遊び
「よう、宿。」
「恒一さん!」
「俺と宿は、偶に遊ぶ仲になった。」
「そう言えば、フリーデンに加入する件はどうする?」
「いやー、父に聞いたんだけど。お前は何もするなって。」
「ん?そうか。そう言えば仕事は何をしてるんだ?」
「父の手伝い。」
「ふーん。神谷禅って何してるんだ?」
「あー……宗教?」
目を見開く。いや、確定はしてない。聞き出せ。
「なるほどなぁ、どんな宗教だ?」
「魔法を広める活動してる。」
馬鹿正直に答えるのか…俺、規制する側のフリーデンだぞと心の中で思うが、言わないでおく。
「そっかぁー。女性二人、入らなかったか?」
「んー…沢山居るから分からないなぁ。あー、けど、回復魔法の研究してる女の人が二人入ったね。優秀だよ?」
ぜってぇアイツラじゃん。は?てか、こいつなんで俺と遊べてんの?
「そうなんだ…進んでる?」
「いや?全く?やればやるほど欠陥が見つかってるらしい。」
「あー、回復魔法は安全性が無いから規制されてるから、それは仕方が無い。」
「そうなんだ。けど上手く行けばさー、魔法が一般化される道も開けるよ?」
「そりゃ良いな。」
こいつ、フリーデンの意味分かってるのか?
「宿は魔法一般化、賛成なのか?」
「父がしたいからね。叶えてあげたい。」
「ふーーん。」
可笑しいな…それにしてはアイツラが来るまでの活動が曖昧過ぎる。恐らく、魔法を教える代わりにお布施を貰っていた程度なのだろう。
「まぁ、そんな話は置いといて、今日は楽しもうよ。」
「そうだな。」




