カリュブディス
85話目になりますわ…下克上の嵐が吹き荒れるプシケ…全員が集結しようとしています。そこに…カリュブディスが近づいています。まだ、満里奈は知りません。
その頃…井伊谷城…
「今晩ぁ…」クリスチーヌが井伊谷城に立ち寄っていた。
「おい…貴様らか?クリスチーヌ様を誑かした…アホウ共は、」右近が刀の柄に手をかけた。
「待て待て…右近…話しの前に…その戦闘服と…その機械式魔導銃は…どうした?」
フランソワーズが、言った。
「そうですよ…右近の兄貴!まずは落ち着いて話しましょう!!井伊直政公が腹心…お組み頭の右近殿!プシケの女共が…いつも噂してますよ!渋い…とか…あの影のある佇まいが…素敵ぃ…とか…引く手あまたですね!この女殺し!…モテる男は、これだから!いよっ!あんたが!大将ぅ!!…で…この服でしょ?知りたいですよね!」ジョージが言った。
「何?プシケの女たちが??本当か?…前、ジョンとか言ったか?見所があるな!で、服と武器について聞かせろ!」右近は、ニコニコ顔だ!
「…ジョージです……では、拝聴するように!……、この戦闘服は、畏れ多くも、織田信長公より頂いた!由緒正しい戦闘服!同じく、機械式魔導銃も同じく、信長公より拝領した物である!!!」
ジョージは胸を張った。
「エナ様より、下賜された物だと……本当か?クリスチーヌ様なら…解るが…家臣ごときに……信じられない!」右近が聞いた。
「アハハハ…証拠を見せよう!この服のクリーニングタグ…ほらここ…見えますか?」
ジョージが言った。
「ん?何??……げっ!MADE IN 信長とある!なんと…本物か!!ジョゼフとやら」右近は、驚愕している。
「ショージです…そして!名刀…へし切長谷部!見よ!信長公より拝領の一振り!」ジョージは、刀を差し出した…!
「げっ!!あの名刀…始めて見る。こっこっれが…名刀…へし切長谷部。ショーチューとやら!まことか?」右近は、腰を抜かした。
「あの…ジョージです!名匠 長谷部国重が傑作!茶坊主もろとも、棚まで切断したという…あのレジェンド級!アイテム!!へし切長谷部!!」
「アハハハ!更に!ここをみよ!この柄を!」ジョージが言った。
「ん??なにか書かれるな?なになに?」
「produced by 信長……ゲッ!本物だ!」
「こら!ジョージ!エナ様拝領の物に、落書きしないの!罰当たりが!!」クリスチーヌが呆れ顔で言った。
「なにぃ!!落書きぃぃぃ…!!そのこになおれ!ショーベンとやら!素っ首、搔き斬ってやる!死ね!」右近が刀を抜いた。
「ひぇーお助けぇ!クリスチーヌ様ぁ!」
「お天道様が許しゃしねえーぜ!…死ね!滅殺してやる。」
「ちょっと右近様…お許し下さい。」ヴァージニアも、叫んでいる。
ドタバタを尻目にフランソワーズが聞いた。
「で?その銃は、何?」
「あぁ…エナ様より頂いた…試作品みたいね…魔導力で…弾を生成…打ち出す…慣れるまでは、体への負担がおおきいわ…」クリスチーヌが言った。
「クリスチーヌ!三須証を持っているって事は、やはり……本当なのね…あの二人は知ってるの?」フランソワーズが言った。
「知らないわ…」クリスチーヌが言った。
「で…どうするの…」フランソワーズが言った。
「バイシャ様に陣借りしようかと…思っていたけと…巴様が…有岡城に向かうって聞いたわ…巴様の所に行こうかと…」クリスチーヌが言った。
「そうね……巴様の所でしょうね!………クリスチーヌ…いや、康政…ご武運を…徳川の為に…」フランソワーズが言った。
「直政…ああ…まかせろ!徳川の為に…」クリスチーヌは言った。
「私達は、明日朝、プシケに戻る…この城は預けるよ!康政…レインからも伝言!石垣山城も自由に使えってさ!」フランソワーズが言った。
「さて…さて…!今日は飲もう!康政!!」
「その前に、直政…お願いがあるのだが…聞いて…くれるか?」クリスチーヌはフランソワーズを見つめた。
「なんだ…改まって…ほかならぬ、親友の康政の頼みだ…聞こう…!で?なんだ?」フランソワーズは、康政を見つめた。
「直政ぁ!!たっての願いだ………パンティとブラジャーを譲っていただけないか?」クリスチーヌは、言葉を吐き出した。
「???へっ??パンティ?ブラジャー?ちょっと待てぇぇ!なに?それ?!」
「あ〜っ!…私の配下、ヴァージニアが…ノーパンノーブラなのだ…ジョージは、褌でよいが…あまりに不憫で…あと…わたしの予備として…エヘヘ…」クリスチーヌが言った。
「アハハハ!可笑しい!アハハハ!なる程…エナ様に…斬られたか!アハハハ…アハハハ…腹が痛い!…クローゼットに沢山入っている。…好きに使え!…ただ…私のパンティ、ブラジャーは…かなり過激だぞ!アハハハ…着こなせるかな?」フランソワーズは笑った。
よく朝…フランソワーズ達は、プシケに戻って行った。
「…クリスチーヌ様ぁ!クリスチーヌ様ぁ!こっこっれは!ブラジャーですか?眼帯では?貝殻?ザル?……これは…紐?網?縄?本当にパンティ?これは……全部…透けているんですけど…げっ…穴が開いている??…全て面積がぁ…」ヴァージニアは絶句した。
「流石…フランソワーズ…恐るべし!…誰に作らせているんだ????」クリスチーヌは唾を飲んだ。
プシケ…街の中…
「これは、学生運動か?デモか?ストライキなのか?」満里奈は呆れている。
「レインを呼べぇ!勝負だぁ!」
「リン様ぁぁぁぁ!我らが女神よお…」
「フランソワーズ様は何処だあ!是非配下に!!」
「ランス様ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜、」
「リン様の教えをここに、リン教を開きましょう…」
「満里奈様ぁ満里奈様ぁ満里奈様ぁ〜!私を配下に、」
「貴様ら!全員…皆殺しだぁ!俺が天下に討って出る!ガハハハ!」
「勝負だあ!」
「我と戦えぇ!うりゃりぁ!」
「出てこいヴァネッサ!アイリス!勝負だー」
「うらうらうらぁぁ~!勝負だぁ!」
「皆殺しは簡単だが…困ったなぁ…どうする三河殿…」エナは笑った。
「とにかく…当事者が戻ら無い事には、なんとも…アハハハ…って原因は、あんたが、くだらない事言うからでしょーが!責任とりなさいよね!」満里奈がエナに文句を言った。
「しょうがないわね…絶界…解放…開門…終…影……、」エナが両手を広げた…
「ぎゃーーーー!!!何してはりますの?エナはん!!滅びの術式じゃ〜あ〜りませんか!」満里奈の絶叫
「街ごと消えてしまいますやん!」満里奈は、エナを抱き締めた。
「あっん!満里奈…もっと抱き締めて!キスして…」エナが言った。
「エナ…熱に当てられて、欲情するんじゃない」満里奈は笑っている。
「それに!責任取ってって!プシケを消してって意味じゃありません!」満里奈はエナの耳に囁く…
「満里奈…あなたもでしょ?疼くんでしょ?」エナが満里奈の下着に手を滑りこませる…「ほら…こんなに…」
「あっあっ……駄目よエナ…許して…」
---満里奈様---
--えっ?はい!駄目…でも…もっと---
--リンです…なんですか?もっと?この騒ぎの首謀者は満里奈様??--
---アハハハ違う違う…!説明するから奥の院に来て---
--解りました。--
「リン達が帰還したわ!」満里奈が言った。
「じゃ…一分でイッて…満里奈…私もイカせてぇ…我慢出来ないの…あの熱量…体が疼くの…」
「……ひっ!あっ…駄目…エナ駄目…ても続けて…」
「あっあっ…満里奈…もっと…もっと…私の満里奈…」
…二人は崩れ落ちた。
ドアをノックする音…
「失礼します。」
リン、アイリス、ヴァネッサ、アシュラ、ジャンヌ、シモーヌ、スキュラ、カリテイモ、サカラ、アンフィトリテが入室した。
「エナ様もいらっしゃったのですか?だいぶお疲れのようですが…」リンが言った。
「そうなのよ…まいったわ…ここまでの数が…扇動されているって想定外よ…」満里奈が肩で…息をしながら言った。
「なら…全員…石にしてきますね…アイリス、ヴァネッサ…行くわよ…スキュラ…その後、爆裂させて!…瓦礫にしちゃいましょう!」リンが声を上げる…
「ちょっとまてぇぇぇ!エナもそうだし、レインも皆殺しにしちゃうし!あんたら!短絡的にも程があるわ!皆殺しマニア??連続殺人鬼?…テロリスト?」満里奈が言った。
「なら…どうすれば…?」リンが聞いた。
「リン姉様…満里奈様は、個別に対応し、見込みのある者は、武将として、文官として、隠密に秀でる者、術者としてなど…この争乱を利用して、徳川を強化しようしているのでは…?」カリテイモが言った。
「流石ぁカリちゃん…アエローだけあるわね!…新ためて…カリテイモ…貴女に名を与えます…アエロー…カリテイモ アエロー…リンに、グライアイにヴァルプルギスに絶対の忠誠を…徳川の為…私を愛し…絶対の忠誠を…世の理りを、あなたへ…そして、サカラ…サカラ クリューサーオール カリテイモ アエローの為、グライアイの為、ヴァルプルギスの為、徳川の為…天下国家の為…力を尽くしなさい…世の理りをあなたへ…アンフィトリテ、アンフィトリテ ネーレウス…アエローに絶対の忠誠を…徳川の為、グライアイ、ヴァルプルギスの為…天下国家の為に力を使いなさい…世の理りをあなたへ…」
三人は、平伏し…涙を流した。
「どお?カリテイモ…?」
「鬼滅の刃で天元の妻の…まきをの子孫が、光るの碁の進藤ヒカル…藤原佐為は、実は、鬼舞辻無惨なのては、…って考察出来るぐらいに進化しました。」
「ギャハハハ…カリちゃん!ギャハハハ…凄すぎよ!流石グライアイ!」ヴァネッサが笑い出した…。
「サカラは?」アイリスが聞いた。
「菅原文太って!関西出身……では無く…宮城県出身って事が解るぐらい…進化しました。」サカラが言った。
「えっ…そうなの?」全員が、驚いた。
「関西じゃないんだ…、てっきり広島出身だと思ってた…」アイリスが言った。
「あと…早稲田大学ですよ!文太さんは…更に、菅原文太は、本名です。」サカラが、言った。「え〜〜!!」
「サカラ…やるね!」アシュラが言った。
「で?アンフィトリテは?」アイリスが聞いた。
「…どんなに優秀なサプリメントでも…便秘してたら……吸収が、妨げられるのでは?って感じんるぐらい…進化しました。」
アンフィトリテが、言った。
「あっアハハハ…ギャハハハ!アンフィトリテ…腹が痛い…アハハハ…最高よ!」リンとヴァネッサが爆笑している。
---満里奈様---
--ハイラ?今何処?--
---古城を出た所です…満里奈様…合戦でもあったのですか?血の海なんですけど、---
--ああ…それ…ちょっとレインがキレて…なんか…あ〜何?皆殺しにしちゃった見たい。--
--例の大志ある者達ですか?--
--しかし、レイン隊長も容赦ないですね--
---そんなに、ヤバいの?---
--えぇ〜この辺りは、死体すら無いですが、プシケに近づくと…全員!刀で一刀両断ですね…ほぼ、首をはねてますね。--
---全員!一刀両断!かなりの腕前ですね---
--ハイラ…早くその場を離れて、やな予感がするわ!--
---何者ですか?満里奈様---
--まだ解らないけど…
---裏から転移陣を使って、奥の院に来て…
--了解です。--
………
青い髪の男が…プシケに向かって…歩いている。
「なんだ?お前…見ねえ面だな?」
「おっ!なかなかの業物をもってるじゃねーか!」男が凄んでいる。
「おいてけ!その刀!お前には、勿体ないわ!ガハハハ!俺達は、天下に、名を轟かす!奇面党20人衆だ!!ガハハハ!」
「青い髪?リムルテンペストのコスプレか?綾波レイかぁ!!」
「イヤーもしかして…ヒンメルかぁ!似合わねぇぇ!お前ごときは、年老いたヒンメルがお似合いだぜぇ!」
「ガハハハ…兄貴…ヒンメル爺さんは、ツルッパゲでっせ!!ギャハハハ!」
「にあわねーーーーんだよ!田舎者!なんとか言えよ!あぁぁぁ…ん!」
「ふっ…人語を操る…蠅がいるのか?…珍しいな…少し黙れ…息が臭い!」その男はボソリと言った。
…何事も無かったように歩き出す男…「未熟…」
……後には、首の無い体…20体が残された。
―青き髪の男は、何者なのか。
厄災を招く鬼神か。 あるいは戦乱の世に現れた武神か。
黒雲に覆われた大地を、ただ一人、静かに歩む男がいた。
その背に揺れるのは、夜の海を思わせる蒼髪。 その瞳には、人の情も、恐れも映らない。
右手には、幾千の命を断ち斬ってきた妖刀・和泉守藤原兼重。 左手には、龍の魂を宿すと謳われる河内守源永国。
二振りの刀身を伝う鮮血が、月光を受けて妖しく煌めく。
男の名は―― 宮本武蔵。だか、男は、まだ…名を知らない……
だが、その姿はもはや人の域を超えていた。
戦国の怨嗟と、幾千の戦場で散った英傑たちの魂を背負い、神と魔の狭間に立つ存在。
大地は震え、 空は裂け、 風はその名を恐れるように鳴いた。
その視線の先には、プシケ。
プシケへ向かって歩む男の背後では、山脈すら霞むほどの巨影が海を割って現れていた。
宮本武蔵…今はカリュブディスと呼ばれている。
カリュブディス
無数の渦潮を生み出し、艦隊を呑み込み、城を砕き、国を沈める海の厄災。
その咆哮は雷鳴を超え、 その巨体は雲海を突き抜ける。
天災…その歩みは、緩やかに、だが確実にプシケに向かっている。
やがて彼は足を止めた。
二振りの刀を静かに構える。
刹那――
天地の霊脈が蒼白く輝いた。
「……我と相対するは…家康か?信長か?忠勝か?康政か?……」
低く呟いた声は、戦場全てに響き渡る。
その瞬間、カリュブディスが天を裂く咆哮を放った。
それは武神の咆哮でもなければ、怪獣の笑みでもない。
ただ、己より強き敵との邂逅を喜ぶ、一人の男の笑み。
戦国の剣聖と、 神話の怪獣。
二つの伝説が交わる…その男は、確実にプシケに向かって…いた。
不定期でアップします。満里奈達の活躍にご期待下さい。評価…ブックマーク、感想など頂ければ、幸いです。




