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夜の幼馴染

夜がやって来た。

健斗は宿題をしていたので奈々の姿をしばらくみていなかった。

「奈々どこ行ったんだろ。」

するとドアが開いた。

「けんちゃん!ご飯できたよお!!!」


「奈々が作ったの?」


「うん!おじさんとおばさんが夜帰るの遅いらしくて夜頼まれてたんだー。」


「そっか。」

健斗は少し怖かった。以前奈々がバレンタインのチョコを作ってくれた時塩辛かった時の経験が蘇ったのだ。


恐る恐る下の階におり食卓につくとそこには美味しそうなハンバーグが置かれていた。

「ふつうに美味しそう。」


「けんちゃん食べてみよ!ほら。」


ナイフでハンバーグを切るとチーズが大量に出てきた。

そして一口食べてみた。

「え、美味しい。美味しいよ!奈々。」


「ほんと!?やったあー!!」

「私ね最近料理どんどん練習してるんだー。」


「そうだったんだ。でもなんで急に?」


「そ、それはその....けんちゃんのお、お嫁さんになった時に....備えて...ね...」


「ん?なんて言った?小声で聞こえないよ。」


「なんでもない!!!!」


夕食を食べた後そのまま健斗は眠ってしまった。

午後9時 健斗は目を覚ました。

「あ〜〜。お風呂入ろうかな。」


風呂場で服を脱ぎ扉を開けた。

そこにはシャワー中の奈々がいた。

「な、奈々...お、おっぱい、そ、それにち...」


健斗はお風呂の湯気で少しボヤけていたが奈々の裸を見てしまった。

奈々は顔が赤くなった。

「け、けんちゃんのバカぁー!!!!」


その日健斗は桶で殴られた痛みで眠れなかった。

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