第4話
私と大田君はとっておきの練習場所に着いた。そして、私が大田君に
「ここ、どこかわかる?」と聞く。すると、大田君が、
「わからないです。」と返答する。そして、私が答えを教える。そして
「ここは自転車道路隊が山梨国をあげて推進している自転車競技の練習場所CPS(自転車練習パーク)だ。午前中は国民に開けているが、午後になると自転車競技部専用のコースになるんだ。あっ。今、目の前のコースを通ったのが自転車競技部の強豪校、山梨高校だ。どうだい、君は今、ロードバイクを持っている。だからコースを走っておいで。僕はここで待っているから。」と誘いをかけると、大田君は
「あっ、いいんですか。じゃあ、走ってきます。」といい、走っていった。そして、私も暇だから走ってみることにした。体は意外となまっていなかったのですぐに大田君の後ろに着いた。みると、大田君が山梨高校の子と何か話しながら自転車を漕いでいる。せっかくなので黙って聞いてみることにした。すると、山梨高校の子が
「君は、あの時の!」と言うと、大田君が
「ああ。そうだよ。僕だよ。」と言う。そして山梨高校の子が
「ここは初めて来たみたいだね。コースの説明をしてあげるよ。ここのコースは数字の8みたいになっているんだ。そして、ここをまっすぐ行くと斜度5%の坂が見えてくる。そしてその先にある陸橋を渡ると今度は斜度12%の坂が出てくる。その12%の坂を5㎞ぐらい行ってヘアピンカーブを曲がると今度は斜度10%の下り坂がある。そこを下り終えるとゴールだ。そうだ。せっかく来たんだからそのヘアピンカーブまで勝負しようよ。」というと大田君は
「うん、いいよ。」と言った。




