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渓谷要塞の罠

75話目になりますわ!斥候としてソレイユ達は

有岡城への道を見つけました。砦は簡単に陥落…そこで、ソレイユ達は、空間を超えた武器達を発見します。それは、エナをも震え上がらせた物でした。

5人は、瓦礫と化した砦を探索している。

「コンカラ殿…何か見つけましたか?」ソレイユが聞いた。

「攻撃用の砲台がある…これはなんだ?まさか…高射砲では…」コンカラが鉄の塊を見つめている。


「高射砲?まさか、対竜用か?有り得ないぞ…いやいや…アメリカ製の、M1 90mm高射砲に似ている…」ソレイユが呟く。


「おいおい…榴弾…アハハハ!これは、懐かしな…三式弾か?」ソレイユが言った。


「ソレイユ様…三式弾ってなんですか?」エキが聞いた。

「高射砲には、榴弾ってやつを使うんだよ…大砲は鉄の弾を発射するのは、解るよな…ライフルや拳銃もそうだが…」ソレイユが言う。


「榴弾は、指定の高度や、空間で爆発する弾さ!その破片や風などで…飛行機を撃ち落とす、命中させる必要はないのさ!近くで爆破させるんだよ!……三式弾は、旧日本軍が使った弾で…爆破すると…無数の燃焼するの子弾ばらまく!恐ろしい弾だよ!魔力感知の術式を組み込めば…竜の魔力を探知しだい爆裂って感じかな?、つまり、我々のような能力を持たない雑兵でも…我々と同じような…爆裂術式と同等の力を発揮できる。」


「魔力攻撃は、無効化出来ても、物理攻撃は、黒龍達は躱せない」ソレイユが高射砲のような物を叩きながら言った。


「それよりも…ソレイユ殿…」コンカラがいいかけた。

「あぁ……観測…スポッターだよ!これは、厄介だね」

ソレイユは腕を組んだ。


「ソレイユ様、観測とは?」エコウが聞いた。

「エキ、エコウ、アクタ…グライアイの姉妹が50キロ先が見えると言った時、嘘!!とか言っていたけど…50キロって理解している?」

ソレイユが三人を見た。


「50キロ??ですか?……エキの体重?」

アクタが答えた。


「ちょっと!なにそれ?あんたねぇ…そんな…無いわよ!」エキが言った。


「アハハハ…」ソレイユは、落ちている棒を拾い…「これを100センチメートルとするなら…1キロ先まで届かせる為には…何本必要??」ソレイユが言った。


「えっ?たくさんじゃダメですか?」エキが答えた。

「そもそも…センチメートルってなんですか?」エコウが言った。

「松本伊代の歌でしょ?私知ってるわ」

エキが答えた。


「そうそう!伊代はまだぁ〜16だからぁ

〜♪それは…センチメンタルだぁ!エキ!」エコウが突っ込む。

「じゃ名古屋のカレーでしょ?」

「マスマス、美味しいマースカレェ〜♪♪ハヤシもあるでよぁ~って馬鹿者ぉ!それは…オリエンタルだぁ!!離れたぞぉ!」


「アハハハ…君達は、言葉で理解してるんだよ!」ソレイユが言った。


「1キロはまぁ近い、10キロは、遠い…50キロはもっと遠いって感じ。」


「違うのですか?」アクタが尋ねた。

「あぁ……違う…」ソレイユは小石を拾った。

「この小石の長さは、大体…1センチメートルぐらいかな?世界単位だよ…この小石が…十個で10cm…100個で100cm…このあたりから、アクタ…沢山ありますね?って言葉を、使うだろ?」

「はい…」アクタは頷く。


「この100個の列…100cm…これを言いづらいので…1メートルって言うんだよ!この1メートルの列を1000個つなげると…1キロメートルさ!」ソレイユは三人を見た。


「スミマセン…理解できません…」エコウが言った。


「じゃ教えくれ…いいかい?私とコンカラ…」二人は、三人の前に立った。

「君達は、気砲を私に当てたい…でも、気砲は、コンカラにばっかり当たる。なので、遠目を持っている仲間に言った。多分…こう言うはすだ…コンカラと私はどのぐらい離れていると!観測、計測が出来ないと…もっと右ですね〜とか言うだろうね…アハハハ…でも…本当は、右に90cmって言えば、私だ!数字を理解してると…必ず当たる!」


「えっ…つまり…敵の雑兵全員が…数字理りを理解しているって事ですか?」エコウが言った。


「アハハハ有り得ないでしょ?そもそも…どうすれば…理解出来るんですか?」アクタが言った。

「私の知る限り…エナ様、満里奈殿に名付けをされると…真理を得られる…まぁ…バイシャ様、アヴァロー様、ハマーン様や私やラリュンヌのように元から持っている者もいるが…」

ソレイユが言った。


………………「いや…まて…もしかして…………あり得るのか?……」コンカラが呟く。


「……………武田信玄は………可能…なのか?」コンカラが、ポツリと言った。


---エナ様…---

--コンカラか?聞いておったわ…逃げろ!!急いで離脱しろ!即時、撤退だ!コンカラ!--

その時!

ドドドーン!ドドドーン!砦が揺れる。

廊下の石が崩れ始めたり

「これは、砲撃か?」コンカラが叫んだ!

「やられた…罠だ!囲まれる前に離脱だぁ!」コンカラが言った。


「なる程…一筋縄ではいかないね!…撤退です。戦略が必要ですね…」ソレイユが言った。


「エキ!エコウ!アクタ!撤退だ!」ソレイユが叫ぶ。


4人は走り出した…!


「全員伏せろぉ!」コンカラが叫ぶ!


突然壁が崩壊する。

ドドドーン!爆裂音、炸裂音!


「囲まれたか?」ソレイユが呟く

「法力、魔力、精神力とも違う、この爆裂…魔力感知にまったく反応しません…」エキが声を絞り出す。


「聞こえてるかぁ…泥棒ネズミ!!降伏しろぉ!いや…降伏しなくても良いわ!死ねぇぇ!砲撃!炸裂!爆裂ぅ一斉発射ァ!うってぇぇぇ!!」

掛け声と共に!無数の発射音!!

「瓦礫とかせぇ!って!もう,瓦礫か!!アハハハ!跡形も無く!更地とかせぇ!」


「術式展開…風圧流動…」

爆裂と共に岩肌が崩れる。


「おい!シトク、主人に対して…余りに無礼ではないのか?」……


「アハハハ!これはこれは!ソレイユ将軍ではありませんか?今晩は…今宵は、良き月がでていますよ!」シトクは、少し後ずさった。


「シトク…お前は何をしているのだ…」ソレイユが睨む。


「ソレイユ将軍がいると言う事は、ラリュンヌ将軍もいるのかな?」シトクは、あたりを見渡す。


「ラリュンヌか…当然いるよ!あたり前だろ…アハハハ、昼と夜!つがいだからね!」


「おいシトク!貴様…やってくれたなぁ…」

エコウが前に出た。

「シトクぅ!覚悟は良いな?」アクタも前に出る。

「シトクさん??何を企んでいるのですか?」エキも前に出た。


「げっなんと!後でふんずりかえってるのは?コンカラか?」シトクがさらに後ずさる。


「八大童子が…勢ぞろいとはな…」

「おいおい…そっちには、セタヤとウグバか?このたわけ者が!あんまり舐めるなよ!」アクタが声を上げた。


「ひぇー……お助けぇくだせぇ………………なんてね………言うか馬鹿者共…この時代遅れのロートルがぁ…いや正確に、老頭兒ラオトウールか?知識が溢れるぜぇ!!!ガハハハ…俺から見たら…お前など!原始人なんだよぉ!で…お前が来てるって事は、バイシャか?まさか…エナか?お前を寄越したのは?」シトクが声を荒げる。


「お前達だけなのか?斥候か?で…バイシャは、なんだって?あ〜ん!エナでも良いが…何か言ってたか?」

シトク達はあたりを見渡す。


「なんだ、シトク?誰を探してるんだ?」

「魔王エナもバイシャ様も居ないよ!」ソレイユは言った。


「ハァ〜??なんだなんだ?個人的に会いたかったってか?この薄鈍共うすのろども!バイシャ様が、お前みたいな、下種に会うか!馬鹿者!」アクタが言った。


「誰が逢いたいかって、会いたくなんてねーよ…そのうち、俺達にひれ伏すんだよ!バイシャ共は!アハハハ…」シトクはあたりを、再度見渡した。


……なんだ…何に怯えてるんだ…確かに…バイシャ様から派遣されたと思うのが自然だなぁ……シトクは…完全対空防御、長距離攻撃武器の配備、たぶん、道には地雷か?で、時代遅れ?術式の事か?領域構築?確かに…時間が必要な物だ…強力である分、展開までの時間が必要なのは事実…銃や、爆弾は必要がない…銃や爆薬に匹敵する物は…神器、聖剣、魔道具か…詠唱が必要の無いものか…対エナ様にしては、長距離防御に特化しすぎ…そもそも…エキドナを何故、拉致監禁している。ん…まてよ…長距離攻撃??…なる程、演算術式、補正術式か…これを雑兵に持たせる為に、洗脳か…それにエキドナが必要なのか?…武田の名付けは、距離や空間、空域、領域などを脳に固着させる為の名付けって所か?なる程…本当の名付けに近い状態を作っているのか…上手く考えた物だ。…んまてまて!!……エキドナ?グライアイのエキドナ?詠唱無しの必殺の攻撃

?短距離戦を避け、遠距離攻撃で仕留める配置?エナ様や満里奈殿は、超超遠距離だ…なる程ね…短距離…対峙したら…ヤバい相手ね!アハハハなる程…怖れるのは…


「シトク…魔王エナ?バイシャ様?関係ないよ…私達は友人に依頼されてきたんだよ…私の元部下が、クーベラ達にたぶらかされて、ポルキュス達と何やら怪しい計画を企ている…改心する気が…有りや無しや!返答しだいでは、皆殺しにするつもりだか…聞いて来てくれとな…あっそう!そうだ…言い忘れた…エキドナを無事に返せと………グライアイを蔑ろにする奴は……決して赦さないからと…ね…かなり怒っていたなぁ…そう、かなりねぇ…友人としてあんなに怒っているの彼女を私は、見た事が無いよ…今、ラリュンヌが迎えに行っているよ…そろそろ…聞こえるんじゃないか?あの曲が…9人の騎士がやってくるかも…アハハハお前達の魂を貪る為にね…」ソレイユが、言った。


「嘘だぁブラフだ!有り得ないぞ!お前とは繋がりなんてないだろうが!」シトクは、叫んだ。


「関係ない?彼女は、友人なんだよ、前にアヴァロー様の陣で一緒になってなぁ……戦友になったんだ!彼女…怒っていたよ!…私も殺されかけたからね…友人だって容赦は無かったね!エキドナを拉致監禁に関係しているだろうってね!説明したさ…シトクってアホウが犯人だって!!やっと解ってくれたんだ…彼女、そう彼女の妹達も言っていたよ!シトク?小物風情が突っ張るなと!身の程をしれと…シトクは黒龍に、残りはアポフィスに食わせようって言っていたな…アハハハ…いや?君達の石像を的に、弓の練習をするかもな…アハハハ」ソレイユが言った。

「シトク様…まさか…アターナーが…??」ウグバが震えている。

「おい…シトク…」コンカラが言った。


「なんだコンカラ!小童は引っ込んでろ!」明らかにシトクは動揺している。


「これを耳に着けろ…」コンカラは、イヤーカフをシトクに見せた。


「イヤーカフ?なんだ…これをつけたら…なんだって言うんだよ!」

「良いから着けろ!」コンカラがイヤーカフを差し出す。

…シトクはイヤーカフをつけた。

…………!!

「おい下郎!妾は、リン アターナーである。お前か?エキドナを誘拐したのは?この愚か者がぁ〜グライアイを傷つける者!蔑ろににする者!楯突く者を…妾は決して赦さない!お前は死すら生ぬるい!お前には嘆きを、悔恨を!絶望を!絶叫を、恐怖を畏怖を与えよう!…魂の破滅だ!肉体の蹂躙だ!精神の侵食だ!待っておれ!」


「あっヒッヒッヒ!…アワ…アヒっ!」シトクは声にならない叫びをあげる。

「シトク様?どうしたんですか?」セタヤが聞いた。


「ここで一戦交えるもよし!好きにしろ!シトク…私は…アターナー殿が来る前に殺りたいがな!貸しを作りたいね…アハハハ」ソレイユが言った。

「…ぐっ!!」シトクの目が泳いだ。

「アターナー??リン アターナーがここに来るですか?」セタヤが絶叫した。


「一旦有岡城に撤退だ!ソレイユ…貴様は殺す!…乱眼!!」シトクの第三の目が、光る…


「逃がすかぁ!シトク!術式展開…空域空圧…反転!」エコウが叫ぶ!

…今まで外に出ていた。風が反転する。

「うおぁ!!」全員が壁に叩きつけられた。

…シトクの乱眼で…ソレイユ達は、全員が激し目眩に襲われた。…

「セタヤぁ!1人掻っ攫え!」シトクは叫ぶ!

「させるか!貴様!術式展開…空圧!」…グルグルと空気がドリルの様に、圧縮されて行く!「死ね!シトク!」エコウが叫ぶ!


「危ない!シトク様!」シトクの前にウグバが出た。ウグバを空気のドリルが襲った。


「ウグバぁ!」シトクは叫ぶ!

「シトク様…お早く…」背中に誰かを背負っている。

「炸裂させろォォ!」シトクが叫ぶ!

ドンドン!ドン…区画ごとに爆破さてれいく…


「逃げろ!生き埋めになるぞ!」コン叫ぶ!

「アクタ、エキ!エコウ!風で壁を作れぇ!」ソレイユが叫ぶ!

「術式展開…空圧!!」


ドドドーンドドドーン!壁が岩肌が崩れ落ちる。

……やがて爆発が止んだ…

つい先ほどまで、その地は渓谷だった。

両側には切り立つ岩肌が天を衝くようにそびえ、まるで大地そのものが牙を剥いているかのような威圧感を放っていた。

その岩壁には無数の穿孔が施され、まるで蟻の巣のように内部へと続く洞が口を開けていた。そこはただの岩ではない――人の手と意志によって築かれた砦。


おそらくグライアイの急襲を迎え撃つための、天然と人工が融合した要塞だったはずだ。

だが――その面影は、もはやどこにも残っていない。

幾重にも重なった爆裂が、山の骨そのものを砕いた。


今そこにあるのは、ただの岩山――

いや、かつて“渓谷要塞だったものの墓標”とでも呼ぶべき姿と成り果てた。。

砕けた巨岩が積み重なり、不自然な稜線を描きながら、沈黙している。

風が吹き抜けるたびに、どこかで小さな石が転がり落ち、その音が妙に遠く響いた。


ドドドーン!岩が吹き飛ぶ!

「将軍!無事ですか?」エコウの声だ!


「あぁ~かろうじてな…」岩をどけなから…ソレイユが顔を出した…。

「みんな無事かぁ!」

「あぁ…かろうじて生きてるよ…」コンカラが言った。「グルファクシは、いるのか?足をやられた…馬が無いと…きついかも…」


「…ソレイユ様…」アクタの声だ…

「アクタ無事か…」ソレイユは、埋もれたアクタを掘り出す。


「エキは…どうした?」

「ソレイユ様…あそこ…瓦礫から手が見えます、風でどかしますね…」エコウが言う


「エキ!無事か……ん?ウグバか?」エコウが言った。

かつての配下…ウグバが血だらけで倒れている…

「生きてますね…どうします?将軍」エコウが聞いた。

「情報が欲しい…治療…と言ってもまず、グルファクシを見つけないとな…コンカラ殿…見つけられるが?」ソレイユが言った。


「もう見つけました。あそこの森に隠れていますね!」コンカラが、言った。

「良かった…これで…助かるぞ!」


「動けるのは、私とエコウか!なら私が行く…エコウは、エキを引き続き探してくれ!」


……「まて…誰が来るぞ…結構な数だ」コンカラが言った

……「万事休すか……クソったれ」アクタが唾を吐いた。



不定期でアップします。満里奈達の活躍にご期待下さい。感想や、ブックマークよろしくお願い致します。

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