カルキュレイション ワールド 166頁
朝が来る…
万物の間で疲れ果て眠る蒼葉と五十嵐
そこへ冴刃がやって来る
(冴刃)「………」
万象寺もやって来た
(万象寺)「お前も甘いな」
二人を眺めながら言う万象寺
(冴刃)「…こいつらの力は倅の為にもなるからな」
(蒼葉)「ん……はっ!」
目を覚ます蒼葉
(冴刃)「よぉ!起きたか?」
蒼葉に話す五十嵐
(五十嵐)「何だぁ?朝か?」
(冴刃)「特訓はどうだった?」
(蒼葉)「うん!」
(五十嵐)「おう!バッチリだぜ!」
万物の間にフェリエ女皇も姿を現す
(フェリエ)「その様子では会得したみたいですね、さぁ朝食の準備ができています、皆さんお待ちですよ」
大食堂には豪華な朝食が並ぶ
(蒼葉)「う、うそ…夢のようだわ…」
蒼葉達は夢中で食事にありつく
(万象寺)「皆、食べながらでいいから聞いてくれ、“朧城”までの道のりは近いがフェリエ女皇様が羊車を出してくださる、皆感謝し、戦いに全力を注げ!」
(八戒)「猿国の領土だぞ」
(万象寺)「連絡済みだ、大いにやってきな!」
(蒼葉)「よし!食事も済んだ事だし準備万全!“朧城“に向かうよ!」
(一同)「おう!」
気迫に満ちる一同
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一方〜朧城〜
廃れた玉座に鎮座する武蔵
(武蔵)「おやぁ?珍しいお客さんだねぇ」
(???)「貴様逃がしたな」
(武蔵)「おぃおぃ人聞きの悪い言い方はよしてくれよ、手練れ揃いで単純に手に余ったんだよ“禍津“…それに再戦の種は仕込んであるよ」
(禍津)「貴様は戦いに遊び癖があるからな」
(武蔵)「そんなことないよ、ちゃんとやったさ…ははぁんさては、僻みを言いに来たんだな?君が龍国で待ち伏せしてたら僕の方に来ちゃったからね、けどまさかヒュドが負けるとは思わなかったし、エンマまでいるなんて予測していなかったからね」
(禍津)「戯言を」
(武蔵)「我が主が“死の山”へ向かった時からのゲームだよ細工はできないさ」
武蔵の説明を聞き入れず手のひらを向ける
(武蔵)「ったく!話を聞かないんだから!!」
禍々しい空気砲を武蔵へ放つ禍津
(武蔵)「ふん!」
武蔵は太刀で受け流す
”ボロッ“
背後の壁が朽ち果てる
(禍津)「腕は鈍っていないようだな、次は必ず仕留めろ」
空間を歪め姿を消す禍津
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〜猿国領内・迷いの森〜
蒼葉達は羊車で朧城への乗り道を進む
(蒼葉)「ほんと迷う森ね…」
(マシュー)「この森の育つ樹木すべてに磁気が含まれているからね、体感が狂わされるのが原因だよ」
"キィ"
羊車が止まる
(羊兵)「着きました、長らく使われていませんので中がどうなっているかわかりません、お気をつけて」
朧城の前で全員降り立つ
(蒼葉)「さて、いくわよ!」
(一同)「おう!」




