方が可愛いと思うわ。」
「そうね、フリル付きのエプロンドレスなら、すぐに揃えられるわ。」
「制服も、もっと可愛いデザインに変えよう。」
ロベールも疲れてたんだね。
考えるパワーが欠落しているような?
ロベールは、レイアに言われるままに赤と紺のギンガムチェックのワンピースとそしてお揃いのリボンを用意した。
従業員に試着させてみると可愛かったので、白のエプロンドレスはそのままで制服も変更になった。
紺のワンピースは勿体無いので、紺と白のギンガムチェックのリボンタイをつけて、フリル付きの白のエプロンドレスにリボンタイと共布で二重にフリルを付けて、来シーズンの制服にするらしい?
カフェで販売することが決まっていたチョコチップ入りクッキーも可愛らしくラッピングして、「恋する乙女フェア」にちなんで初日に店頭で無料配布することになった。
ちなみに商品名は、どこまでも甘い恋クッキーである。
魔法を使っていない、エヴァン活躍させてない(汗)




