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あやかし妖魔妖怪大戦~サービス開始前のソシャゲに存在する自分~  作者: kuro1231


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8/22

全知全能、故に無敵

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「長いですね」

「あんまり早く走れないからねぇ」

両腕、両足を縄で拘束された状態で、赤鬼さんにお姫様抱っこされている

赤鬼さんが走る場所は神社へと続く階段


自分では想像もできないような速度で階段を駆け上がっていく


(今回は体温が上がってないな。トップスピードになったら熱くなるのか?)

赤鬼さんの服は、、服?と言えるか怪しいものは結構な露出度である

それは体温が上がりやすいからなのか、赤鬼さんの美的感覚がそうなのか

(うーーん、どうなんだろうか?というか筋肉も凄いなぁ、こんなに近くで見たのは初めてだ)

そんなくだらないことを考えている内に、赤鬼さんの足が止まった


「着いたよ」

「大きいですね」

視界の先に映る神社は非常に巨大だった

(横にもデカいな、、、これ拠点か?)

新谷はある考えが浮かぶ


(ソシャゲならば、拠点やらガチャを引く場所があるはずだ。それがここなのか?)

その時に閃く

(朝の石ガチャ石だ!!虹色の石なんてガチャにしか使わねぇだろ!)

赤鬼さんから降ろされた時に、腰に括り付けていた袋を握る


「赤鬼さん、この石が何か分かります?」

「うん?ほーーー、珍しいな宝生石だ。これを龍へと捧げれば数多の祝福が得れるんだよ」

祝福、良き言葉だ。心がワクワクとしてくる

「龍はどこにいるんですか!」

「ここだ」

「・・・ここ龍を祀ってるんですか!!」

龍、それは幻想種族の中で最もカッコいいよく、最も強く、最も可愛い種族


「速く行きますよ!龍に会わないと!あ!龍って蛇みたいな龍ですよね!!」

「そ、そうだが、、どうした急に」

赤鬼さんが柄にもなく困惑した表情をしている

「いいか!行きますよ!!」

「・・・分かった」

両足でしっかりと走り出す。その時の速度は赤鬼さんすらも凌駕しただろう

ーーーーーーーーーーーーーーー

我は驚くことが基本的にない


怯えることも無い。全能だからだ。全知だからだ


万物を作り出す存在、それが我だ。それが龍だ。それが神だ


人や妖怪や妖魔やあやかしや魔物から見たら、我は全知全能だ


この世界に存在する生物は我の能力、知識の足元にすら届かない


我は神だ。我は龍だ。敗北はない。そう確信していた


だが、我は恐怖を抱いた。能力で敗北すると本能が告げる存在が現れた


その存在は気配を消し、我の傍にいるのではないかと、、思い込むようになってしまった


その存在すらも目にしたことも無いのに、恐怖を感じていた


我は神だ。我は龍だ。我は、、殺されない。絶対に殺されてはならない


この世界を維持する為にも、この世界を守る為にも


我は生きなければならない。プライドを捨て、力を無散させ、そこらの人並みの力になったとしても


我は生きる。龍の力の大半を捨て、その存在が我を見つけ出さないように


そんな自問自答をしている時、ある人間が我の領域内に入ってきた


我の存在を知った瞬間に興奮した様子で、こちらへと駈けて来た


その存在は矮小な存在では無かった。我の世界に生まれたにしては、異様な潜在能力があった


「こやつを使うか」


我を脅かす存在は、弱体化している。この世界の¨妖力¨に弱い

だが、本気を出せば、弱体化すらも跳ねのけ、我の喉元を貫くだろう

じゃが、本気は長く続かない。それは生物であるのならば当然のことだ


こやつを使って無理矢理本気を出させる。出せた後に、我が恐るべき存在を抹消する


「巫女よ。我は潜伏する。じゃが、潜伏前に天命を出すべき存在が現れた」

「そうですか。今後は食材が余りますね」

「安心せい、もう一人の者がここに住まわせるからのう」

「なら安心ですね」


我を存在を脅かす者を消さなければ



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