↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クラス一真面目子ちゃんをメンヘラに開花してしまったようですね♥  作者: 櫻木サヱ
街も家庭も巻き込む!日常侵略拡大戦線♡♡

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
36/41

副会長のツッコミ炸裂

街中で二階堂が雨宮の腕にしがみつき、過剰な執着を見せているのを見て、副会長・小早川美咲は静かにため息をついた。

「二階堂……本当に、少し落ち着いたほうがいいんじゃないですか」


二階堂は振り向き、泣きそうな目で美咲を見上げる。

「美咲さん……どうして私の気持ちがわからないんですか……寂しいんです……!」

声の端に震えが混じり、頬はほんのり赤く染まっている。


美咲は困った顔で手を腰に当て、落ち着いた声でツッコミを入れる。

「寂しいのはわかるけど、雨宮くんをそんなに縛ってどうするの? 周りの人も巻き込まれてますよ」


二階堂は小さく唇を噛み、涙を堪えながらも、腕を強く握り返す。

「でも……離れられたら……耐えられません……!」

雨宮は肩をすくめて少し距離を取りつつも、困惑した表情で答える。

「そ、そうだけど……二階堂、みんな見てるし……」

(……どうしてこんなに必死なんだ……怖い……でも……なんか目が離せない……!)


その光景を見て、通りかかったモブたちがざわつく。

「先輩……やばすぎる……手に負えない……」

「でも、なんか見てて面白いな……」

小学生や犬の散歩をしている人も立ち止まり、二階堂の暴走っぷりを目撃してクスクス笑う。


そこへ生徒会長・西岡が背後から現れ、眉をひそめながら二階堂を見つめる。

「……副会長、あの暴走を止める方法はないのか?」

美咲はにっこり笑いながら肩をすくめる。

「無理です。見てるだけでも面白いんですから」

西岡は赤面しつつも、二階堂の感情の激しさと迫力に圧倒される。


二階堂は泣きそうな顔で雨宮にしがみつきながらも、モブや生徒会の視線も全く気にせず、自分の気持ちを必死に伝える。

(離れられるなんて……考えられない……雨宮くん、お願い……そばにいて……!)


街角の風が吹き抜け、通行人の帽子や小さな紙片が舞う中、二階堂の無邪気で暴走気味なメンヘラ愛は、雨宮の困惑と街のカオスをさらに加速させ、笑いと混乱の渦を作り出すのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。