表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーデン  作者: ルイ
58/59

勝ち目の無い戦い

神谷禅の死守。これが戦いを成立させる唯一の手段だった。

フリーデンのメンバーが攻撃を当てられるのは、ヘイトが神谷禅に集中しているためだ。最低でも五メートル以上離れなければ、魔力の放出は避けられない。

綾瀬詩織もそれを理解していた。

超契約は、神谷禅を守るとき以外には使用しない。

凪はメンタル・ブレイクを発動していたが、今のところ大魔王の動きを一瞬止める程度に留まっている。

精神に干渉する魔力は多すぎた。

人類全体の恐怖を束ねた存在に対し、個人の精神操作は焼け石に水に近い。

凪はプランBを実行するしかないと判断した。

しかし、このままでは仕留めきれずに終わる可能性が高かった。

恐怖を守る魔力が厚すぎる。

そして、先ほどから自身も強く警戒されていることを自覚していた。

恐らく神谷禅を仕留めた後、恐怖の大魔王は真っ先に凪を殺しに来るだろう。

神谷禅も何度か致命傷に近い状態まで追い込まれていた。

対して恐怖の大魔王には急所が存在しない。

受けたダメージは魔力によって再構築される。

回復ではない。壊れた部分を、魔力の構成で組み直しているだけだった。

恐怖の大魔王は、攻撃を受けても動きが変わらない。

怒らない。

焦らない。

戦況は、明らかに分が悪い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ