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プシケへ

72話目になりますわ…満里奈達は、会談を終えた後、プシケに帰還する事にします。新たな戦いは、目前に迫っているようです。

バイシャの城…会談を終えて…満里奈達は、部屋で会議を行っている。


「今後の方針もあらかた出たわね…」

満里奈が全員を見渡した。


「上様…石垣山城と姫路城に城主を置くことを具申したします。」サマンが声をあげる。


「そうね…今後、いくつかの城を築いていく訳だけど…石垣山…メビロス島攻略の為、姫路城、対武田ね…支城も必要と考えられるけど…誰か城主やりたい人いる?」


「満里奈様…学級委員を決めるんじゃないんですから…そんな挙手見たいな感じで良いんですか?」レインが笑った。

「ある程度の兵、そして配置、兵糧、武器など、仕事は山積みですよ!」


「はい、決まりぃ…石垣山城には、レインとフェリオサね!新婚さんには、新築の住居が必要でしょ?」満里奈が、意地悪く見つめた。


「上様…素晴らしい案です。この正信!感服しましたぁ!アハハハ…忠勝、城を壊すなよ…アハハハ!」


「げっ!上様…」レインが満里奈を見つめる。


「忠勝…石垣山城は、ある意味…重要な城だ…お前に任せたい。」満里奈は、レインを見つめる。


「ははぁーありがたき幸せ。」レインは平伏する。


「では…姫路かぁ………輝政!督姫よいかな?」

満里奈は、シンダラ、ココルを見つめる。


「お任せ下さい。」シンダラは、平伏した。


「プシケに戻りしだい…兵を送る。」満里奈は、シンダラとレインを見た。


「で…リンから連絡があった、姫路城には、巴殿のところのカリテイモとサカラ、アンフィトリテがいるらしい…」


「アンフィトリテ??アンフィトリテェ!あの魔女…巴殿の所に潜り混んでいたのかぁ!」ミッシェルが声を上げた。

「上様…至急討伐軍を…いや…アターナー姉様が討伐したのか?」


「聞け頼宣、頼房……!…心で聴くように……」満里奈が二人を見つめる。


「カリテイモ アエロー……サカラ クリューサーオール………アンフィトリテ ネーレウス………」満里奈は告げた。


「………エニューアリオス、アカエア!お前達の妹と弟よ…」


「エニュー姉…アカ姉…アハハハ…なんとまぁ」ステンノーが声を上げた。


「早く逢ってみいわね…多分だけど…アターナー姉様は、ネーレウスを殺す寸前まで…やってるね!」メドゥーサが言った。


「あっそうそう…私には解らないんだけど…リンがワルキューレの騎行をしかけたとか…アンフィトリテとスキュラを一騎打ちさせたとか言ってたわね…」満里奈が可笑しそうに5人を見つめる。


「ワルキューレの騎行ォォォォォォ?スキュラァァァ?一騎打ちぃ…???」エウリュアレとエマニュエルが顔を見合わせた。


「アターナー姉様!なんで…なんで…呼んでくれないんですかぁ!ワルキューレに!我々が居なかったら…締まらないでしょうがぁ!!」ステンノー!ミッシェルが同時に叫ぶ!

「9人目のブリュンヒルデを誰がやったんだろう??」ミッシェル達が会議を始めた。

「そもそも9人居ないでしょ?でも8人は必要でしょ?」

「悔しぃ!ヘルムヴィーゲと!ゲルヒルデ、オルトリンデは、決まってるでしょ?」

「まてまてぇーリン姉、アイリス姉、ヴァネッサ姉、アシュラ、ジャンヌ、シモーヌ……スキュラァ??あとは?」


「ハイハイそこ煩い!本当に…最後はエキドナよ」満里奈が言った。


「エキドナァァァァァァ!えっ幽閉されてるじゃないんですか??」

「自分で聞きなさい!リンに、で、エキドナは、まぁある意味…まだ生きてるわ…有岡城でね。」


「しかし…カリテイモ、サカラ、アンフィトリテ…三人ともよく生き延びたわね…満里奈様もよく解らないなんて……オホホホ!」フランソワーズが呟いていた。


「話しを続けるわよ…我々は、プシケに一時的に帰還する…ステンノー、エウリュアレ、メドゥーサ!戻るのだろう?ハマーン殿の所に、…」


「はっ…我々は、ハマーン軍に戻ります。と言っても、メビロス島攻略の時に、またお会い出来ると思います。ありがとう御座いました。エニューアリオス姉様、アカエア姉様…グライアイの絆は、永遠です。」


「ステン、エウリュ、メドゥ、再会を楽しみにしている。」レインは、三人と抱き合った。

「あっ…カフは貰っても??」メドゥーサが満里奈達を見つめる。


「あたり前でしょ?なんか…あったらすぐ連絡してね…」ミッシェルも三人と抱き合った。


「さて!プシケに戻るか…正信…転移陣を展開準備…まてまて、ここと石垣山城も繋がないとね…一旦、石垣山に行くわよ!石垣山と姫路城も繋がないと!」満里奈が言った。


「上様…バイシャ殿との転移陣は固定しますか?」サマンが満里奈に耳打ちする…。


「えぇ……ここは固定で…必ずよ、」

「了解しました。転移陣固定の件は、私からバイシャ殿に伝えておきます。バイシャ殿だけに解ける結界を張ります。」

「そうして…」


「さて…プシケに戻るわよ!」満里奈は、声高らかに宣言した。



再びニライカナイの森…姫路城


「武田の狙いってやはり、信長殿の首でしょうか?」サカラがリンに尋ねる。


「そうね…多分…でも、武田の狙いは、天下統一だと思う…」

「面白いでしょ?信玄とは、信長殿は直接相対した事はないでしょ?武田勝頼は、多分〜居ない…満里奈様は、一度、切り結んだわ…こっちの全滅だったけどね、アハハハ!私も含めて!皆殺しだったかな?あっ!2度か!2度目は、痛み分けだったわ…」


「詳しくは、満里奈様に直接聞いてみれは、後で来るらしいから…ここに!」


「えっ…ここに?いっらしゃるのてすか?」

カリテイモが、慌てふためく…

「昨日連絡があったから…もう直ぐじゃないかしら?」リンが言った。


……ドン!城が揺れた…


「あっ来た見たい……ね??これ?!これって…これは?……この波動は…まさか…」

リンの汗が、止まらない


巨大な気の塊が…昇ってくる。

空気が重い…いや、痛い…喉がひりつく感じ…踏ん張らないと…魂ごと引き寄せられる感覚…

ジャンヌ、シモーヌ、キャンディは、片膝をついて待ち構えていた。


「エナ様がおいでです。控えるように…」ジャンヌが皆に声をかけた。


ズドドドン!また城が揺れた。

姫路城か引き裂かれそうだ…引く力…弾く力…


「こっこっこっれは…こっれは、同時?」

シモーヌが声を絞り出した…


……声が、聞こえる…扉が開く…最初に入ってきたのは、白い和服のような戦闘服姿…目を鎧で隠した女性、黒いフレアミニカートの女性と、薄い青いに黒のラインの入った礼式戦闘服の長身の女性…三人は、片膝をついて控えた。


「出迎えご苦労…」黒い仮面…西洋の鎧のような服…赤いマント…織田信長その人であった。


「……カリテイモ…か?」エナが、声をかけた。

「信長様…、ご無沙汰しております。」カリテイモは平伏した。「ここに、控えますは、サカラ、アンフィトリテで御座います。以後お見知りおきを…」


「知らぬ顔だな…私が織田信長である。ん?何故生きている?いや、生きていられる?」エナがサカラとアンフィトリテを見た。

「エナ様…生きてるとは?」サカラがエナの顔を見た。


「んん?ん?これは…あれか?アハハハ!貴様ら〜グライアイの血脈か??リン!おい!リン!!!」エナは、リンの顔を見た。


「なんでしょうか?エナ様…??」リンは信長の前に進み出た。

「これは、巴は知っているのか?」エナは、リンを見つめる。


「いえ…知りません」カリテイモは言った。

「なら…言うな…サカラとやら、アンフィトリテ?…他言は無用ぞ!」


「いやまてまてぇー!!!アンフィトリテ??アンフィトリテェェ??」

「キャンディ!どうなっている?」

エナは、声を上げた。


「成り行きで…なんとなく??エヘヘ!」キャンディは笑っている。


「キャンディ……………お前は???気づいたのか?」エナはキャンディを見つめる。


「キャンディがぁ?スキュラって名前って事?」

「あぁ……」エナはキャンディを見つめた。


「アンフィトリテに逢って…思い出したよ」


「なる程…この気はキャンディか…てっきりカリュブディスと思ったから出向いてみたが…徒労に終わったな…」……「と言う事は、…キャンディ、アンフィトリテと戦ったのか?」

「戦ったよ…アターナー姉様に止められるまで〜エヘヘ…」

エナは、アンフィトリテ…リンを交互に見つめ…呟いた。


「なる程な…なる程ね…得心したわ…さて…さて………エキドナぁ………!」エナは、犬を見つめる。

エキドナ犬は、キャンディに抱っこされて寝ている。

「狸寝入りならぬ…犬寝入りはぁ、やぁめぇろう!」

……………

……………

「リン…この犬を石化しろ…ポーズは、ハチ公だ!エキ公として…安土城に安置するわ!」エナが犬に向かって言った。


「エナ様…上野公園の西郷さんのように…クーベラも石化して、クーベラの横にエキドナを並べるのはどうでしょう?」リンが言った。


「良いわね!あの犬の名前は、ツンだったな?なら…クーベラの忠犬ドナだな!アハハハ!」


「待って下さい…エナ様…何か御用ですか?」ついに、エキドナが折れた。


「一緒に有岡城に行ってもらうぞ…エキドナ、嫌とは言わせん!」エナがエキドナ犬を見つめる。


「私の救出に立ち会うのですか?」エキドナ犬がエナに…恐る恐る聞いた。


「…いや!違うなぁ…最悪の結末になった時、有岡城ぉ諸共!爆死してもらう為よ…アハハハ」エナは意地悪そうに笑った。


「ぎゃーーーやめてぇ!満里奈様…助けて下さい…アターナー姉!エニュー姉!ミネルヴァ姉…たっ助けてぇ〜〜!」


「さよなら…エキドナ…私達は、君を忘れないわ…Goodbye!」全員が、親指を立てた!


「ひぇー!人でなし!鬼!悪魔!エナ様ぁ………!」エキドナ犬は寝ているが…声は悲壮感に溢れている。


「さて…行くわよ!エキドナ、アハハハアハハハ!」エナは、犬を抱きかかえて歩き始めた。「可愛いなぁ…おーよしよし!お前は今日からプリティだな…プリティも私が好きかぁ…?んんん〜!」


「ぎゃーーーウギャー!!助けてぇ!ヘルプミー!エナ様ぁ………!」


「アヴァロー達も武田に向けて、戦略を練っているわ……カリュブディスも含めて…心してかかれ!三河殿…」

「エナ様…ご武運を」全員が平伏した。

「メビロス島で逢おうぞ!」


エナは、エキドナを連れて…消えて行った。


「さて…リン、我々は一度プシケに戻るわ…武田、カリュブディスを探ったら…即時撤退よ、戦闘は厳禁…戦う時は、決戦となるだろう…深追いはくれぐれもするなよ…」

満里奈はリン達を見つめた。


「さて、カリテイモ殿?いや…寧々殿、高虎殿、孝蔵主殿…任務が終わったら、一度プシケに来て下さい。歓迎します。」満里奈は、三人に頭を下げた。


「家康殿…我々のような者に、頭を下げるなど…勿体ない事…必ず伺わせて貰います。」

カリテイモら三人は、新ためて平伏した。


「さて…私達はいくわ…名代に、シンダラとココルを置いていく…リン…深追いは厳禁よ…武田を、甘く見ないでね…」

満里奈は、リンを抱き締めた。


「満里奈様…カリュブディスを必ず発見します。」リンは、満里奈を見つめる。


「満里奈様…許可を頂ければ、一度、バイシャ殿に所に戻りたいのですが…」

「ハイラ…メキラ達が心配なの?」

「はい、満里奈様…メキラ姉様と話しをしておこうかと…」ハイラが満里奈を見つめる。


「満里奈様…我々も同行します。」

「……シンダラ…ココル、貴方達もか…」

「ハイラ、シンダラ、ココル…バイシャ殿の城に行く事を許可します。」


「ははぁ…ありがとう御座います。すぐに後を追います。サマン様…ゲートを使う事…合わせて許可願います。」ハイラは、サマンに問いかけた。

「良いだろぅ…気をつけてな…ハイラ、」


「じゃプシケで会いましょう。」

満里奈達は、プシケへのゲートを、ハイラ達は、バイシャへのゲートをくぐって行った。


「さて…我々も北に向かうか…」リンが声を上げる。


--ジン一郎…武田もしくは、カリュブディスの痕跡は、見つかった?--

---いえ…まだ、なにも発見できませんリン様---

--ジン三郎は、姫路城に、待機して、何かあれば連絡.--


「今日は疲れたわ!明日1番に探索に出発する。」  

「了解!サカラがいるから…楽しい旅になりそうね!」ヴァネッサがサカラの肩を叩く…「良い寝床を頼むわよ!食堂とお風呂は、絶対だからね…」アイリスがカラカラと笑った。



不定期でアップします。満里奈達の活躍にご期待下さい。感想など頂けたら幸いです。

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