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死の色  作者:
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死は決してなまめかしいものではなく、……どちらかといえば、醜いものだ



 諫山実生 - 月のワルツ


 を 聴きながら


 ””



 ……私は、リアルな死を見つめようとするのなら、……それを絶対に美化したくはない、醜いものは醜く、大切な命の色を何ものせたくないと思える程には、無色であると思えてしまう。


 ……けれど、死は、美化されやすいものであり、それは何故美化されやすいかと言えば、


 そこに間違えようもなく、きっと、一滴の美が落ちることがあるからなのだろうと思う。


 ……けれど、私は実際の死で、そのような一滴の美を目にしたことなどたった一度もなく、冷たい病院は、大嫌いだ。


 飼っていた動物たちの死も野生動物の死も、野鳥や、飼っていたインコや、飼っていた鯉や、金魚の死だって、全て、死んだ瞬間から彼らは無色でしかなかった。命の色がそこにほとばしることなどなく、そこには、肉となった無しかない。


 置物としての美をそこで見ようと無理やりにでも見ようとするのなら、それは可能なのかもしれないが、けれど、生き物は命を失った瞬間から腐敗を始めるし、その分解されていく様は、美を捻出する前に観察者の方が根を上げそうだ


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