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月の色は美しい
諫山実生 - 月のワルツ
を 聴きながら
””
冷たい月の色は、ひどく寂しく見えることもある けれど、その月の色でなければ表現できない夜がある。その月の色の下でなければ目を背けてしまうような哀しい夜がある。
それは、きっと、夜という比喩でしかなくとも。
それは、きっと、月のという比喩でしかなくとも。
””
儚い美でなければ表現できないものがあり、儚い美でなければ救われない時があって
きっと、そういったとき、どうしようもなく、人は、そういったものを求めるのでしょう
そこに色濃く見える死を意識しなくとも、そこに何かを投影して
それは、そこに重ねられた美しさに重ねるように見えてしまった自らの哀しさかもしれない
それは、そこに重ねられた美しさに重ねるように見えてしまった自らの寂しさかもしれない
それは、死を表現したかったのではなくきっとそこに婉曲して重ねたそれを表現したかっただけで、その美しさをそこに刷毛で塗るようにぶわっと重ねただけというわけでは、
……きっと、ないのです、
それを、……きっとわかってほしい、いえ、もしかしたら、解っていらしての発言なのかもしれない、だとしても、ひどくそれは焦燥感を感じて 言わなければならないと 思えてしまいました




