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下克上の始まり

84話目になりますわ…レイン、リンがプシケに戻ります。ただ…野には彼等を待ち伏せしている輩が…そして…プシケの中でも…

プシケ上空…


「なんじゃこりぁ!!」リンは絶叫した。

「こっこっこっれは…ネズミーランドか?」

「はたまた…日本・宇宙規模映画遊戯場か?」リンが目を見開!


「ギャハハハ…日本・宇宙規模映画遊戯場とは…上手いわね…リン姉!」ヴァネッサが声を出す。

「……追放も!しょうがないわね…クリスチーヌ様らしい…わ…」アイリスがため息を漏らす。

「これは…これこそが…極楽浄土ですか?」カリテイモと、アンフィトリテは両手を合わせて拝み始めた。「なまんだーなんまんだー萬田久子だぁ…!萬田銀次郎だぁ〜!万田酵素で、野菜が元気だぁ〜〜♪」カリテイモは祈りを捧げた。


「ギャハハハ!カリテイモ!アンフィトリテ!!アハハハ…ヤバいハマった!それでこそが…グライアイだーぁ」ヴァネッサは声を上げた。

「ところで、サカラさん…まだまだだね…」アイリスが言った。


「えっ…私ですか?まぁ…自分…不器用ですから…」サカラが、渋く言った。


「ギャハハハ…なんだサカラ!やれるじゃん!あっそうだ…満里奈様に頼んで、男固定から…女にも替われるようにしてもらおうよ!」ヴァネッサが言った。


「いいね!いいね!ナイスアイデアですよ!!」シモーヌ、ジャンヌも乗って来た。


「渋い男がどんな女性になるか!アハハハ楽しみぃ!」ジャンヌが言った。


「クリューサーオール!あんたは、元々男だけど…新たな扉を開きなさい!アハハハ」アシュラが言った。

「何の話?ペム姉…」キャンディが振り向く


「皆んなで、お風呂で遊ぼうって話だよぉ!!」アシュラが叫ぶ。


「プシケのお風呂??入る!楽しみぃ!」


「ひぇーやめて下さいよ!カリテイモ様…助けて下さい。」サカラか叫ぶ


「……えっ…サカラと入りたいな…」カリテイモが言った。


「おいおい!おいおい!お二人さん!」

「アハハハ…!」



プシケ…古城…

転送陣からピカラとレインが出た。

「………待っていたぜぇ〜レイン!!」

レイン達は、20人ぐらいの男に囲まれた。


「お前を倒してぇ〜俺達が満里奈様の側近よぉ………アハハハ!ちょとは念動力を使う…らしいなぁ……しょうぶぅぅ…う?」全員の首が落ちた…


「ポルキュスの扇動が始まっているようだ…」レインは、ビカラをみた。


「気配は…結構いるぞ!ビカラ…心して向かおう」


「レイン兄様…死んでも蘇る訳ですよね…終わりが無いのでは?」ビカラが呟く。


「そうだな…ビカラ…ただ、扇動された者は、天下への野望では無く、自分の希望の為に、道を歩むと思うがな…いや、そうであって欲しいな…」

 

…………!

「隙あり!レイン」…「ぐぇ!!」

「いざ尋常に勝負だぁ」…「ムッムッ無念」

「死ねぇ……………」…「ヴァボラぁウァ」

「こっから先はいかせねぇ〜ぜぇ」…「がふぁヴェラ〜」

「俺の名前を、言ってみろ」…「コバラァ」

「戦隊、参上ォォ」…「うづぎぇぇ!」

「トゥーーゥ」…「うぅげぁ!」

「俺の刀が、血を吸いたいとよいっ…!」…「バァボォらぁ」

「我こそは…」……「ぐぇ!!」

「誰が呼んだか!知らぬども…わたぁ…」

……「ぐっぐっえっ…」



「人が木の葉の様ね…人ってあんなに飛ぶんだぁ…王騎将軍みたいな事って本当なのね……」

飛んでいく男達を見ながら、ビカラは、ため息をついた。


「一体何人いるんだよ……」レインは辺りを見る。「100はいるぞ…まいったな…」


「レイン様…私が全員を殺りましょうか?」

「いや、全員まとめて…屠るわ…疲れた。」


レインは烈帛の気合いを込める!

「聞けぇ…下郎共!私が…徳川四天王が1人!本多忠勝である。貴様らごとき…私の敵ではない!根性を叩き直してやるから、出直して来い……虎眼、一式!烈!弐式!斬」

 

ドン!ギュオンンン!!

突風…つむじ風?巨大な気の波動が…大地を埋め尽くす…立っていた者、隠れていた者、傍観して者、ほぼ全員が、白目をむいて…失神した。

ギュワン…気の塊…弾丸のような塊が…彼等を襲う…肉片が飛び散り、骨が砕ける。そして…津波のような気の刃…それらは、巨大な津波のように、何度も何度も押し寄せる… 


静けさが戻った。大木さえも切り刻まれ!岩すら砂利に変わっている…そのには、生命の欠片…肉体の欠片すらない……まさに…血の海…


「嘘でしょ………人が…飛ぶのも信じられなかったけど…これは…カタストロフ…天災なのでは?レイン兄様…レイン兄様…あっ…だめっ…あっ…体が疼く…下着がヤバいかも………………えっ?この気配……レイン兄様あれは…」


ビカラは血の海の果てを見つめている。

 「ほぅ…あれは?」

地平線…血の蜃気楼?揺らめく大気の中に、三人の鬼が立っていた。


その三人は、ゆっくりとレイン達に向かって…歩いて来る…

鬼神か?なんだ…この気は…

「これは、我々に匹敵するぞ…野にこんな化け物がいたのか?ビカラ…油断するな…」


黒い仮面の巨躯、黒い仮面の痩躯…黒い仮面の法衣姿の男…そして槍…三人が…そう…三人とも槍を持っている。


「槍使いか?面白い!グングニル…お前も嬉しかろう…槍を交える事が!さて…さて……かなりの使い手とみた…ビカラ…魔法結界を張れ!!」

「はい…術式構築…!虎眼…絶界…」ピカラの目が黄色に光った。


黒雲が、血の海の平野の空を覆っていた。

切り裂かれた大地の裂け目からは、まだおびただしい血溜まり…まるで…夕日をあびているようだ。

その只中を、1人の武者が進む。

黒曜石の如き甲冑。

鬼神を思わせる容貌。

髪をなびかせ、その男は魔槍を担いでいた。

本多忠勝――徳川軍最強、57度の合戦に赴き、未だ、かすり傷すら受け達事無し!…まさに“戦場の鬼”。

彼の持つ槍は、ただの武具ではない。

蜻蛉切グングニル

古き龍の牙より鍛えられ、触れた蜻蛉すら両断するという槍。

その穂先には、青白い雷光が走っていた。

忠勝が歩みを止める。

その前に現れたのは、三人の異形の槍使い。

一人は、かなりの巨躯の鬼。

振るう十文字槍は、山を砕く怪力を宿しているのか?。

一人は、影そのもののような細身の槍兵。

「あの槍…どこかで?」レインは思った。

漆黒の槍は、蛇のように軌道を変え、相手に襲いかかる…蛇槍…


そして最後の一人――

黒い法衣を纏った巨躯の武将。

その槍には、無数の呪符が巻き付けられ、穂先からは紫の霊火が揺れている…呪槍なのか?

「本多忠勝殿とお見受けした……」

法衣が低く呟く。

「貴様の魂、我らが王への供物として捧げよう」

次の瞬間――

大地が爆ぜた。

黒鎧の巨漢が突撃し、十文字槍が暴風のように振り下ろされる。

同時に、黒槍が死角から喉を狙い、呪槍が空間そのものを裂く。

三位一体の殺陣。

常人ならば、肉片すら残らぬ。

だが忠勝は、不敵に笑った。

「これはなかなか!だが…甘い…懐かし味がするなぁ!アハハハ…」

蜻蛉切が閃く。

轟雷。

青白い稲妻が戦場を裂き、空気そのものが悲鳴を上げた。

十文字槍は真二つに断たれ、鬼武者の巨体が吹き飛ぶ。

さらに忠勝は、槍を回転させた。

龍の咆哮にも似た衝撃波。

黒槍の刺客は影ごと断ち切られ、その存在すら霧散する。

だが――!

法衣の男だけは退かなかった。

呪符が燃え上がり、無数の怨霊が忠勝へ襲いかかる。

骸骨の軍勢。亡者の腕。黒い炎。

戦場そのものが、忠勝を喰らおうと蠢いた。

その時。

蜻蛉切グングニルが、眩く輝いた。

まるで天より神雷が降りたかのように。

「――貫け」

忠勝の一突き。

ただ、それだけだった。

しかしその一撃は、空を裂き、怨霊を消し飛ばし、黒雲すら貫いた。

光の柱が天へ伸びる。

法衣の身体は静かに崩れ落ち、呪いの炎は消え去った。

そして戦場に残ったのは――

血煙の中、無傷で立つ忠勝の姿だけ。


「…フッ……アハハハ…アハハハ」

「アハハハ…なる程な…貴様ら!」

「レイン兄様?どうされました?」

ビカラがレインの顔を覗きこむ…


「立たぬかぁ!愚か者共!!まだ…殴られ足りないのかぁ…!狸寝入りはやめて頂きたいな…知っておるぞ!お主ら!邏卒らそつだろうが!!」レインは三人を見おろした。


「いや…はや…まいりました。流石、レイン様…手も足も出ないですね…」黒い法衣の男が言った。

「我々、満里奈様…近衛部隊…"邏卒"私…参席さんせきのリクドウ」

続いて、巨躯の男が前に出た。

「私は…肆席よんせきゴス」十字槍の男が言った。

「私は、陸席ろくせきメズ」 細身の男?いや…女?が言った。


「満里奈様の近衛兵…満里奈は、底が見えないお方だ…それに桁違いの魔力、胆力…本気で来られたら…ヤバかったかもな…ただ…徳川に反意ありならば、この場で…殺す」レインは、三人を見た。


「我々三人とも、満里奈様に絶対の忠義を尽くす者…さらに、満里奈様のお言葉です。レイン殿を助けてやれと…石垣山城は、最重要だぞと…」リクドウが言った。


「満里奈様…ありがとう御座います。しかし、そうならば、さっきの有象無象共をなんとかして欲しかったな!リクドウ殿」


「アハハハこれは!御無体な…プシケからここちらまで……200名程いましたか…お引き取り願いました…アハハハ…そして、リクドウとお呼び下さい。」リクドウは、言った。


「して、こちからが…ビカラ様ですか?私を覚えていますか?」ゴスが言った。


「えっ?ん??どこかで、会いましたか?」ビカラが、首を傾げる…


「ならこう聞きましょうか?ビカラ様?…乙女の方でしょうか?」メズが言った。


「乙女の方ぁぁぁぁぁ!ぁ!」レインとビカラが絶叫した。


「乙女といえば…浜乙女?海苔??」レインか言った。

「んなわけないでしょうが…」リクドウが言った。

「レイン兄様…乙女と言えば、とちおとめ!可愛いイチゴですよ!オホホホ!私のこと?」


「あのですね…現実を受け入れて下さいな」

ゴスがため息をついた。


「あっアハハハ…」レインは口をパクパクしている。


……レインは、地面にヘタリこんだ…「まいったな…この攻撃が一番効いたわ!ピカラを乙女とな??もしや…いや…貴様らは…いや待て待て!…」レインがやっとの事で声を絞り出した…。


---満里奈様、今、三人組の鬼に絡まれているのですが!---

--レイン…戻ったか!で?絡まれてる?--

---はい、邏卒を名乗る奴らぁ、ですね---

--あっ!あいつらね!どうお?、私のプレゼントは、気に入った?--

---いや、それが、ビカラを乙女の方と言っているのですよ!満里奈様---

--アハハハ…何をいまさら!で?親子の対面は、どうだった?--

---???親子??ってなんですか?---

--なんじゃ、せっかく気を使ってやったのに?小松姫…可愛いでしょ?---

「なぁなぁなぁなぁ何ぃ!!!コッコッコッまぁぁつぅ?!於子亥おねいいいいい!なののでぇすかぁ?ごっふっ!ゲッゲッ」

レインはむせ返った!


「おい…!貴様ぁぁ!於子亥おねいなのか?正体を現せぇ!!」レインは、槍を向けた。

「あの…父上?正体って妖怪じゃないんですから?」メズは口をとがらした。


「ご無沙汰しております…しかし、何年ぶりですか…幼名を聞いたのは…おねいって!アハハハ」

メズは二人を見つめた。

 


ピカラは涙が止まらない…そうか…そうよ!乙女の方……

小松姫…「そうか…そうなのね…レイン殿が我が夫…メズは、小松姫…真田信之に嫁いだ我が娘……」


「新ためて…ご無沙汰しております。母上、父上…」メズが言った。


「………………!ちょっと待て待て待てぇ!待てぇ!ちょっと待てぇ!!!そこの法衣!中根忠実なかねただざねか??そして!そこの大男!都築秀綱か?」レインが絶叫した。


「通りで懐かしい感じがしたんだ!で?梶勝忠は?間違えた、正道まさみちだ!やつは、何処だ!」


「父上…母上…そういそがなくても…正道が…伍席ごせきですよ!追って参陣するはずです。」


「まいったな…これは、私の負けだよ!完敗だ!アハハハ!」レインが目頭ら抑え…涙ながらに声を上げた。


「100万の軍勢を手に入れたようだ!!」

レインは手を天にかざした。


「アハハハ!我ら本多忠勝様に仕えし…者!!名を邏卒らそつ…!ここに推参いたしました。お下知を…」

三人は傅いた。


「忠実殿…壱席と弐席とは…誰なの??」

ビカラが聞いた。


「我々も知りません…満里奈様に聞いて…も教えて貰えませんでした。」


この様な…戦いがこの世界のあちこちで起こり始めていた。野に、山に、砂漠に、大河に…名乗りを上げる者!まさに乱世の到来、


突然…イヤーカフがら満里奈の声!


---レイン!リン!早く戻って来て!---

---こいつら!ヤバいかも…………


--満里奈様?--


不定期でアップします。満里奈達の活躍にご期待下さい。評価、ブックマーク等…宜しくお願い致しますね!

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