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第5話
勝負が始まると先に山梨高校の子がリードした。そのまま離されるかと思いきや、大田君もその後ろについていく。そして5%の坂にさしかかっても大田君は離されないから、山梨高校の子が
「すごいね。ここまでついくるなんて。」と言っている最中に大田君が
「うん」と答えた。そして12%の坂にさしかかった。2人とも速い。12%の坂にさしかかった10秒後に「大田君とこの子はクライマーなんだ。」と理解した。そしてゴールのヘアピンカーブに着いた。勝負は山梨高校の子が制した。そして、大田君と山梨高校の子はそこで別れた。私が自転車で坂を下りながら聞く
「あの子は誰なんだい。」すると、大田君が
「西波君って言います。この前、喉が乾いて道に倒れていたらボトルをくれてそして部活とかの話をして帰ったんです。っていうかいつからいたんですか?」という。私は恥ずかしいので
「え・・・えーっと、ま、ま、とりあえずこの時間だし、家に帰ろっか。」と話をそらしてCPSから出た。




