自信を持って、少しずつ feat.渉杏珠
本日、7日は七夕でもあり、
双子姫出演、あんちゃんこと杏珠の誕生日です!
双子姫キャストは全員、こちらが
初公開となります!!
ぜひ本編と合わせてお読みください!
おめでとう、あんちゃん♪
「杏珠ちゃんは本当に可愛いわねぇ。あなたは、私の自慢の娘よぉ」
名前って、どうしてあるんだろう。
小さい頃の私は、自分の名前が嫌で、嫌で、仕方なかった。
両親にとって初めての娘だった私は、宝石のように輝いた存在、と言う意味を杏珠の名に込めたらしい。
別に、それが嫌だったというわけじゃない。
ただ自分が、親の言う「可愛い娘」ではないことが申し訳なく思っていた。
男子にからかわれ、いじられ、女子には調子に乗るなと言われつづけ……
いつからか私は、自分の名を語るのをやめてしまっていた。
「あんたも何か言いなさいよ! 何も言わなきゃ、いじめなんてなくならないわよ!」
自分がいじめられるかも、という恐怖心もなく助けてくれたのに、どこか捻くれていた。
ただ一人、あの子だけは私の名を笑わなかった
紬「あ、すごい。晴れてるから、よく見えるね。天の川」
紫乃「ふふん、これも日頃の行いのおかげね! だから言ったでしょ? 心配することないって!」
彼女に出会って、私の見ている景色が変わった。
一人で、暗く何もなかった場所。
それが今では、たくさんの人がいる眩しい世界へと繋がっている。
紫乃「そうだ、あんちゃん! せっかくだし、短冊にお願いでもしない? あんちゃんは誕生日なんだから、きっと織姫様達も叶えてくれるわよ!」
紬「それ、いいかも。紫乃はなんてお願いするの?」
紫乃「私はもちろん馨君の……って、何言わせてんのよ!」
杏珠という名は、私には荷が重い。
今でも、少し言うのは億劫なところがある。
でも、そんなことないと言ってくれる人が少しでもいるのなら。
杏珠「じゃあ、私も書こうかな。ずっとみんなで、こうして一緒にすごせますようにって」
この名前に恥じない自分になれるよう、頑張っていきたいな。
fin
next character is Yubu someone……




