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第41話:週末の予定

いつもどおりクラスでランチを5人で食べていたのだが、


「ねぇ、中間テスト前にみんなで週末に遊びに行かない?部活は午前で終わるから、午後からなら大丈夫なの」


宮沢さんから皆で遊ぼうという提案があった。


「いいね。テニス部も午後は自由練習だし、たまには皆で遊びにいくのもいいかもな」

「私も午後なら大丈夫」

「私も」


どうやら全員、週末の午後なら大丈夫のようだ。


「それなら、今週末の午後に遊びに行こう」

「「「うん」」」

「あのー。私たちも参加していいかな?できれば一緒に遊びたいなと思っていて」


週末に遊びに行くことが決まったところで、袴田、水野さんのグループの5人が参加したいと言ってきた。袴田が俺に小声で話しかけてきた


『すまん、池上のためにも協力してくれないか。玉砕するにしても見届けてやりたいんだ』


池上で玉砕するとしたら、一体だれが付き合えるというのだろうか?と思ったが、大人数で遊ぶというのも悪くないだろう。


「いいんじゃないか、大人数の方が楽しいだろうし」

「そうね、せっかくのクラスメイトなんだし」

「それじゃ週末にこのメンバーで遊ぶということで。待ち合わせは」


こうしてクラスメイトで週末に遊ぶことが決まったのであった。


□▲□


「夏樹先輩、調理室に行きましょう!」


放課後になって佐伯さんがクラスにやってきた。最近は毎日のようにクラスまで迎えにやってくるようになっている。


(えっ、下の名前で呼んでいるよ)

(ついに付き合うようになったのかな?)


下の名前でいきなり呼ぶようになったことから、クラスが騒然としている。


「ちょっと、いきなり下の名前で呼ぶと誤解を招くから」

「でも、これからは夏樹先輩って呼ぶって言いましたよね」


確かに言ったね。でもこんなクラス中のみんながいるところで呼ぶとは思っていなかったんだよ。


「とにかく勉強会が終わるまで待ってくれる?」

「はーい。」


いつもどおり、勉強会を5人で始めることにしたのだが、宮沢さんが近くによってきて小声で聞いてきた。


『ねぇ夏樹君、後輩がいきなり下の名前で呼ぶようになっているんだけど、何があったの?』


宮沢さんも下の名前で呼んだことなかったよね。と思ったがそんなことを言うこともできず、


『いや?何があったのかさっぱり。今日の朝に、用事があるということで一緒に学校に来たんだけど、そのときにこれからは夏樹先輩と呼ぶって』

『ふーん。』


納得してくれたのかはわからなかったが、それ以上の追求はなく、そこからはいつも通りの勉強会となった。

第41話までお読みいただきありがとうございます。よろしければ評価、感想などを頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

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