第2話蜘蛛のお医者さん
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
ドンドンと扉を叩く。叩く扉は木造
「蜘蛛さん!新谷だ!」
蜘蛛さんは、蜘蛛の妖怪だ。家をくれた人でもある。死ぬほどぼろい家をくれた人だ
「なんだなんだこんな夜更けに」
「まだ夕方だ。こいつを見てやってくれないか?」
「・・・新谷、腕はどうした?見たところ噛み傷だが」
蜘蛛さんは2本の足で桜を俺から回収しながら、腕の傷について問う
「狼に噛まれたんだよ。一回だけだが」
「狼?この地帯にいる訳ない生き物だな、、、ッッウ!!」
蜘蛛さんの顔が歪む
「なんだ!この妖力は!ウグゥ!!」
蜘蛛さんの足が俺の頬を通り過ぎ、頬の皮を抉る
「俺に触れてるからだ。この力を吸いまくってるだけだ」
「ガ˝ァ˝ァ˝!!」
蜘蛛さんが大きくその場をのたうつ回る
蜘蛛さんはそこそこデカい蜘蛛の妖怪らしい
蜘蛛の体に人の上半身がくっついた妖怪であり、蜘蛛の体の部分は非常にデカい
足が長く、毛もふさふさの足、その足がが暴れている
「おい新谷」
桜が俺に対して言葉をかける
「一発ぶん殴って止めろ」
桜は未だに蜘蛛さんの足に掴まれている。掴んでいる足は一切動いていなく、謎に発光している
そして、時が止まった
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「不味いことになった」
自分は考える。これは負けイベではないかと
「ステータスの差がえげつない。こっち数十なのに、相手数千」
閲覧した蜘蛛さんもとい、¨蜘蜘¨さんのステータスは数千程の高さのステータス
対してこちらは数十のステータス
圧倒的な負けイベだ。床のマスにも特に何もない効果がない
技の質すらも完敗している
自分の技の威力は50と表記されている。蜘蜘さんの技、¨一つ目の技¨の威力は200
「何かしらのイベントだな。ソシャゲ的に考えよう」
まず最初の狼の戦闘、あれが恐らくチュートリアル戦闘だろう
こうやって攻撃しますよ、こうやって戦いますよ
そういう簡単すぎるチュートリアルだ
その次には2つ目の技が解禁されたり、仲間が追加されると思う
仲間との配置はこうであるというチュートリアルが追加されるはずだ
だからこの戦闘は負け、恐らくワンパンされた後に誰かが来て
共闘する形で進むのだと思うの、、思うのだが
「このゲームには死が存在していない」
そう、事前登録をする段階で見た戦闘画面紹介画面
それには倒された味方が数ターン後に帰ってくるというのが強調された画面があった
「自分が面白いそうだと思った理由がそれだろ?今はそれの説明が入るのではないか?」
自分はそう考えた。自分がワンパンで死を経験する
そして、数ターン後に帰ってくる要素の説明が入る
そうなのではないか?そうであった場合、自分は、俺は、死を
「・・・・・・・」
恐怖を感じた。死の恐怖を感じた
この世界はゲームの世界だ。ソシャゲの世界だ
だが、自分は、ゲーム世界のキャラではない。現実世界のキャラクターだ
故に、躊躇してしまう。死を体験することに対して
「やるか」
だが、新谷は楽しみを感じていた
「死、恐怖を感じるな」
新谷の心臓は大きく鼓動を続ける
「誰もが恐怖し、誰でも訪れる最後の、、、」
脳から快楽性物質が出てくる
「体験してみよう。普通ではない。事柄を」
戦闘開始を宣言した
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「ク!」
最悪だ。蜘蜘さんと戦うことになるなんて、心の中で新谷は呟く
「新谷早く攻撃しろ」
「うるせぇぞ!元凶!」
「ガアアアア!!視界が˝頭がぁ˝!!」
蜘蜘さんの足が縦横無尽に動き回り、周りの物を破壊する
「ヤァ!!」
鞘に入った刀を蜘蜘さんに対して振り下ろす
ぱすっと軽い音が聞こえる
「ア˝ア˝ア˝!!」
「!!??」
ぐちゃり
そんな音がお腹から聞こえた
【ゲームオーバー】
【サービス開始前に戻ります】
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