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第7話
「大丈夫ですか。今救急車きますからね。あっ、カバン見てもいいですか。応急手当しなければならないので。」と私が聞くとこくっとうなずいた。そしてカバンをみるとーラッキーだった。長いタオルがあった。
女性に「これ使いますね」といったら、またこくっとうなずいた。そして傷口にタオルを巻いた。が膝から下がないので血がどんどん出てくる。見ると20歳台の女性だ。スーツを着ていた。その女性が今、苦痛に顔を歪めている。その女性がきた道をみると血が1本の線になっていた。そして、女性の左足を見ると黒のタイツだけで靴を履いていなかった。私が聞く。
「靴、履いてました?」女性が言う「8㎝のハイヒールを履いていました」見ると1m先にハイヒールが落ちていた。拾ってみると膝から下がない方の右足の方のハイヒールだった。その時救急車が来た。降りて来た救急隊員に聞かれた。「履物、この女性は履いていないんですか。」とそして私は
「切れている右足の方のハイヒールはあった。でも証拠とだから持っていけません。」と言った。
救急隊員はわかったという顔をして女性を担架に乗せた。その時女性はとても痛かったのか安堵したのかわからないが気絶してしまった。そしてその女性が乗っている救急車は病院へ直行した。




