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地下へ

 街の中を確認すると、既に混乱状態の市民が暴徒と化し、農具や棍棒を振り回しながら大通りを闊歩していた。細かい路地から悲鳴が上がり、阿鼻叫喚の様相を呈していた。


「グランペを探せ!!」

「奴らを根絶やしにしろ!!」

「俺たちが浄化してやる!!」


 今まで会ったグランペは、寿命が通常の人間より長い影響か見た目がやや幼かった。恐らく、彼らも子供を標的にして襲撃しているのだろう。


とりあえず、リーカたちを外に出す訳には行かない。だが、彼らは一軒ずつ建物を調べて怪しそうな子供を探しているようだった。商業ギルドの会館に留まっていても危険であることには変わりなかった。悩ましい問題に頭を抱えていると、マーガレットの部下───【新世界】の構成員が、俺に地図を手渡してきた。


「これは……?」

「この街の地下の地図です。この街では水汲み場だけでなく、一部の重要施設のために地下にも水道が整備されていて───」

「……ちょっと待ってくれ」


 俺は彼の言葉を遮る。


「それは……俺たちの脱出のために用意してくれた地図なんだよな?」

「おっしゃる通りです」

「つまり、ここから安全に地下に降りれて、尚且つ人がとっても問題無いような空間がある、ということだな」

「健康に害はないはずです」


 俺は、今まで見落としていた物を見つけたような気がした。


「……そこに、人が住んでいる、なんてことはありえるか?」

「確認していません。緊急時ですのでお助けになればとこの地図を渡したのですが、通常、人が通ることすら想定していないので……」

「あぁ、助けになった!! リーカ、シルト、行くぞ!!」


 俺は早速建物の中にあった地下水道の扉を開いた。それはまるで現代のマンホールのようだったが、数メートルほど梯子を降りただけで広大な用水路に辿り着いた。


「凄い……地下にこんなものがあるなんて、どうやって作ったのかしら」

「シルト、君の力で作った街の方が余程あり得ないぞ」


 二人はランタンを上に掲げて、物珍しそうにあたりを見渡す。


「他のグランペが【ケガレ】で作ったのでしょうか」

「いいや、違うな。壁にノミで彫った跡がある。これは人力で作られたものだ。……こんなもの、水道の整備のためだけに作れるはずがない。他に、何らかの目的があるはずだ。例えば、何かを隠すため、とかな」

「それって……!?」

「グランペがここに居る。ということですか?」


 頷いて、地図を照らす。


「あぁ、脱出する前にこの街のグランペをここで探すぞ」

ワールドカップ始まったね

NBAファイナル全試合見て疲れたところで、ワールドカップはもっと朝早くて大変だ

あと、井上監督は退任しなさそうです(監督代行嶋ヘッドコーチは嫌だから、個人的に朗報寄りではある)

ちょっとサボりすぎたのでペース上げようかな

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