小さな誤解の大騒動
放課後、雨宮くんとまひるは学校のすぐ近くにある公園を通りかかった。
まひるは無意識に雨宮くんを守ろうとし、道端の小石をどけたり、ベンチの角度を直したりする。
雨宮くんは少し照れながらも、その優しさに心が温かくなる。
「……まひる、そこまでやらなくてもいいんだよ?」
「いいんです♡ 雨宮くんが快適なら、私は嬉しいですから♡」
まひるの笑顔は、どこまでも無邪気で、でも少しメンヘラ気質。
しかし、そこに偶然通りかかったのは生徒会長・西岡と副会長・小早川美咲。
「……公園まで来てるのか、二階堂……」
西岡の声には、嫉妬と不安が入り混じる。
副会長は冷静に観察しつつも、心の中でニヤリ。
「西岡……焦ってますね。かわいいです♡」
さらに、クラスメイトの木下玲央や佐伯ののかも偶然通りかかり、様子を見てざわつく。
「え、二階堂先輩、公園まで日常侵略してる……?」
「雨宮くん、もう完全に巻き込まれてる……!」
その瞬間、小さな事件が起こる。
犬の散歩中のおばあさんが通りかかり、まひるが雨宮くんを守ろうとして手を伸ばすと、
小石を避けた拍子に犬がちょっと吠える。
「わわっ!」
雨宮くんもモブたちも一瞬びっくり。
その騒ぎを見たモブたちは、まひるの行動を「誤解」する。
「え、もしかして……二階堂先輩、雨宮くんに告白……?」
「いや、違う……でもなんかドキドキ……!」
西岡は内心で焦りながら、表情には出せず。
副会長はそれを見て笑みを浮かべる。
「西岡……かわいそうですね♡」
ひなたは遠くでため息をつきつつ、心の中で叫ぶ。
(学校も外も、完全に日常侵略カオス……
まひる、やっぱり止められない……!)
こうして、まひるの無邪気で暴走気味な愛情は、雨宮くん、モブ、生徒会長、副会長、そして街の人々まで巻き込み、
小さな誤解が大騒動へと発展。
ギャグと恋愛、混乱が入り混じる日常侵略は、新たな段階に突入するのだった。




